弱酸である酢酸の水溶液がある。では酢酸と酢酸イオンとプロとんのなかで最も多いのはなにか。その理由をお

弱酸である酢酸の水溶液がある。では酢酸と酢酸イオンとプロとんのなかで最も多いのはなにか。その理由をおしえてください
また、酢酸ナトリウムのばあい何が多いのか理由もつけておしえてください

No.2 ベストアンサー 回答者： doc_somday 回答日時： 2016/05/29 12:15

この問題には落とし穴がある。

#１の回答者様は無視してどこからか酢酸のpＫaを引用したが、それが与えられない場合。「弱酸である酢酸の水溶液」だけからpＫaを推測しなければならず、#１の回答者様のお答えは「正確だが題意を無視している」この問題では正確な計算は排除されている。

No.1 回答者： むらさめ 回答日時： 2016/05/29 11:40

酢酸と酢酸イオンとプロトン(H+)で一番多いのは酢酸。

酢酸の解離定数pKa＝4.76
pKa=-log4.76
Ka=10^(-4.76)=1.7378…×10^(-5)
Ka=[CH3COO-][H+]/[CH3COOH]
なので乖離していない酢酸の方が多い。

酢酸ナトリウムは水によく溶けて弱アルカリ性を示す。
CH3COOH　→　CH3COO-　+　Na+
この酢酸イオンは水溶液のH+を奪い酢酸に戻る。
酢酸の解離定数が大きい為。
水溶液中のH+が酢酸イオンに奪われることは、OH-の量が多くなることなので水溶液は弱アルカリ性となる。
Na+イオンは解離してそのままなのでNa+イオンが一番多い。
酢酸は僅かだけ解離しているのでその分少ない。