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CaF2+H2SO4→CaSO4+2HF
という反応が、熱濃硫酸が酸化剤として
働く反応だと習いました。

そこで全体の酸化数を考えて見ましたが、
CaF2の酸化数の考え方がわかりません。
私はいつも酸化数で酸化還元反応なのか、
弱酸の遊離なのか、熱分解なのかと
反応の原理を考えてきましたが
今回はそれが使えません。

CaF2の酸化数の考え方、また
酸化還元反応かどうかの判断のしかたを
教えていただきたいです。

この場合は O2の移動を考えるのかな?
とも思ったりしていますが‥

質問者からの補足コメント

  • すみません。
    1つ1つを考えると強酸、とはどういうことか教えていただけますか?

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/03/08 12:19

A 回答 (3件)

この反応は酸化還元反応でも弱酸の遊離でもありません。


濃硫酸の不揮発性と平衡移動を利用した反応です。

SO42-は反応前後で変化していませんので酸化還元反応ではありません。
また、HFは弱酸ですが、分子どうしが水素結合をするためであり、
1つ1つの分子を考えると強酸です。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2016/03/14 06:56

酸化還元でないことは確かですが、弱酸遊離であると私は思います。

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この回答へのお礼

そうみたいです。
ありがとうございました!

お礼日時:2016/03/14 06:57

きちんと基礎から


CaF₂ + H₂SO₄ → CaSO₄ + 2HF
酸化数を見てみます
CaF₂ + H₂SO₄ → CaSO₄ + 2HF
★重要
 HFは水素化物で、かつ炭素C・窒素N・酸素O・フッ素F・硫黄S・塩素Cl・セレンSe・臭素Br・ヨウ素Iに結びついているために、水素の価数は+1とみなしてよい。それ以外の元素と結びついている場合はHの価数は¹⁺ではありません。
  CaF₂ + H₂SO₄ → CaSO₄ + 2HF
Ca ²⁺        ²⁺
F   ¹⁻             ¹⁻
H      ¹⁺         ¹⁺
S      ⁶⁺    ⁶⁺
O      ²⁻         ²⁻
 酸化数の変化がないので酸化還元反応ではありません。

水素イオンについて
  CaF₂ + H₂SO₄ → CaSO₄ + 2HF
       2H⁺       2H⁺
水素イオンが、Caに移動していますから
  塩基   酸   共役塩基 共役酸

これは酸と塩基の反応です。
 水と金属塩が生成しないので中和反応ではありません。
 中和反応は酸と塩基の反応の特殊な例です。

 フッ化水素は弱酸という説明がありますが、それは水素とフッ素の結合が強いために、水の配位によって別れ別れにならない--電離しにくい--からです。強酸の定義から
 ところが水溶液でないフッ化水素の得体の場合は硫酸と同等の強酸としての性質を示します。このように水素結合は関係なく。水素の原子半径が小さいこととフッ素の電気陰性度が大きいために水によって電離しないから希薄な水溶液では電離しないから弱酸です。

 化学は基礎をしっかり理解していれば簡単なはずです。単純に覚えて済まそうとすると例外の山で混乱して複雑になる。
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この回答へのお礼

図までありがとうございました!
わかりやすかったです

お礼日時:2016/03/14 06:57

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