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外国債券に為替ヘッジ付けて運用する投信なんて、実質日本債券に投資するようなものだから全く意味がない、まやかしだ!・・・なんて話を聞いたことがあります。
為替ヘッジコストは金利差なので外国債券の高い金利も帳消しにしてしまうから、と。

でも、よくよく考えたらその金利差は「短期金利の差」であり、外国債券と日本債券の債券の金利は「長期金利の差」ですよね。代表例で言うなら10年国債(もちろんそればかりで運用する訳ではないですが話を簡略化したいので。)。今、アメリカ国債(1.87%)と日本国債(-0.04%)の金利差は1.91%。
一方短期金利の差は政策金利で比較するとアメリカ(0.5%)と日本(0.1%)の差は0.4%。
つまり現時点では、為替ヘッジ付きの外国債券でも1.51%は金利が取れる訳ですよね?

もちろん日々相場は動きますし、為替リスクを完全に排除できる訳ではありません。将来的に日米の短期金利差が拡大していけばこの「金利」も縮小していきますが、為替の変動をおさえて安定的に運用する先が枯渇している現在、まやかしだと言われた「為替ヘッジ付き外国債券」は注目するに値するでしょうか。

この考え方で認識違いやおかしな点(簡略化した点を除く)があったらご教示いただきたいたいと思います。よろしくお願いいたします

質問者からの補足コメント

  • この質問をしてから日経ヴェリタスを読んでいたら偶然第一生命社長の記事があって「新規資金の3割をヘッジ付き外債にあてる」とのくだりもありました。ちょっと驚いたのですが、選択肢としてはある訳ですね。

      補足日時:2016/03/06 17:39

A 回答 (4件)

>リターンが高い低いというより、日本国債中心で運用せざるを得ない機関投資家等にとって、ヘッジ付き外債はいかがでしょうか。

質問の事例についてご教示いただきたいです

外債といってもどの外国に投資するのかをあなたが明記しないと答えようがないですよ。いまのところはアメリカとユーロ圏はたぶん逆ですからね。

アメリカ以外(exUS)のトータルの外債にインデックス的に投資というのなら、私は少々いいような気がしますが、責任はまったく持てません。

GPIFの機関投資家?はヘッジ付(株式?債券?)は必要ないと0.5-1年位前?言っていたような気がしますが、それから状況が変わってきています。
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外国によります。

アメリカの債券に投資する投信は不調です。なぜなら金利上昇の予想があるので、ヘッジありなしにかかわらず、現地アメリカの債券に投資する投信のリターンが低いからです。

ユーロ圏とかは逆にいいのかもしれません。(未チェック)
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この回答へのお礼

リターンが高い低いというより、日本国債中心で運用せざるを得ない機関投資家等にとって、ヘッジ付き外債はいかがでしょうか。質問の事例についてご教示いただきたいです。

お礼日時:2016/03/08 21:56

ヘッジ付きのものは運用としては面白くないです。


外貨にする意味が薄れますし、ヘッジにかかるコストも勿体ない?です。
むしろ通貨を分散してはどうでしょう?
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2016/03/08 21:53

為替の長期・短期の金利差を利用して利益を得ようとする発想そのものはありえると思います。



ただ、ここでいう「外国債券」とは具体的には米国債を指すのでしょうか。

また、投信であれば具体的にはどんな商品になるでしょうか。
投信であれば、販売手数料や信託報酬がかかつてきますので、そのコストを勘案しても、利益は出るでしょうか。

今後、米国金利が上昇して日米の金利差が拡大すれば、ヘッジコストは上昇することにはなりませんか。

細かな金利差をとっていく戦略は、外部環境が変化すればそれで成立しなくなってしまう可能性も高いです。

また、考え方だけでなく、実際に投資するにあたっては具体的な商品でどうなのか、コスト面も含めた検討が必要です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

お礼日時:2016/03/06 17:35

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