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日没後の明るさについて教えてください
立春を迎えて、日の出と日没を拝みました
気のせいかもしれませんが気になったので質問いたします

日没後の明るさのことです
冬至の時は日没後すぐ暗くなったのに
今日は日没後30分経ってもまだ結構明るかったです
曇りの加減ではないと思いますし
地球の自転速度は変わらないと思いますが

冬至の時と比べて
日の出前の明るさも
日没後の明るさも
なんだか明るくなってきているような気がします

格言にも「秋の陽はつるべ落とし」と言いますが
やはり、冬場の日没後に早く暗くなるというのは
現実的な現象でしょうか
また、その理由りゆうについて
分かりやすく教えてもらえるとありがたいです
宜しくお願いします

A 回答 (6件)

答えはNo.1様の1行目に書かれているとおりでしょう。

下につけた図で一目瞭然だと思います。光芒という現象です。この時は上空(対流圏の中層の高さ)にもやが漂っています。右半分には太陽光が当たってもやでの散乱が見えているのに対して、左半分は遠方の雲にさえぎられて太陽の光が当たっていない、言い換えれば上空のもやによる散乱がなければどのように見えるかを示しています。日の出日の入り時の明るさの違いはこの現象で説明ができそうです。

 補足的にいくつかの事項について回答します。
 「秋の釣瓶落とし」について調べてみたことがあります。夕暮れの長さは天文学的には、太陽が沈む深さが決められた値になるまでをいいます(深さは4通りあります)。大気の状態は一切考慮しません。これだと数学の応用で計算出来ますが、その結果はNo.5様が書かれている通りです(確認していませんが)。結果は春分秋分の頃が最短となり、日本列島ではその差は数分です。「秋の釣瓶落とし」というほどには短くならないようです。この問題は結論がでずに終わっています。

 質問文で、明け方夕方の空の明るさが違うと書かれているのを見たときに、もやによる散乱ではないかと思い立ちました。この時には、すでにこのことが回答済であったためにそのままにしていました。「明るさが違う」はものすごい観察眼だと思います。すぐに暗くなるということも回答する上で尊重すべきだと思います。当然、春分秋分の方が短いはずという答えが出てくるであろうことは予想していました。でも、いつでも理論が正しいと思うのは間違いであると思い直していました。

 ここまで書いたついでに、No.1様の後半に書かれていることについて書かせてもらいます。基本的には春と秋の天気は全く同じです。秋晴れということばに対して五月晴れという言葉があります。スカッと晴れるのは同じです。春も秋もそう変わりがないと見ていいでしょう。
 実際に空気が乾燥するのは、秋ではなく冬になります。異常乾燥注意報などが発令されるのも冬場に集中しています(太平洋側地域のみの話です)。寒いので空気中の飽和水蒸気量も少なくなります。そういったことで、冬場にはっきりとしたもやが発生することはほとんどありません。その分暗くなるのが早くなりそうです。
 冬の星が冴え渡って見えるというのも、もやによる散乱がなく、星がシャープに見えるからではないでしょうか。

 この質問を通じて「秋の釣瓶落とし」の意味が何となく理解出来そうな気がしてきました。夏場湿度の高い状態から、秋の晴天、更に冬の異常乾燥の状態へと変化していく内に大気の散乱が空くなるなり、一気に暗くなっていくと考えることはできないでしょうか。
 いい質問をしていただき、ありがとうございます。
「日没後の明るさ暗さについて教えてください」の回答画像6
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この回答へのお礼

こんばんはyos1912さん
一目瞭然ではっきりよくわかりやすいお写真の提示誠にありがとうございます。
実はお正月に近くの海岸に初日の出を見に行ってから
なんとなく夕暮れも見たくなって黄昏に
海に行ってぼんやり観察していたんです
本当は綺麗な夕焼けを見に行ったつもりでしたが
夕焼けもないまま、アッという間に暗くなってしまい
おまけに寒くなって
慌てて帰宅したのが事の始まりでした。

日没は素晴らしく綺麗だったのですが
美しい夕焼けが見れずに 繰り返し海岸に行くことになったのです
そして確かにオリオン座を始めとして冬の星座が綺麗に輝いていました

日没後の日暮れの時間が春分・秋分の日が一番短いというのにもびっくりしましたが 、
yos1912さんの回答に納得です。
今後もまた観察を続けてみます。
この度は貴重なご示唆ありがとうございます
今後とも宜しくご指導お願いいたします<(_ _)>

お礼日時:2021/02/19 19:28

>日没後の明るさのことです



こちらをどうぞ。
夜明と日暮 (国立天文台)
https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/C7F6CCC02F …

・夜明 太陽の伏角が 7度21分40秒となる時刻(江戸時代の明六つ)
・日出 太陽が地平線から見え始める時刻
  ~
・日没 太陽が地平線に沈み切る時刻
・日暮 太陽の伏角が 7度21分40秒となる時刻(江戸時代の暮六つ)

日没から日暮(暮六つ)までの明るい時間の長さは季節によって変化しますが、差は数分程度です。緯度によっても違います。
夜明(明六つ)から日出までの明るい時間の長さも同様に変化します。
原因は地軸(自転軸)の傾きです。
太陽までの距離は無関係です。夏より冬のほうが太陽が近い。

例:2021年の場合

●札幌 緯度:43.0667° 経度:141.3500°
        日没  日暮  差
 02/03 立春 16:49 17:27 0:38
 03/20 春分 17:47 18:22 0:35
 05/05 立夏 18:40 19:20 0:40
 06/21 夏至 19:18 20:03 0:45
 08/07 立秋 18:49 19:29 0:40
 09/23 秋分 17:31 18:06 0:35
 11/07 立冬 16:20 16:57 0:37
 12/22 冬至 16:03 16:44 0:41

●東京 緯度:35.6581° 経度:139.7414°
        日没  日暮  差
 02/03 立春 17:10 17:44 0:34
 03/20 春分 17:53 18:25 0:32
 05/05 立夏 18:31 19:06 0:35
 06/21 夏至 19:00 19:38 0:38
 08/07 立秋 18:40 19:15 0:35
 09/23 秋分 17:37 18:09 0:32
 11/07 立冬 16:41 17:14 0:33
 12/22 冬至 16:32 17:08 0:36

●那覇 緯度:26.2167° 経度:127.6667°
        日没  日暮  差
 02/03 立春 18:14 18:44 0:30
 03/20 春分 18:41 19:10 0:29
 05/05 立夏 19:03 19:34 0:31
 06/21 夏至 19:25 19:58 0:33
 08/07 立秋 19:12 19:43 0:31
 09/23 秋分 18:25 18:54 0:29
 11/07 立冬 17:44 18:14 0:30
 12/22 冬至 17:43 18:15 0:32
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この回答へのお礼

こんばんは真魚さん
素晴らしく説得力があるデータのご提示ありがとうございます。
日暮れと日没の定義もこのように違うのですね。
不定時法についてもなんとなく知ってましたが今回はっきりよくわかりました。
でも、日暮れと日没の間は30~40分ぐらいの違いのことなんですね
また冬至よりも立春、立春よりも春分の方が暮れ方が早いというのは、ちょっとにわかには信じがたいので、よく観察してみます ($・・)/~~~ !????
また札幌では10分の差があるのに、東京では6分、沖縄では4分の差しかないのでしょうか
こうしてデータで示していただけると、自分ではっきり観察ができるので
とても興味深く拝読させていただきました
貴重なご示唆誠にありがとうございます
今後とも宜しくご指導お願いいたします<(_ _)>

お礼日時:2021/02/19 19:11

日没後一定時間(30分後など)の暗くなり方,つまり太陽が地平線下どのくらいの角度にあるかは確かに季節によって違います。



日本くらいの緯度なら,夏至や冬至の頃より春分,秋分の頃の方が地平線下の低い位置にあります。そうなるのは,地球の自転速度は同じでも太陽の日周運動が春分・秋分では大円なのに対しそれ以外では小円なので,沈んでいく斜めの線が浅い角度になり,またその線上の移動速度が遅くなるからです。(図を描けば分かりやすいと思います)。

さて立春の頃は冬至と春分の中間ですから冬至より低くなり方がいくらか大きく,日没後30経った時の太陽の位置は地平線を基準に低い,つまりより」暗くなるはずです。天文ソフトで調べてみましたが,実際そういう結果になっています。よってご質問のような現象は天文現象としては考えにくいと思います。

となると,沈み方が問題かと思います。

いつも海に沈むならほとんど上記のような太陽の地平線下の角度にのみ依存すると思いますが,太陽はどこに沈みますか? 山並みなど水平線や地平線以外のところに沈むのであれば,その仰角や沈む方向の地形が関係する可能性があると思います。
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この回答へのお礼

こんばんはmideさん。
この度は幾何学的なご指導ありがとうございます。
春分秋分では太陽の軌道が大円なのに対して、それ以外では小円なのですね
今回は初日の出を見てからの海での主観的な観察結果です
時間を正確に測っての観察ではありませんでした。
明け方は日が昇って明るくなってからだんだん帰るのですが
夕方は急に日が沈み真っ暗になって海岸を離れるので
寒い中で余計に暗さが身に染みたのかもしれません

この理論だと、日没後30分に一番地平線からの深くになるのが春分と秋分という意味でしょうか。 私の住む遠州灘では冬季以外は日の出も日没も陸側になってしまうので、あまり意識したことがなかったのですが、また観察を続けてみます。
この度は科学的なご示唆ありがとうございます
今後ともよろしくお願いいたします

お礼日時:2021/02/19 18:58

季節によって太陽光の強弱が変化するからです。


自動で点灯する街路灯が日没後どの程度で点灯するかを確認するとわかります。

太陽光の強弱は東西方向では変化しませんが、南北方向では大きく変化します。
雑な図の添付写真のように、夏至、春分・秋分、冬至では日本と太陽の距離は短くなったり長くなったりします。また、日没後の大気の明るさも変化します。

 なお、地球や太陽の実際の大きさや距離を縮尺するとこの図のようにはならず、違いを測定できないほどその変化は微々たるものです。このことから、ほんのわずかな変化が気候や気象に与える影響は大きいと言えます。
「日没後の明るさ暗さについて教えてください」の回答画像3
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この回答へのお礼

こんばんはlivetoliveさん、直感的なご示唆ありがとうございます
確かにその、ほんのわずかな変化が気候やきしょうに与える影響は大きいのかもしれませんね。沈む位置を見てみれば、 冬は南回帰線の上に、春秋は赤道の上に、夏は北回帰線の上に太陽があるのですから、何か重要なヒントを頂いたような気が致します。
赤道直下で観察すると、
冬至と夏至は同じような明るさになるのだろうか(*^▽^*)!!?
興味がさらに深まりましたありがとうございます
また観察を続けてみます
今後ともよろしくお願いします<(_ _)>

お礼日時:2021/02/19 18:46

日の入りだけではなく、日の出も同じ現象が起こります。


地平線と太陽の角度が違うので、
(詳しくは、地軸が23.4度なのと、緯度によって違いますが)
https://towatowa.net/wp-content/uploads/2021/01/ …
日中の半円だけではなく、日夜の正円を描くとわかると思いますが、
この時の角度がキツイ方が、太陽が当たらない時の明暗の差としての変化が激しいです。

極端な例だと、白夜のように、日没しても、太陽が地平線下を横ばいに移動していくので、暗くなりにくく長時間でも明るいのです。
同様に、日本の緯度ですと、夏至に近ければ近い時期に比例して、角度がゆるく移動する時間が長くなるので、その分だけ、明暗の差が長くなります。
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この回答へのお礼

こんばんは naokitaさん。
このたびは、貴重なご示唆ありがとうございます。
入射角と明暗の時間が営業してるのかもしれませんね確かに
昔ロシア旅行をした時に、白夜のような日がありました。
やはり沈んだ太陽の位置によって、明るさは違うんでしょうね
漠然としたイメージでは冬の方が角度がゆるいように思っていましたが
ズボッと沈んじゃって
暗くなるんでしょうか(^。^)y-.。o○
また観察を続けてみます
この度はご教授ありがとうございます
今後ともよろしくお願いします<(_ _)>

お礼日時:2021/02/19 18:39

シロウト考えですが、大気中の蒸気量が影響しているのではないでしょうか。


秋から冬にかけては、空気が乾燥することが多いので、上空の大気の蒸気量が少なく、日没後の太陽光を散乱させるものが少ない、従って空が明るく見ることがないので日没後すぐに暗くなる。
春先以降には湿度が高いことが多くなり、上空の大気の蒸気量が多くなり、日没後の太陽光を散乱させるため空が明るく見えている時間が長い。蒸気だけではなく「スギ花粉」や「黄砂」「PM2.5」などの影響もあるのかもしれません。

秋には「秋晴れ」「天が高い」というような「空気の澄んだ晴天」が多い、春には「春霞」「かげろう」のような光景が多い、ということからも言えると思います。

もちろん毎日そうだということではなく、そういう日が多いということです。
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この回答へのお礼

こんばんはyhr2さん、お礼おそくなり失礼しました。
まだ私の頭の中の整理ができていないのですが、yhr2さんの理論は合っている様に思います。確かにクモがたなびいている日は夕焼けが赤々として綺麗ですが、この間私が観察をした夕暮れは雲がない快晴の日が多かったです。
あっという間に暗くなっちゃって、帰宅しました。
この度はご回答ありがとうございます
また観察を続けてみますのでよろしくお願いします
<(_ _)>

お礼日時:2021/02/19 18:31

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