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アメリカから来て寄贈されたということですが飛行可能な機体ならば展示しておくのではなく
運用した方が良いと思いますがなぜ寄贈なんでしょうか。

A 回答 (4件)

試験機だし、運用費は考えないわけ?

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ボーイング787の1、2、3号試験機は量産型に比べ機体重量が重く、ボーイング787本来の性能が得られないことから商業運航には適しません。

 名古屋に寄贈されたのは1号試験機ですが、3号試験機は2014年11月にシアトル航空博物館へ、2号試験機は2015年3月にアリゾナ州ピマ航空博物館へ寄贈されています。
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この回答へのお礼

例え全日空や日航が無料で譲渡されてもペイできないということなのですね。試験機とは重量がそれほど違うとは知りませんでした。ありがとうございます。

お礼日時:2016/02/02 21:40

で、運用するお金は誰が出すんですか?


億単位の金ですよ

http://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/2015 …
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新しい機体の1号機というのは様々なテストに使われます。

通常ではありえないような角度での飛行とか、急降下、翼や操舵器具類に付加のかかる操作なども行ないます。それでも「ちゃんと動く」ということを確かめ、2号機以降の製作に入るためです。ですから、部品も短時間で何度も取り外されたり、つけられたりと磨耗なども激しいのです。

また、本格的な荷重試験・破壊試験は2号機以降の試験用の機体を作りますが、1号機でも翼端荷重試験なども行ないますし、さらに寒冷地試験や砂漠での試験など過酷状態での運用試験も行ないます。これらはアメリカや欧州の安全基準を満たして承認を受けるためで、この承認がないと世界中で運用することはできません。

つまり1号機はぼろぼろになるまでテストされて、とても航空会社に渡せるようなものではなくなってしまうのです。

ということで、1号機は運用するとなると「かなり痛んだ中古」扱いです。新品のまっさらな機材とはいえないわけです。

787については、ボーイングの生産比率が始めて50%を下回った機種であり、日本からすれば3割以上の生産を行なう初めてのジェット旅客機であるといえます。名古屋ではMRJの製造・試験も行なっていますが、B787は日本の航空産業にとってひとつの目印になるものです。

ですから、寄贈されるなら喜んで受け入れる、という姿勢なのだと思いますが、保存するとなるとけっこうなお金がかかりますね。
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この回答へのお礼

詳しく教えていただいてありがとうございます。
酷使された機体では維持費も大変そうですね。

お礼日時:2016/02/02 21:40

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