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かつて糊で付箋が貼られた古文書があり、400年経過して、付箋が剥がれてしまった。
これにヨードを添加するとヨードデンプン反応は起きますか?

重要文化財指定の古文書なので出来ないのは知っていますが、750年以来の疑問の答になるか?と。


もしできるならの暇ネタです。

質問者からの補足コメント

  • 回答感謝。
    なるほど。α化された糊が400年に渡って分解されないとも限らないですね。湿度の多い梅雨時期に黴などの菌に侵されていることも有り得りますね。剥がれ落ちてから数百年経っていますから。
    粘着材が膠と言うことも有り得るのですが、付箋を貼り付けるだけですから、日本画と違って、膠のようなコラーゲンが近世に容易に使用されたとは思えないです。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/01/03 20:19

A 回答 (2件)

ヨードデンプン反応は小学校で出てくる反応なのですが、その反応呈色機構は複雑を極めます。


簡単にいうと、でんぷんに含まれるらせん状のアミロース分子にヨウ素単体が入り込むことによって、アミロースとの微妙な電子の移動が行われて、その結果呈色します。

基本的には江戸時代の米から作られた糊ならば呈色するはずですが、呈色しない可能性をいくつか挙げておきます。
(1)空気中の酸素によってアミロース分子が分断され、らせん構造を
維持できていない。
(2)長い固化の結果、不溶性になり、ヨウ素液がついてもらせん構造を
とることができない。
※実際に、現在の糊でも固まってしまえばヨウ素デンプン反応はうすくなります。
(3)製本には動物性のにかわが使われた可能性が高い。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

重要文化財は、次世代に残すのが我々の使命、もしできたらと言う仮定の事に、ご解答頂き、お二人とも感謝申し上げます。糊が分解する可能性をお教え頂いたのでベストアンサーとさせて頂きます。

お礼日時:2016/01/12 18:30

#1のお答えの膠は綴じるには良いが付箋には「強靱すぎる」


膠も動物から作るので、本の種類によっては避けられたはず。
もう一度同じ位置に着けるなら強靱な化学糊を勧めます、だが続飯(そくい)だったらきれいに落してからでないとすぐ外れるし、上手く着いたら、半永久的に外れない。
http://www.nitto.com/jp/ja/tapemuseum/history/ch …
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