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よく、OKWebでも浄水器とか、水道水に関する質問があります。
ふと考えるのですが、良い飲み水とは、いったいどのようなものなのでしょうか。
例えば、ミネラルが豊富であるとか、地下水などの自然水が良いとか、超酸性水が体に健康に良いとか、ありますが中には水のクラスタ理論や、磁性による水質改善など難解な理論をもって良い水としている場合もあります。

水質的観点、その他種々理論の観点で、みなさんの、お考えをお聞かせください。

質問というよりは、問題提起として捉えてください。
水質的なお答えの場合は、私も専門家なので、専門的内容でもOKです。

A 回答 (9件)

全くの素人ですが、良い水とは安全でおいしく、総合的に健康に良い水ではないでしょうか。

水質の悪い一部の国の真似をしてミネラル・ウオーターや浄水器が導入され、売らんかなのメーカの宣伝と海外旅行や情報の影響を受けた若い人のお陰で
良い水の基準が揺れ動いているのがわが国の現状だと思います。

安全な水(結果として健康にも良い)は水道水の筈ですが、良い水の基準が揺れ動いているために、水道水があれば良いと思う人が減っているのではないでしょうか。水道水は決しておいしい水を意味しませんが、俗においしい水、きれいな水と信じられている湧き水(伏流水)は、その利用者数が限られているため、公的機関による定期的な水質検査は行われていないと理解します。つまり、生活環境が現在とは全く異なっていた200年も300年も前の言い伝えを信じて、今日でもおいしくかつきれいな(安全)水として飲まれているに過ぎないと思います。仮に昔のままの良い水であっても、国家レベルの水資源にはなりえません。無検査の水と検査された水(水道水)、一年以上もフィルターを変えずに使われるている安全で衛生的な(と信じられている)浄水器の水。当局の自信喪失としか思えない水道水の安全PR不足。しばらくは民間の水商売は安泰ではないかと思われます。

究極の良い水とは80年間(平均寿命)を通じて健康によく、おいしい水と言えるものだと思いますが、どこにあるのでしょうか・・
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
私も、実は、その当局に勤務している者でして、水道行政に関して常に疑問を持ちながら、解決の糸口を見つけるべく微力ながら、水質検査の仕事をさせてもらっております。
水道水を蛇口から直接、口にできるのは、世界で約30カ国程度です。ですが、水道水は都市生活基盤において必要不可欠なもので、水道なしでは生活はおろか、経済活動は成り立ちません。
martinbuhoさんの回答は、そのような意味で、大変参考になりました、実現できるかどうかわかりませんが、究極の良い水つくりを目指し、もっと勉強いたします。

お礼日時:2001/06/17 22:47

我々の体は水を欠かすことは出来ません。


ですから、どんな水でも水は水なのです。
勿論ここでこういう限りは、そのTPOが有ります。
我々は今まで渇水というものを何回か経験してきています。
しかし幸いにして我々は最近の日本で乾きで死んだと言う話を聞いたことがありません。
砂漠などでは、良くオアシスにたどり着くまでの話で水を奪い合ったという話を聞きますが、その時の水の質なんてどうなのでしょうね。
良い飲み水とは究極の渇きの場合、喉を潤せる水と言うことになるのでしょうね。
我々が今こうして水の質を議論できるという事は、幸せなことだと言えるでしょう。
安全で美味しい水を作り、育て、守っている人もいると言うことを認識し、彼らに感謝しなければならないと言うことでしょうね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
そうですね、砂漠の水は、塩素イオン濃度で日本の水道水の基準である200ppmを超える水で、かなり塩辛い水であると本で読んだことがあります。
まずは、現世代の人が、次世代のためにも飲料水の水源を守らなければならないという部分もありますね。
水源保護、人間としての水の必要性という観点で参考になりました。

お礼日時:2001/06/17 22:53

おいしい、まずいというのは別として、人が飲める水なら何でも良い水じゃないでしょうか?


確かに美味しいに越したことはないですけど、最近ミネラルウォーターの水を求めるために地下水を大量に汲み上げたりしている会社もあると言います。これが原因で、水が採りずらくなってきている場所もあるとか。自然環境を犠牲にしてまで、美味しい水を求めることは私にとっては良い水とは言えないと思いますね。
まあ、体に良いという意味では、イオン水、ミネラル水、軟水などの水が良いでしょうが、真に良い飲み水は、自分から山や川の源流に行って山登りなどで疲れたときに出会う自然にあるきれいな飲み水ではないでしょうか?

あと、きれいという意味でいうなら最高に良い(超高純度)水「超純水」ぐらいかな。
これこそただの水で、良い水なのかも?
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この回答へのお礼

私は水道水を供給する立場として、確かに、超純水を供給するのは、ひとつの方法ですが、莫大な処理費用を考えるといささか非現実的で水道料金のことなんか考えると恐ろしいことです、反面、世論・マスコミはこのような水道水を求めている部分もあります。
partsさんのおっしゃるとおり、真に良い飲み水を求めるならば、自ら探索するしかないと個人的には考えております。

お礼日時:2001/06/17 23:03

よい水とは、重金属や有機物、硝酸等によって汚染されていない水だと考えています。

おいしい、まずいは別にして、安全であることが第一ではないでしょうか。というわけで、私は水道水を煮沸させてカルキを抜いたものが最も安全な飲み水だと信じています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
世界には、数百万種類の化学物質があるいわれています。
しかし、現在の水道法水質基準項目は46種類です。
しかし、基本的なところで、重金属や有機物、硝酸等による汚染そして、水道の塩素消毒による副生成物(トリハロメタン等)が、とりわけ、人体に影響することを考えればkurimusumeさんのご回答は、私もその水質を定期的にチェックしている者とものとして、元気づけられる意見です。

お礼日時:2001/06/17 23:14

この件については都市の水道局のホ-ムペ-ジを検索してみてください.リンクにもいろいろあります.私の場合は大阪市ですが(下記参照),いろいろ載っています.教えてgooで水についての質問がありましたときに見ましたので.



参考URL:http://www1e.mesh.ne.jp/osaka-water/
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
私が勤務している水道は、大阪市のようにPR体制がまったくありません。
私も、水道水を供給する立場として、水道の安全性などのPR方法を研究し、より良い飲み水というものを模索していきたいと思います。

お礼日時:2001/06/17 23:29

●良い水=自分が飲んでみてこれは美味しい!と思う水、ではないでしょうか。


●私が今まで飲んだ中で一番美味しいと感じた水は、ミネラルウォ-ターでも浄水器を通した水でもなく、ど田舎の実家の水道水でした。程よく冷たくて無臭で大自然の味がしました。●
●本能的に自分の体が美味しいと感じる水、これが良い水だと私は思います。●
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
私も水道水質を検査する者として、管轄する地域の各水道を毎月検査していますが、実はそのとおりで、トリハロメタンが高い(基準内ですが)水道を飲んでいる方が、その地域よりトリハロメタンが低い(不検出)の水道水を飲んで、「薬くさい」との苦情を受けたことがあります。
結局、人間は、その人が生まれ育ったところの水が一番、つまり比較のベースになっているのでしょうね。

お礼日時:2001/06/17 23:23

基本は安全な水であることでしょうね。


純水は飲むことが出来ないわけですから適度にミネラルが入っていて、塩素濃度が最低レベルであれば良いのではないでしょうか。葛飾区の金町浄水場の水は、以前は飲料水ということが信じられない味でしたが、オゾン殺菌をし始めてから、おいしい水(以前よりは格段に)になりました。

育ってきた環境によって、軟水と硬水の好みは変わるようですから味については人によって変わると思います。

私は水のおいしさは、水の温度によって左右されるような気がしていますが、本当のところはどうなのでしょうか?
ちなみに、前橋市水道局では水道水を「前橋の水」としてペットボトルと缶にして販売しています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

金町浄水場については、原水の水質が日本で最悪なので、劣悪な水質の水を浄水場で処理する時に良く「金町モデル」として参考にされます。

水の安全性と、育ってきた環境、そして水温に着目された部分について、参考になりました。
水温については、気温の影響を受けやすい河川水より、年中ほぼ一定の地下水を水源とした水道水の方が一般的においしさの評価が高いのは、そのため何でしょうね

お礼日時:2001/06/18 21:45

私は門外漢なので何とも言えないのですが公共が提供する水道水の目的は不味い及び美味い、安い及び高い等の前に皆様の投稿の回答の通り『安全』の一言だと思います。


マスコミ等がダイオキシンとか重金属が混じった地下水とか、酸性雨とか水に関わる安全性をあまり強調すものだから水道水の『不味い水』を『人体に害が有る水』と不安に思っていたところに水道水の安全性に全く関係の無い『不味い水』を『不味い水を美味い水(安全性)』に変えると浄水器等のメ―カ―及びミネラル水の製造会社がPR。あほらしく思ったのは『○○水』と称してダイェツト及び癌に効く等の健康水まで販売される始末。
美味い水を求めるなら高価なペットボトルのミネラル水を飲めば良い。しかし一日に何十万本も出荷されているペットボトルも公害の一つで痛し痒しですがメリットは拡大解釈をすれば公共投資をせずに水が供給されると考えればと良いかと思います。私も何年か前に『汚わい処理場』の最終工程のオゾン処理後の水を飲みましたが結構美味しかったです。結論は水道水も自然の循環サイクルの中の一つの環で美味しくて安全な水を求めるなら自然環境の保護の一言と思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

確かに、みなさまからは「水の安全性」を主眼としたご回答をいただきました。味覚的なものは二次的な事で、安全性あっての味という部分があることは、私も同意見です。

coelacanthさんの結論としての、「自然環境の保護」という部分に関しては、これからの我々の生活基盤としての水道水のあり方という観点からも大切なことだと思います。

お礼日時:2001/06/18 22:04

良い水とは身体に良い場合と、メンタルな部分で良い場合の二通りがあると思います。

現代では化学的に汚染されていない水など求めようがないほど、人為的な影響は地球の隅々まで及んでいるわけですから、前者の場合はできるだけ体に悪くない水という捉え方がベターだと思うのです。では、蒸留水や純水にしてしまえば、体には良いのでしょうが、とても不味く満足など出来ようはずはありません。また、深層水やミネラルウォーターや酸性水などは、化学的に無知な日本人の特質を狙った悪徳商法の類と言えば言い過ぎでしょうが、多分にイメージ戦略的な商売の臭いがぷんぷんです。
そこで良い水とは私見を混じえて断定するわけですが、あちこちにある土地の名水といわれるものや、林道の脇などにひっそりと湧き出ている清水など、人家が途絶えた場所の森林が提供してくれるものが、そうだと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

私も、一般のユーザーに、難解な理論(屁理屈といった方が正しいでしょう)や、残留塩素を検出して水の汚れをPRする詐欺まがいの方法、アルカリイオン水(イオン調整された水)は、いいとしても、それを酸性水だ超酸化水だと名前を変えて、アルカリイオン整水器を最新浄水器のように売る業者、しまいには、某警備保障会社のトップメーカーまでもが参入して問題を引き起こす始末(1994年)。

私の立場としては、飲み水の安全性を考えない、このような悪質業者に、非常に憤りを感じております。

お礼日時:2001/06/18 22:26

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