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質問させていただきます。
日本最古の物語と言えば、紫式部の「物語の出で来はじめのおや」という言葉が有名なように、『竹取物語』だと一般的に考えられています。
しかし、物語集としては『日本霊異記』がより成立年代が古いとも考えられているとおもいます。
日本最古の物語は『日本霊異記』ではないのでしょうか。
そこで以下の点を質問させていただきます。
一、「物語」の定義……万葉集などとは違い和歌が中心ではないお話?『霊異記』のように漢文ではなく仮名文字で書かれたお話?
二、実は正確には『日本霊異記』が最古の物語である?

物語の定義が人によって違うことは承知しておりますが、それにしても『日本霊異記』もなかなか面白く、これこそ最古の物語ではないかと疑問に思っておりました。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

『竹取物語』が最古の物語とされるのは、創作性が高いからでしょう。

つまりここで言う物語とは、「その大部分が個人の手で、創作された物語」を指しているようです。

『古事記』『日本書紀』の神話・伝説や、『日本霊異記』の説話なども、物語には違いありません。が、これらは既存の伝承を記録したものと考えられています。記録者が手を加えた部分もあるでしょうが、それほど多くはなさそうです。

もちろん『竹取物語』も、昔話などを下敷きにしているはずです。が、かぐや姫に求婚する貴族の愚行などはどうみても、作者自身が話をふくらませています。古い物語にしては、創作部分の占める割合が大きいので、物語の祖とされているのでしょう。
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