海外旅行から帰ってきたら、まず何を食べる?

わたしは生まれつきのろう者です。
音はわたしにありません。
でも最近、音じゃないはずの音が聞こえてくるような気がするのです。
例えば、雲の流れる音、人が笑うときの音など。
わたしは読書が趣味なので、今までに少々マンガや小説、文献などを読んできましたが、一般的にそんな音はどうもないみたいです。
非常に私的で抽象的な質問になってしまいましたが、これも「聞こえる」ということになるのでしょうか?
そもそも「聞こえる」ということの定義ってなんなのでしょう?

A 回答 (5件)

たとえば、講義かなにかをテープに録音すると、実際に参加して聞いていたときよりも雑音が多くてよく聞き取れない、ということがあります。

機械はすべてを平等に録音してしまうからだそうです。人は、自分が聞きたい音を選んで聞くことができる、というのをどこかで読んだことがあります。そのおなじ記事の中で、病気の看病につかれた母親が、病院のベッドでうつぶしていて、その横で花瓶がおちて大きな音がしても起きないのに、子供が小さなうなり声をあげただけですかさず起きる、、、という例がありました。今二児の母ですが、にぎやかな広い公園でママ友達と話している最中でも、遠くで泣いてる我が子の声がなぜか聞こえてきます。
昔、うちの隣でにわとりを飼っていて、よく鳴いていたのですが、あるときからそれが聞こえなくなりました。友達が遊びにきて、にわとりが鳴いていることを指摘されないかぎりにはまったく気が付かないのです。

これらのことをあわせて考えると、自分に必要なこと、関心があること、大切なことが『聞こえる』のではないでしょうか。

音という空気の振動である外からの情報をとりいれる仕組みが『聞こえる』ということであるわけですから、人が笑うこと、雲が流れることによって空気の振動はおこりえますし、それがあなたに伝わる必要がある、ということでは?
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この回答へのお礼

他のみなさまもとても丁寧なお答えで、というよりもこんな質問に今までちゃんとした形で答えてくれる人がいなかったので、とても新鮮なのですが、yowさんのお答えが最もなるほどなぁ、と思いました。
遠くで泣いている我が子の声がなぜか…のくだりが不思議にとてもナットクできます。ぶっちゃけわたしは男なんですけども、女性の感受性というのは万古から何度となく受け継がれている疑いのない本物なんじゃないか、っていう考えがありますので、なおさらです。
ありがとうございます。と、いうかもっと話聞いてみたい…笑。

お礼日時:2004/07/08 22:00

はじめまして、muzinaさん、私は、若い頃大学で、記号論というか言語学の入門初心者コースみたいなものを受講したことがありますが、その中で、ソシュールのラングとパロール、シニフィアンとシニフィエというテクニカルタームを、学ぶとなんとなく「聞こえる」の定義が、できそうです。

思い切って、その時の音を記号(シニフィアン)として、「人が笑う時の表情が変化する」(シニフィエ)とすれば、muzinaさんは個人的に「聞こえている」と言えるようです。しかし、意味や文法や熟語のような言語の社会的な面もふくめてとらえると、「聞こえていない」といえるかもしれません。詳しくは、ソシュール、言語学など、ネットで、検索なさってください。学問のすばらしさに感嘆なさることでしょう。
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この回答へのお礼

へえええええ…。へえええ。
がくもんておくがふかい。
なんていうのか、具体的なお答えありがとうございます。
よっしゃよっしゃ、調べるぞ~っ。

お礼日時:2004/07/08 22:08

#1です。



>例えばpaymentさんはなにが聞こえやすくて、なにが聞こえにくいのでしょうか?

私にとってなのか、一般的なのか、あるいは、その時によって違うのか、調べたことがないのでわかりませんが。例えば、人通りの多い駅の改札口で人を待っていたとします(実際に先日、待っていたことがあり思ったことですが)。以下のことが同時に聞こえます。

・線路付近(出発する時の音、出発を知らせるフエの音、「白線の内側で待ってください」というアナウンス、観光客のざわめき、入ってくる列車の音など)→わかりにくいかもしれませんが、遠くの方に聞こえるのです。
・改札口付近(自動販売機でキップを買っている時の小銭の音、改札口付近での人の立ち話、駅前で「いらっしゃい
」という店の人の呼び込みの声、通り過ぎる自転車の音など)→近くの方に聞こえます。

上にあげた音はあくまでも私が聞き取った音の、それも一部であって、すべての音ではありません。例えば、この時駅前の書店で流行の音楽が流れていたかもしれません。その曲が好きな人にはそれが聞こえて、逆に別のものが聞こえなかったかもしれませんが、そうでなければ聞こえない(意識していないから)こともあります。

つまり、自分にとって関わりのある音、気持ちのいい音、逆に不愉快な音などはよく聞き取っていると思います。ですから、人の数だけ聞こえ方はあるということだと思います。

私の場合は、上記の駅前の例でいくと「観光客らしき人たちのはしゃぎ声」などが音自体が小さい割りに聞こえてきました。子どもの声だったので「元気だな」と思っていたからでしょう。

質問者さんがおっしゃっている「聞こえる」「聞こえない」とは少し違うお話かもしれませんが。ご参考までに。

>「人が笑う時の表情が変化するときに聞こえる音」なんです。例えば、口端が上がったときに「ぱくききっ」という、何かが割れるような音がするんです。

動作と同時にその音がするのですよね。ズレがないとのことであれば、笑うに関連した何らかの音なのではないでしょうか。不思議な感覚ですね。
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ちっょと面倒くさい話になってしまいますが.



鼓膜の振動を脳に伝える神経。
脳に伝わった刺激を解釈する脳の部分。この部分は.音がある・ない程度の内容しか理解できません。
解釈した内容を過去の経験と照らし合わせて解釈を発展させる脳の部分。この部分は.特定の物が発する音程度しか理解できません。
2つの脳の部分を比較して総合的に理解する脳の部分。これが.風の音とか人の声の「あ」に相当する音とか理解する部分です。
理解した内容を短期間保存しておく脳の部分。大体数秒から1分程度7つぐらいの内容を保存しておく場所です。
理解した内容を長期間保存しておく脳の部分。ここはほぼ無期限に内容を記憶しています。
以上の脳の部分を総合的に理解する脳の部分。ここで.自分が聞いた音に対してどのような行動とるか.どのような感情をもつか.が決定されます。

があり.これ全体が機能して「聞こえる」状態になります(かなり古い情報ですので最近は研究が進んで内容が変化しているかもしれません)。

ここで重要なのが「以上の脳の部分を総合的に理解する脳の部分」です。ここでは.過去の経験に基づいて各種判断をします。「音じゃないはずの音が聞こえてくるような気がする」状態を作っているのです。

>文献などを読んできましたが
心理学の発達心理関係か学習心理関係でも読むと以上の内容が書かれているかと思います。正確な知識はこちらを探してください。
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街角に立っていると、車の音、人の話し声、足音、街頭放送など、多種多様な音が一度に聞こえてきますが、人によって、その中で、聞こえやすい音と聞こえにくい音があるようです。



雲の流れる音は、聞いたことがないし、聞こえるという人を知りません。しかし、健常者には聞こえにくいだけかもしれませんね。人が笑う時の音が聞こえるというなら、それは笑い声でしょう。聞こえておられるのではないでしょうか。

質問者さんが「聞こえる」のであれば、それは「聞こえる」ことなのではないでしょうか。定義はわかりませんが。

この回答への補足

わたしけっこうこの問題にはいろいろと思うことがありますので、こんな荒唐無稽な質問にお答えくださった、いい機会ですし、もう少し深くつっこませてもらいますね。
>>その中で、聞こえやすい音と聞こえにくい音があるようです。
やっぱりわたしには普通に分かりませんです笑 例えばpaymentさんはなにが聞こえやすくて、なにが聞こえにくいのでしょうか?
あと、付け加えさせてもらいたいのですが、「人が笑う時の音」というのは正確に言うならば「人が笑う時の表情が変化するときに聞こえる音」なんです。例えば、口端が上がったときに「ぱくききっ」という、何かが割れるような音がするんです(この「割れるような音」とはマンガなどから得た知識ということで)。

補足日時:2004/07/07 23:50
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