プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

昭和時代の古い漫画を読んでいると、「今日は給料日だからすき焼きにしよう!」などと給料日に贅沢するような場面がよく出てきます。
 しかし給料日でお金を沢山使ってしまっては、残り1か月は金欠の質素生活であり、予想外の出費に対応できません。むしろ贅沢をするのなら、1ヶ月質素生活で切り詰めて、それでも残った余裕分だけを給料日前日に贅沢に使った方が合理的ではないですか?
 昔の日本人はなぜこんな不合理で無計画なお金の使い方をしていたのでしょうか?

A 回答 (11件中1~10件)

昔、我が家の「アンペアブレーカー」は「赤色」でした。


東京電力なので「10A」です。
現在は50Aです。

40年以上前の話ですが、当時と比べるならば、現在の消費電力は5倍近くになっているというわけです。
エアコンも無く、テレビは一家に一台で、乗用車なんてほとんどの家庭に無かったんですよ?。
パソコンもありませんでしたし、部屋数は2つだけでした。
トイレも「ぽっちゃん」でしたしねー。

ガソリン代はかからないし、各種税金もあまりかからない。
電気代も少なかったし、水道だって「朝シャン」とかやってたら親父にぶっ飛ばされましたよ、きっと。
夕飯もせいぜい、おかずが2~3品で、それにお味噌汁。
ジャガイモの天ぷらが出たら万々歳!で、ソーセージの天ぷらとか出たら「今日は何の日?」の世界でしたね。

外食なんて余程じゃなきゃしない。
おやつは「ふかしイモ」。
冬はストーブ、夏は扇風機で、親子そろって一部屋で寝る。
醤油だ味噌だ、と隣近所で貸し借りしたり、電話は近所のを借りたりしてました。
自分の家に電話が入ったのは、私が中学生の時だったんです。
昭和50年代中半の話ですね。

わかりますか?。
つまり「日常生活での支出が、現在に比べると極めて少なかった」んです。
生活が豊かになった、向上した、というのは、実際には「貨幣価値のマジック」でしかない。
物価に比べて、サラリーが急上昇したのは、戦後からしてみれば「ほんのわずかな期間」だけの話で、物によっては急激に安くなったものもありますが、反対に高くなってしまったものも数多くあるんですね。

わずかなお金であっても、生きてはいけた時代だった。
そんな余裕があった時代なんです。
不合理でもないし、無計画でもないんです。
貧しい、という風に思う「対象」が周囲に無かったってこと。
だから贅沢は望まなかったし、時々した贅沢なんて…私の記憶だと「デパートで食べたお子様ランチ」と「ソーダ水」ぐらいなもんです。
それでも多分、普段の食事の数倍はしたとは思いますけどね。
でも、数倍くらいでしかないから、家計には大きくは響かなかったと、そういうことなんですね。
    • good
    • 0

他の方も回答されていたように、昔は給料が現金払いの会社が多かったので、給料日の夕方~夜にならないと


家庭にお金は入ってきません
なので、「残った余裕分だけを給料日前日に贅沢に使った方が合理的ではないですか」というのは少し違って、
残った余裕分を給料日「当日」に使ったので給料日の日の特に夕食は贅沢な食事になったと考えるべきかもしれません。
だって、前の日に使ってしまったら、給料日の朝から夕方までの間に何か急な出費が有った時対応できませんから。

あと、計画性については、無計画かどうかは判断はできないでしょう。給料日の夜に渡されたお金で一か月の
計画を立てている家庭は多かったと思いますよ。貰った時にちょっと贅沢するか、質問者さんの考えのように
後になって(次の給料日までの見通しが立ったら)贅沢するかの違いだと思います。

独身の人なら給料日に飲み屋の借金払って、更に飲んでその日のうちに半分以上使ってしまうというのもあったと
は思いますがW
    • good
    • 1

昔を思い出します。

どこの家も普通に倹約していたと思います。洋服にしても穴が空いたら縫って使うのは当たり前でした。確かに月に一度ご馳走を食べてました。これが、昔のなんとなく良い時代です。自分の感想ですが。
    • good
    • 0

ひとつは、昔の給料日は現金であったこと


銀行振込というのはなかったので
給料日のお父さんのカバンの中には現金があった

給料日の前日、つまり24日までは給与のやりくりをして
なんとか持たせたので
25日はそれまで我慢していた贅沢をすることができた

現代でも
25日前の商店街はさびしいものです
26日からお店は稼ぎ時です

そんなに、今も昔も変わらない
    • good
    • 0

私は給料日か、次の休日にプチ贅沢しますよ。


無計画だからではなく、計画的に使うと、そうなります。

給料が入りますよね。
その給料で、だいたいの目安を立てて生活をします。
貯蓄はいくら、食費はいくら、交際費はいくら、って分けて、さらに、その中で1週目にいくら、2週目にいくら、って分けた範囲内で暮らそうとするわけです。
そうすると、何事もなければ、給料日には、いくらかのお金が残っていますよね。
それで「贅沢」をするわけです。

給料日の前日に使っちゃったら、万一、給料が振り込まれなかったり、昔は手渡しでしたから貰えなかったら、どうします?
確実に入って、完全に余裕になったお金で贅沢をするもんです。
    • good
    • 0

それは、生活の知恵でしょう。



日本は資源のない国ですから、第二次世界大戦の戦中、戦後の時代の一般国民は、食べる物にも事欠くような状況を生きて来ました。

敗戦後は、カロア資金やガリオア資金によって、アメリカからの援助で学校給食も行われていた事もあります。

毎日がひもじい思いで居ても、せめてお金が手に出来た給料日だけでも、子供達にご馳走を腹いっぱい食べさせたいという親心でしょう。

月に1日でも、美味しい食事を食べて、豊かな気持ちになれれば、貧乏人根性は無くなります。

当時の日本人は、そうやって、努力を重ねて、今日を築いてきたのです。
    • good
    • 2

「江戸っ子は宵越しの金は持たない」って、聴いた事ありますよね。


勿論、江戸時代、九尺二間裏長屋の話ですが、正確に言えば「付けを払うと宵越しの金はない」です。

それだけ、生活が貧しかったのです。勿論、貯蓄する余裕などありません。
本当に庶民が豊かさを実感するのは、昭和35年(1960年)ごろから。
マンガやドラマですから、多少の誇張は否めませんが、あながち間違えてはいません。

ただ、経済的には貧しくとも人情は厚かったですよ。
米貸して味噌貸しては日常茶飯事。医者代も有る時払いの督促なし、そんな時代だったのです。
    • good
    • 0

給料はお父さんが会社で現金で受け取る。

一方で夕食のお買い物をするのはお母さんが昼間に行ってくる。さて、給料日の昼にお母さんの手元にあるお金はどこからでしょう? そう、一月分をやりくりして残っていた分ですね。まさに質問者さんの言う通りの使い方ではないですか。
    • good
    • 4

贅沢なんてしていませんよ。

今と違って現金で給料を貰うのだから、家族の美味しいものを買っていく、たまには自分で飲みに行く、位のことはしたのだと思います。
 私の父が給料は3万円だったそうです。(昭和40年)その当時白黒テレビが3万円以上です。当然月賦で買っていましたが以下に貧しい生活か想像できると思います。
 今と違って給料で1ヶ月やりくりして残った金を銀行に貯金する生活でしたので、金銭感覚は今とずいぶん違っていたと思います。
    • good
    • 0

今は振り込みがメインですが、昔は手渡しが多かったんです。



それでお金に有がたみがあり、それを持ってくるお父さんの労を家族でねぎらうという、月一回のイベントの意味合いが含まれています。

つまり、そこには合理性の追及よりも、人間味があったわけです。

また、高度成長期時代はインフレでありますので、貯めるより使うべきところにはつかうほうがよかったわけであります。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!