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「悪の根である貪欲、この憎むべき有益なものは、贅沢という高価な罪に対する奴隷で ある」。これってどういう意味ですか?難しくてわかりません↓

A 回答 (2件)

誤訳なので、わからなくて当然です。

こんな文章では意味不明です。

マンデヴィル「蜂の寓話―私悪すなわち公益」第180行

悪の根源である貪欲は、
有害な悪徳と不機嫌にののしられるが、
浪費という高貴なる罪の奴隷である。
しかし、贅沢が百万人の貧乏人を雇用し、
不愉快な高慢がさらに百万人を雇用する。
ねたみと虚栄心は、
工業の召使であった。

https://archive.org/stream/fableofbees00mand#pag …

つまり、

裕福な人間の個人的な貪欲は浪費につながらざるを得ない。それは悪習とののしられる一方、「高貴なる罪」とも言える。なぜなら、そういう個人の贅沢を満たすために工業が栄え、貧しいものが職を得るからである。

副題にあるように、「私悪は公益をもたらす」という皮肉です。「蜂の寓話」は、経済史でも重要な意味を持つ風刺的著作です。
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「貪欲」とは、欲が深いこと。


欲が深いと基本的に憎まれますが、欲が深くなければ、何ものも手に入れることはできません。
このように、有益とみなす事が可能な側面も「貪欲さ」にはある。
ただ、そのような「貪欲さ」によって得られるものとは、基本的に贅沢なものがほとんどである。
「贅沢」とは不必要なほど高いお金を使うこと。
つまり、一種の悪とみなして差し支えないため、贅沢は「高くつく罪」であると言える。
このような、「高価な罪」である贅沢が実現可能となるためには、その贅沢を実現するために奴隷のように奉仕する「貪欲」という心理状態が必要とされるのである。
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