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私、300世帯、築10年の自治会長です。

自治会役員は、私がお願いした人を含め11名。
子持ちの若いママさんと、現役の勤めが半数ずつです。
唯一無職は(年金暮らし)私1人だけなので、会計を除き、広報・
防犯、防災 ~ 小中学校・消防・警察・社協等々、全てほぼ一人で
自治会任務を90%以上担っている。 と、言っても過言では有りません。
つまり、全員多忙で、防災だけでも責任を持ってやって欲しい! と、
お願いしたら、役員を止める人が殆どです。

当然管理組合もあり、管理会社もあります。
私は管理組合の主業務として、敷地・共用部分の管理は認識しているつもりです。、
理事会としても、管理会社に委託業務として指示、内容はともかく、委ねている事は
承知しております。

しかし、国土交通省の「マンション標準管理規約」の中には、第2節 管理組合の業務
として、32条に、官公署、町内会等との渉外・防災・広報・地域コミュニティ形成等も
記述されており、当マンションの「管理規約集」にも同じ事が載っております。
ですが、当マンションの管理組合、共有財産の維持管理以外は、ノータッチ状態です。
昨年の「防災訓練」時、協力を求めたら、理事長の一言「そんなの自主防(私会長)
自治会がやるべき事だ」でした。

行政絡みの窓口は現在、自治会一つです。 行政からの広報誌、選挙・ゴミ、全てです。
そこで疑問ですが、全戸該当もの、つまり自治会員以外の事まで、何故自治会が窓口に
ならなければならないのか? です。
更に、教えて頂きたい事は、理事長・管理会社とも変わる来年、行政との窓口は仕方ない
にしても、全戸対象ものは(社協絡み・広報誌・防災訓練等)主管部署として、あなた方が
受け持って欲しい! と、管理組合(管理会社委託?)に申し入れるつもりです。
ゴミ=自治会、一般的には常識化されておりますが、「管理規約」を盾に! 如何でしょう?
勿論、本来は車の両輪であるべき管理組合・自治会。 無協力は考えておりません。

これを読まれた方、そんな自治会なら解散すれば、自治会長を止めればの意見もあるでしょう。
地区の防災隊長。老人会会長もやっており、自治会長も3年、無理やり(騙され)やっている
会長ですが、自分の責務として後2年位は・・・。です。
ご意見、宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

>自分の責務として後2年位は・・・。


と言っている時点で、みんなが質問者様におんぶにだっこでなにもしないでしょう。逆を言えば、あと2年で引退できるように今のうちから自治会組織をなんとかすべきです。

>行政の窓口は何故自治会だけなのでしょう
日本では伝統的に「住民自治」だからです。ここを忘れている人たちが多すぎるので、自治会が機能しなくなるのです。

日本の住居の単位というのは、実は行政が区画したものではありません。行政が区画したのは、遥か遠い律令時代の口分田の頃だけです。その後、永年墾田私財法ができたので、私有田畑ができるようになり、それが住居の基礎、村の元になっていったのです。

つまり、日本では国などが入植させるような例はほとんどなく、農民が自主的に集落を作っていったのです。そして、一定の年貢を納めていれば行政はそれ以上関知しない(もちろん防災とか水争いなどは関わってくれる)、自分たちで自治で集落を治める、のが日本の基本になっていったのです。

この形式は江戸時代でも同じで、各藩の中にある集落は近くの寺へ人別登録はするものの、年貢を納める業務でさえ庄屋などに任されていましたし、江戸の市中の町人集落は警察以外の行政の関わりはほとんどありませんでした。江戸といえば町火消が有名ですが、町火消(いわゆるいろは組)の成立には幕府の指導があったものの、運営は町内会費で100%運用されたのです。

明治時代になっても、集落の自治は基本的に変わっておらず、行政の仕組みが市町村に改められただけです。今の自治会組織も同じで、戦中に防衛組織として整えられたものが防災組織として機能してるのにすぎません。

ですから日本では行政の窓口は自治会なのです。自治会は地区のために自分たち住人が自分たちで決めて実行する組織なのです。今の行政は防災整備費や防犯対策費など補助金をかなりだしますが、それをどのような形で整備するかは地区の自治にゆだねられているのです。

質問者様のところはマンションのようですが、管理組合と自治会が実質的に同じ組織というところも少なくないはずです。管理組合総会で集まったら、そのまま自治会総会もやってしまう、というところも多いでしょう(ただし、事務局は別にしているようです)

このままでは質問者様が自治会長をやめたら、自治会は崩壊するでしょう。自治会が崩壊するとどうなるか、というと行政との連携が失われる、ということになります。
そうなると困るのは、主に
・小さい子供がいる世帯
・老人や障害者がいる世帯
・防災対策上のリストの更新
・防災用品の管理や更新
などです。
ゴミ収集だって、時々変わりますから、それらの情報を受け取って自治会=マンション全体に行き渡らせることができなくなるわけです。

そのあたりのことを纏めて「私が辞めたらどうするつもりか?」と掛け合ってみるのがいいのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

早速のご回答、誠に有難う御座います。 日本では伝統的に「住民自治」、歴史上の成り立ちからのご説明。
70歳過ぎの私、大変勉強になりました。同じ悩みを持つ自治会長の仲間にも説明出来そうです。
心より感謝申し上げます。

自治会が崩壊したら、これもまさしく仰る通りなので、私も「自治会活性化」の為、セミナー等に参加し、
学びながら取り入れているつもりです。

今期は取り敢えず、班長を一年期限付きですが、自治会の役員として役員会に出席してもらう。 と言う形にし
ました。(活躍してくれそうな人を正式役員に、の思惑です)
又、管理組合とのパイプの必要性から、輪番制理事の中に自治会役員から、2名の送り込み枠も設けました。

築10年のマンションですが、自治会発足は4年後です。やはり最初は必要性を感じ発足したものの、諸事情に
より、リーダー的な方が去ってからは、私にオンブにダッコ状態、これをを先ず打破しなければ!です。
あと数年で自治会(次会長)をもっと育成し、新陳代謝の為にも私が身を引く。これが私の考えです。
この為にご教授をお願いしました。

有難う御座いました。

お礼日時:2016/10/30 14:30

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