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日本の陰陽道という思想では、北東の方角を鬼門と呼んでいて、
北東から南西にかけて神様が通過すると考えるそうなのですが、
これは黄道の通る方角なのだと聞きました。

そこでウィキペディアで黄道について調べたところ、
天球図が載っており、確かにこの図を見ると、
冬至点→春分点→夏至点と太陽が動くにつれて、
南西から北東へと太陽が動いていくように見えます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%84%E9%81%93

それで陰陽道は北東と南西を結ぶ線を重視するんだな、と理解しました。

しかし、よく考えると、この天球図を逆側から見て、
夏至点→秋分点→冬至点へと太陽が動くときは、
北西から南東へと太陽が動くように見えるのでは・・と思いました。

そもそも天文学的に考えると、地球から見て、
黄道は常にある方向からある方向へと向かって
通っているように見えるのでしょうか?

もし常に「北東から南西に」向かって通っているように見えるなら、
陰陽道でそう考えるという話も納得できるのですが・・。

A 回答 (1件)

陰陽道のことは私にはよく判りませんが、


太陽が天球上を動く経路を黄道といいます。
天文学的には、春分点から夏至→秋分点→冬至→春分点と1年で太陽は黄道を一回りします。
これは地球が公転軌道に対して地軸が23.43°傾いているため、地球の公転で太陽が天球上を動くように見えるのです。

ご指摘のように、冬至点→春分点→夏至点へと太陽が動くときには、南西から北東へと動いているように見えますし、
夏至点→秋分点→冬至点へと太陽が動くときは、北西から南東へと太陽が動くように見えます。
しかしこれは、春分点付近や秋分点付近で特にそう見えるので、
厳密には黄道はsinカーブになっていて、夏至や冬至の頃は、太陽は水平に西→東へと動いています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
やはり夏至から冬至へ向かう場合は、北西から南東へ太陽が動くように見えるんですね。
夏至や冬至の頃には水平に動くようにも見えるということで、勉強になりました。
そうすると陰陽道ではなぜ北東から南西の方向だけを重要視するのか・・
少なくとも天文学的には、黄道がその方向だけを通るとは言えないんですね。
そのうち陰陽道のカテゴリー?で質問してみます。

お礼日時:2016/12/23 18:14

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