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文庫の売れ行きがここ数年落ちていると聞きます。
なぜでしょうか。
また、ライトノベルの売れ行きも落ちていると言いますが、理由はまったく同じでしょうか。

A 回答 (6件)

ネットを始めてからは確かに本は買わなくなった。

一般的な知識や情報はこれまでは本からそれを仕入れていたが、今ではネットで十分。特に何か特定のテーマについて詳細に知りたい時などにはネットは絶大なる威力を発揮する。本を購入するのはほとんど音楽や医学の専門書か、定評のある古典などに限られるようになった。

 こうした私のような人間は世の中にかなりいるのではないか。本は一冊あたりの情報量を考えれば確かに安いが、ネットはもっと安い。(パソコン購入などの初期投資は別) 特にADSLやFTTHの普及がめざましく、常時接続となれば使わにゃソンソンということになるから、必然的にネットに向かう時間と労力が増える。当然今まで読書に向かっていた時間、労力、カネは減らさざるを得ない、ということになる。

 通勤や出張などによる移動時間もこれまでは文庫本片手にという人が多かったのであろうが、現在はケータイメールやiモードなどで十分暇つぶしは出来る。それにi-podなどで音楽を聴いている、という人も多いだろう。いずれにせよ、こうした移動時間においても確実に読書離れは進んでいるといえよう。

 さらに最近は電子ブックも普及し始めている。私は使用したことがないが、値段がもう少し手ごろになって、扱いやすくなれば購入してみたいとは思う。現在の音楽配信のように、インターネットで文庫本より安い値段で気軽に漱石、鴎外などの古典がダウンロードできるようになれば子どもが中学生くらいになったら使わせてみたいし、なにより本を置いておくスペースが節約できるのが私のような引越しをよくする人間などにはありがたい。しかしこんなデバイスが普及すればますます本は売れなくなるだろうね。”読書”をする人の数は減らなくとも印刷物で読書をする人の数は確実に減っていくであろう。

 結局、本の売上げの減少というのは構造的なものであり、小手先の工夫などやってもあまり効果はないと思う。特に前述のようなインターネットを介した電子ブックがもっと読みやすくなって普及すれば、今後は年配層の方々などがどっとネットに参入するようになるだろう。そうすればさらなる本の売れ行きの減少に拍車がかかるのは避けられない。今後はベストセラーなども本屋へ行ってその本を買って読むのではなく、まずインターネットからダウンロードして電子ブックで読むという時代になるかもしれない。

 かつては書斎といえば所狭しと本を積んでおくのが相場だったが、今後はハードディスクやメモリに納められ得るものは納め、大部で稀少な専門書のみを本として所有する、というのが自称インテリのファッションとなるかもしれない。本という印刷物によるメディアがなくなることはないだろうが、その情報や知識の伝達としての役割の一部は確実にITにより代替されていくであろう。

http://www7.plala.or.jp/machikun/dokusho.htm
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この回答へのお礼

本の売り上げ減少が構造的なもので、小手先のことでは効果がないというところ、深く納得できました。電子ブックで減少という話もありましたが、電子ブックがなけれb、もっと減少と考えることもできるかもしれませんね。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2015/12/15 10:24

私もそうだけど、ブックオフで買う人が多いのではないでしょうか?


ブックオフの100円のコーナーで一冊だけを選ぶって何とも知的で楽しいのですよね。買ってソンしたと思うこともあるし、素晴らしい本に出会ったと喜ぶこともあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
古本屋の販売も影響大きそうですね。
しかし、最近ブックオフの売り上げは減っているようです。
理由はよくわかりませんが。

お礼日時:2015/12/15 13:00

人々の本離れが一番の理由ではないでしょうか。



私は紙の本で読まないとうまく本の内容が入ってこないし、紙をめくっていく感覚が好きなので紙の本を買いますが、特にこだわりのない人はネットでダウンロードして読むのではないかと思います。

読書の習慣が全くないという人も増えているようですよ。
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>なぜでしょうか。



 買うヒトがいないから。


 >また、ライトノベルの売れ行きも落ちていると言いますが、理由はまったく同じでしょうか。

 同じです。

 電子書籍の売上は上がっていると思いますが、そっちは調査したの?
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なによりもネットやスマホの登場が一番の理由だと思います。



まず、なにせ文庫を読破するのに一般の人ならば1~4時間くらいはかかると思いますが、ネットの利用時間は100分ほどらしいです。
(総務省の調査:http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepape …
となると、現代人は忙しいですから、100分もネット利用に費やしていれば読書の時間は消えてなくなります。人によっては、数時間もネットから離れないでしょうし。
また、ネットのツイッター・ニコニコ動画・インスタグラム・Vine・まとめサイトなどは数秒から数分で面白い情報を見れます。そうなると、文庫で数時間も消費するのが面倒臭くなるのも当然の流れです。
それに、もともと文庫というのは通勤電車での暇潰しに最適でしたが、今ではスマホにその地位を奪われました。
さらに、若い学生なんかはスマホの料金で数千~数万円も消費すると、他のところで余計な出費をしたくなくなります。なので、たとえ小説を読む人であっても、人気が出た作品などにしか手を出さなくなります。
そしてさらに、ライトノベルに関して言えば、最近は違法ダウンロード(厳密には違法とは言えないんですが)によってライトノベルを読む若者も多いでしょう。そうなると、マイナー作品はともかくとして、人気作にはちょっとダメージ有りです。

まあ、もちろんネット・スマホ以外にも理由はいろいろあるでしょうが、ネット・スマホは大きな理由であると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。大変参考になりました。
スマホに地位を奪われたいうのは、私もそう思っていました。
しかし、それによってお金がなくなり、買う本が売れ筋のものだけになるというのは、
なるほどと思いました。
ライトノベルはダウンロードもあるのですね。どうしてライトノベルでだけ多いので
しょうか。具体的にどうやって違法ダウンロードしているのでしょうか。

お礼日時:2015/12/15 13:07

文庫本でいえば


各社発行の毎月の文庫本は200冊はあるでしょう
これを一年でいえば、2400冊
しかも文庫本だけです

各社電子書籍にも力を入れているくせに
発行点数だけは旧態依然です

そのうえ
各社、定期的に文庫本を発行しなければならなりませんが
今月はいい本がありませんでしたのでお休みしますとはいきません

名作とはいえない本を定期的に大量に出版して
売れないのはあたりまえです

そこを出版社は
若い人達が本を読んでくれなくなった
活字離れなどと言っています

いい本を出せば売れるはずです

読者は出版社の心配などしなくてもいいのです
好きな作家の本を読んで楽しんでいればいいのです
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この回答へのお礼

なるほど。売れなくなると、面白くない本が増えて、さらに悪循環にということも
ありそうですね。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2015/12/15 13:09

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