プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

お世話になります。

私の周りの司法書士を見ていると、行政書士(有資格者を含む)である司法書士が多いのですが、行政書士資格そのものを持たない司法書士も結構多いように見受けられます。

資格試験制度上、司法書士を目指す人の多くは行政書士試験も受験されているのではと推測されるのですが、行政書士資格が取れないで司法書士に合格する確率は少ないのではと疑問を感じております。

司法書士を行政書士の上位資格などとは考えてはいませんが、資格試験制度上どうしてもこのように考えてしまうのです。

当然、司法書士だけに絞った受験計画であった司法書士もいるでしょうし、たまたまのミスで行政書士試験の合格できずそのまま司法書士での仕事が忙しくなったために行政書士を取らなかったという人もいると思います。

行政書士の登録や会費を見ますと、登録費用は高いようですが、会費はさほどではないと思います。
会社設立業務でも、定款は行政書士と言われたりもします。土地家屋調査士を兼業していれば、農地転用などでも行政書士資格が役立つと思います。許認可が必要な会社設立や登記変更を考えたら、司法書士の業務に大きな影響もあると思います。

なぜこうも行政書士資格を持たない司法書士が増えているのでしょうか?
行政書士は開業から事務所運営の継続が難しいと言われますが、経営力があれば十分専門性の高い仕事もあろうかと思います。行政書士を否定するつもりはありません。

状況をご存知の方、ご回答をお願いいたします。

A 回答 (2件)

個々の事情はあるでしょうが、一つの理由としては行政書士試験が法律の知識だけでは


合格できない難易度の高い?というより対策が立てづらい試験であったことが理由とし
てあるのではないでしょうか。

私は業務上で行政書士となる資格を有するものですが、それ以前に行政書士試験を合格
しております。

遠い記憶の話になりますが、当時の行政書士試験は一般教養(英語、数学、理科等)と
論文試験があり、高卒から間がなかった受験者や学校の勉強に自信があった者にとって
はそれほどでもないですが、法律分野に自信のある司法書士の方でも一般教養があった
ために行政書士をあきらめた方がそれなりにいらっしゃるようです。

法律は分野が決まっているために勉強のし甲斐もあるでしょうが、一般教養のために
二次関数や図形の体積の求め方、理科、英語を勉強するのはかなり大変であったろうと
思います。

私が受験した時から相当年経過し、その間に某漫画の人気もあり試験制度や難易度も
かなり変わったようなので、現在は現在で状況は変わっていると思いますが、そういう
時代もあったということで。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

言われる通り、一般教養科目が試験に含まれていましたからね。
若い現役学生などであればまだしも、社会人受験で目指すような人には、ハードルが高いのかもしれませんね。

今は一般教養科目が減ったのか無くなったとか聞きますので、受験者の内訳も変化しているのかもしれませんね。

ありがとうございました。

お礼日時:2016/11/07 16:42

低難度の資格から高難度の資格へのステップアップ型取得ではない人がいるからのように思います。



僕の周りの人の話ですが,若い司法書士の話を聞くと,無駄なこと,余計なことを極力省いて受験している人が多いようです。
その後,司法書士として働きながら行政書士を取得しようと考えていたとしても,犯罪収益移転防止法がどうとか(面倒くさいことに,最近またちょっと変わりました)いうことで,司法書士本来の仕事ではないことについての対応もしなくちゃならないとか,本業においても,会社法施行にともなう商業登記手続きが難しくなったせいで対応が難しくなったとか(法務局も,その対応のために商業法人登記を扱わなくなった登記所が増えましたよね),他の資格の受験に裂く時間がなくなってしまった人もけっこういるのではないでしょうか。

ほかにも,顧客の要請の応じて休日出勤をしたりとかもありますし,時間がとれないというもあるかもしれませんが……勤務司法書士の場合,本人のやる気のなさというももあるかもしれません。
僕の勤める事務所は不動産登記がメインですが,そのせいかほとんどの本職の商業法人登記に関する知識は,あきれちゃうほどだったりします。建設機械抵当やABLについてはまあ仕方ないとしても,商業登記は受験でもやったはずなんだからできないことはないはずなのに,できない。いや,やろうとしない,ですね。ちょっと調べればわかるはずのことを,本を手に取ろうともしない。そんな人に行政書士の資格を,なんていったところで,届かないように思えます。

なんか愚痴になっちゃいましたけど,そんな実態もあるように思います。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

実業務しながらですといろいろと大変なこともあると思います。
また、モチベーションも変わってきますよね。

私は資格者ではありませんが、色々な資格者事務所での経験後に、全く別業界で起業しました。そのため経営者仲間から相談があるたびに専門家の紹介などをしますが、行政書士兼司法書士であったほうが紹介しやすいのに、司法書士のみとかの人が増えており、困っている部分がありますね。

業務の領域も広いでしょうが、皆さん大変なのですかね。
ありがとうございました。

お礼日時:2016/11/07 16:46

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!