検索したら、似た質問がいくつかありましたが、承知の上で、質問します。
在日米軍の完全撤退したら、国内、海外の、政治、経済、軍事バランス、どのようなシナリオが考えられますか?
昨年まで、在日米軍の完全撤退など、コメントしたところで、単なる妄想と言われるのは必至でしたが、トランプ氏が大統領候補になった事で、いきなり現実味が増しました。
・・・とは言え、やはり、日本、アメリカ、双方の安全保障を考えると、仮に、トランプ氏が大統領になったところで、トランプ米政権は現実路線になり、在日米軍の完全撤退は不可能だと思います。
・・・と言うよりは、思いたい!というのが、多くの人の気持ちではないでしょうか?
もちろん、基地問題で悩んでいる一部の人は、歓迎するかも?知れませんが・・・。
繰り返します、在日米軍が撤退したら、日本は?、アメリカは?、世界は?どうなるのでしょうか?
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
トランプ大統領になっても米軍は日本から絶対に撤退しませんよ。
韓国からの撤退よりも現実味が薄いです。アメリカというのは実は「島国」です。カナダは事実上アメリカ国内ですし、メキシコはアメリカを攻めるなんて国力が違いすぎでできませんし、メキシコ経済はアメリカに依存しています。事実上北米大陸は島なんです。
大航海時代のイギリスで発明されたのが「島国の国防は攻めてくる敵を洋上で撃破して本土に近づけない」ということです。ですから太平洋戦争で日本が最初に真珠湾を攻撃したのは、島国同士の戦い方として、最適な攻撃目標であったといえます。
今のアメリカの仮想敵国は、太平洋側ではロシアと中国です。この2カ国が太平洋に出てきたらすぐに確認して撃破できるようにしているからアメリカは安全であるといえます。そのためにあまり知られていませんが、アラスカ-アリューシャン列島ー日本列島-北マリアナ諸島&グアムという具合に太平洋の東側に防衛線を引いています。
沖縄に海兵隊があるのは大陸やインド洋の有事にすぐ出動できるようにするため、太平洋の西半分を担当する第7艦隊の司令部は横須賀にあります。
つまり戦前は日本が太平洋の半分を独占していたためにハワイがアメリカの前線基地だったのが、日本が負けたために日本列島やグアムにアメリカが進出して太平洋全部をアメリカが独占できるようにしたのです。
日本からアメリカ軍が撤退する、ということは「アメリカ自身が太平洋の西半分を放棄する」ことと同じなのです。ですから誰が大統領になろうとアメリカの安全保障を考えたら、絶対に日本から撤退することはありえません。
という実際の国際社会の戦略を前提にして「それでも米軍が撤退したらどうなるか」というのが次の話です。
日本と中国とロシアで争いになります。これはもう、間違いありません。で、アメリカがどこと同盟を結ぶか、どこと密約するかによって結果が変わってくるでしょう。アメリカは太平洋の西半分を捨てるわけですから、ハワイまで後退してもアメリカの安全が確保できる国と手を組みたいからです。
基本的には日本と手を組みたいでしょう。でも日本と手を組んで太平洋の権益をアメリカが維持したいなら、日本から撤退しないのがもっとも安上がりです。ですからこれは除外します。
それでもアメリカが日本と手を組み続けるなら、日本は早急に艦船や潜水艦を増やして、撤退した米軍の穴を埋める必要があります。なんならアメリカから空母を2隻ぐらい買って、太平洋上に浮かべることも必要ですし、P-1哨戒機で引退するはずだったP-3Cもしばらく使い続けることになるでしょう。日本国民は自衛隊の国防経費が上がることに悲鳴を上げることになるでしょう。
その隙に乗じて出てくるのがロシアと中国です。ロシアはとりあえず北海道周辺多分津軽海峡周辺を押さえにかかるでしょう。津軽海峡を自由にできればロシアはかなり安全になるからです。そうなると北方領土だけでなく北海道もロシアに取られる可能性もでてきますので、再度日露戦争の危険が高まってくるといえます。
中国はまず手始めに尖閣諸島と台湾に対して軍事行動を起こすでしょう。どちらが先か分かりませんが、その先はフィリピンに圧力をかけて無害化し(領土は欲しくない)、沖縄周辺海域に進出してくるでしょう。
台湾を共産党中国が占領すれば,沖縄周辺海域の制空権で争いが起こるでしょう。つまり日清戦争の再来がありえるわけです。
これに日本が対抗するとなると、まずは南洋州を復活させるようにグアムをアメリカから譲ってもらって基地化し、北マリアナ諸島を保護領化して日本の権益を広げる必要があるでしょう。
つまり第一次大戦後の日本の領土と同じぐらいの広さを日本の保護下におかないと安心できないということです。同様に米軍が撤退した韓国とはなんとしても同盟を結んで日韓軍が一体になって中国・ロシアに対抗できるようにしないといけません。
アメリカが日本から撤退する、韓国から撤退する、というのは日本から見れば「明治維新直後の日本海の状態に戻る」ということを意味しています。ロシアも中国も太平洋に出たいからです。この2カ国が太平洋に出るのを邪魔しているのが日本ですから、この2国に屈服して独立を失うか、日本独自で対抗するか、しか残されていないということです。
No.9
- 回答日時:
日米安全保障条約というのは負担を相互に分担し合って成立しているのです。
米国は兵隊という人的資源を供出し、日本は基地という物的資源を提供するのです。今のところ日本の基地の大部分が沖縄に偏在していますが、これは日本防衛というより極東アジアの米国の戦略的意向に負うところが大きいのです。先ごろの安倍内閣が成立させた法律によりわが自衛隊も少しは人的貢献が出来るようになりましたが、日本の安全は其の多くを米兵の命と引き換えに保たれているのです。そして其の基地を縮小するということは、米兵の負担を減少してもいいと米国に対し意思表示することになるのですから、代わりの安全を独自の自衛隊員に課すことを覚悟しなければならないのです。戦後一貫して進んできた憲法9条体制を根本から見直す覚悟がなければ、おいそれとは言い出せない大事なのではないでしょうか?No.8
- 回答日時:
今トランプ氏が言っているのは、「日本」「韓国」「ドイツ」の駐留米軍の話をしていますよね。
世界的に見れば、海外展開している米軍の一部だけをとった話です。
イギリスにもイタリアにも中東の一部の国々、アフガニスタンなんかにも駐留しています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1 …
なぜトランプ氏が、米軍が展開している各国々の中で、「日本」「韓国」「ドイツ」だけを挙げたのかといえば・・・
「目についた」んでしょうね。
足元見れば金を出しそうな国ばかり直感で選んで、パッと口から出たのが「日本」「韓国」「ドイツ」だったんでしょうね(笑)
ただし、そのドイツ、韓国、日本ともに駐留米軍の数が一ケタ違うのが面白い。
ドイツはロシアへの牽制。韓国日本はロシア、中国への牽制という意味が、子供でも分かるほどあっけらかんと配置されています。
要するに、これが有ると無いとでは、米国の両国(対ロシア、中国)に対する発言力が大きく変わってくるわけです。
トランプ氏が実際大統領になれば、ドイツや韓国、そして日本に駐留米軍が大量にいる意味合いとして、「米国の外交力の直結している」つまり、「同盟国を守っていると同時に(あるいはそれは口実として)、アメリカの外交での儲けを生み出す源泉」であることをすぐに理解するでしょうから、実際に撤退というのはないでしょう。
(わかりやすく言えば、「アメリカ「帝国」の最前線が、日本列島、朝鮮半島、ヨーロッパ中部」というわけです。)
ただし、ドイツだけではなくそれの「盾」の力を享受するヨーロッパ各国、日本、韓国とともに冷や汗をかいたのは確かです。
利害が一致はしているのですが、今後はその「負担割合」を変える方向性で、トランプ氏は外交を進めることになるでしょうから・・・(トランプはうそつきだと言われれば、一瞬にトランプ体制は崩壊するので、ある程度の成果を上げないとアメリカ国民が納得しない。つまり負担割合をアメリカ減らし、同盟国に負担させれば、アメリカ国民のトランプ支持率も維持できる)
具体的には、「負担割合の外交交渉が始まってくる。」
辺りが、一番現実的な未来図だと思いますよ。
「核を持てばいい」発言は早々に言い直しています。これはいくら旋風トランプでも、アメリカ世論が許さないわけです。アメリカ国民的には、アメリカ以外が核を持つのは嫌なんでしょうね(笑)
No.7
- 回答日時:
在日米軍が撤退したら、日本は?
↑
軍備拡張が始まるでしょう。
核武装も議題になります。
反面、中国と仲良くなるための外交が
始まります。
アメリカは?
↑
日本に対する影響力が無くなります。
日本が米国の子分でいるのは、在日米軍が
いるからです。
それが撤退したら、いうことを聞く必要は
減少します。
お財布代わりの日本でなくなります。
結果、米国の日本、アジアに対する影響力が
少なくなります。
世界は?どうなるのでしょうか?
↑
台湾、フイリピンなどは日本と連携して
中国に対抗するようになるでしょう。
反面、中国と仲良くなる為の外交も
始まります。
硬軟合わせる、ということです。
欧州への影響はあまり無いと思います。
No.5
- 回答日時:
沖縄本島の独立。
その後、中国へ併合。
米軍基地にそのまま中国軍が進駐。
ただの看板の架け替え。
自衛隊は石垣島に展開。飛び地になるかも。
沖縄本島のすべての物価が上昇。
ハイパーインフレになる。
島民の半分が石垣島などへ避難。
日本からの経済援助が断ち切られ、沖縄が貧困に陥る。
日本からの観光客が激減。
代わりに石垣島が発展する。
No.4
- 回答日時:
グランドデザインの方向ですね。
一人で考える時代が終わりそれぞれの考えの集合体になるでしょう。自分の寿命を自分で決める計れる時代ですかね。分析が、進化して馬鹿な事をしなくなる。ヘビに騙され無いエデンの園時代にするものと地獄で喘ぐ時代が別れる時代ですかね。貴方の選択次第ですね。恐怖政治時代は、水、石油、食糧、お金の独占でした今は、何処でも作れる時代、自由がある時代ですね。科学の進歩が世界を変えました。情報化がヘビを退治出来るようになりました。ヘビは、自己満足で現れて来ます。しかし、全て承知の社会構築上下独立の民主政治時代ですね。No.2
- 回答日時:
>>日本は?
国防に対して真剣に考える様になる。ならざるを得なくなる。
・憲法9条改定議論が真剣になされ、改定される。
・鐘太鼓で「戦争反対」と叫んでいる人々も少しは真剣に考える
・自国軍隊を編成せざるを得ないので、防衛予算の規模が5~10倍。
・現自衛隊員では人員不足になる為、徴兵制が復活。
⇒スイスを初めとする中立国と同じ様になる。
⇒さあ、どうする?日本!日本人!
>>アメリカは?
兵員常駐先を新たに確保、日本が負担していた駐留米軍費用が0になるので、是が非でも新しい駐留地を探さないと予算的に厳しくなる。
>>世界は?
中国が東アジアで今より軍備武装して圧力を掛けてくる。
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