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グリセリン浣腸を体温程度に温めてから注入する理由は何ですか? 我慢できる時間が長くなるからというのを聞いたことがありますが。

A 回答 (2件)

今までグリセリン浣腸は38度以下になると末梢血管の収縮により血圧上昇や悪寒を生じる為


『40度くらいに温める』というのが常識でしたが、40度の浣腸液を直腸内入れ粘膜を観察した研究では、40度では粘膜は赤みをおび、熱刺激が強いことがわかったのです。
直腸内に浣腸液が注入されることによる血圧上昇は、10分程度ですぐに回復することもわかっており、今は、グリセリン浣腸は室温程度が望ましいと考えられています。
また、浣腸液の刺激を待つため、浣腸液注入後、2~3分我慢してもらうというのも常識でしたが、これには何のエビデンスもなかったのです!!
そもそも、グリセリンの作用は即効性なので、数十秒で効果は現れます。
ただたんに我慢を強制し、患者に苦痛をあたえている行為だったとも言えます。
つまり、グリセリン浣腸はひと肌程度にして、患者には無理に我慢させないということ現時点で最もかなった方法と言えるでしょう。
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低温だと肛門が収縮しちゃうから



収縮した状態で一気に出れば、肛門が裂けます
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