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今朝のモーニングサテライトで分散投資の説明の際、
「先進国国債(外国債券)にヘッジをかけたら現金と同じになる。しかし他の資産(株式等)が下落したときに上昇するので分散効果が出る、ヘッジ付き先進国国債(外国債券)は意味のある投資…」というような説明をされていましたが、実際のところどうなんでしょうか。

「ヘッジ付き外債なんて日本国債とほぼ一緒」なんて意見も聞いたことがありますが、実際はヘッジコストは短期金利の差に連動、債券投資は長期金利ですから、長短金利の差が大きいときにはそれなりに意味があるのかなぁ・・・なんて思っていましたが、上記のように株式等の他の資産が下落した際に上昇して分散効果があるのであれば、なおさら良いですね。

(あまり限定したくないのですが、外債の特定が必要であれば米国債(10年)としてください)

A 回答 (2件)

<先進国国債(外国債券)にヘッジをかけたら現金と同じになる。


違います。たぶん、言い方が悪かったので、誤解されたのだと思います。

<他の資産(株式等)が下落したときに上昇するので分散効果が出る>
「分散効果が出る」というのはそうでしょう。

<ヘッジ付き先進国国債(外国債券)は意味のある投資>
そのとおりでしょう。

<ヘッジ付き外債なんて日本国債とほぼ一緒>
「日本株と日本国債の違い」に比べれば、「ヘッジ付き(先進国)外債は日本国債とほぼ一緒」ということです。

<ヘッジコストは短期金利の差に連動、債券投資は長期金利ですから、長短金利の差が大きいときにはそれなりに意味があるのかなぁ>
全くそのとおりです。



ヘッジ突き外債の投資メリットは、
(1)例えば、米国10年債の利回りは2.4%、これの為替ヘッジを3か月ローリングで行うと、今の(為替)ヘッジコストは1.7%(日米3か月金利差1.2%+ベーシススワップ0.4%)なので、利回りは2.4-1.5=0.7%になります。日本の10年国債はほぼ0%なので、為替ヘッジつき米国債の利回りが高くなります。
わかりやすいように数字を入れましたが、違っている(特に日米3か月金利差)と思うので、注意してください。
(2)例えば、米国債の金利の動きは日本国債と違うので、債券の中でも分散効果があります。

デメリットは、
(1)3か月ローリングを続けていくと、ヘッジコストのほうが高くなることもあります。
(2)米国債の金利の動きは日本国債と違うので、米国債の利回りが上昇すれば、キャピタル・ロスがでることもあります。
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この回答へのお礼

丁寧に説明いただきありがとうございました。

お礼日時:2017/05/18 20:37

No.1の一部訂正


(1)例えば、米国10年債の利回りは2.4%、これの為替ヘッジを3か月ローリングで行うと、今の(為替)ヘッジコストは1.7%(日米3か月金利差1.3%+ベーシススワップ0.4%)なので、利回りは2.4-1.7=0.7%になります。日本の10年国債はほぼ0%なので、為替ヘッジつき米国債の利回りが高くなります。
わかりやすいように数字を入れましたが、違っている(特に日米3か月金利差)と思うので、注意してください。
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