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シス−トランス異性体について教えてください
後、この問題の解法を教えてください

「シス−トランス異性体について教えてくださ」の質問画像

A 回答 (1件)

大学1年のものです。

分かりにくいかもしれませんがご容赦ください。

まず、構造式ってのはその原子についている配置までは表していなくて、何がついているのかを表しているので、つけ方を変えても(例えば上についてるのを下と替えたりしても)”同じ構造式”(見た目は違うように見えますが)ということが大事なことです。

そして、シス-トランス異性体というのは簡単にいうと、 >C=C< があって、いくら回しても(C=Cの、=の部分は回りませんが)”同じ構造式”なのに一緒の配置にならないぞってやつです。マレイン酸とかフマル酸とかが有名。(僕も大学受験の時、トラにフマれて、マレにシスとか言って覚えて、絶対死ぬだろって笑ってました)

シス-トランス異性体が存在する条件としては、『C=C結合が存在し、その右側の2つは互いに異なり、かつ左側の2つも互いに異なる』こと。この場合の2つっていうのはすぐ横の原子ではなく、その>Cとか、C< の所で分かれてるそれぞれの先まで全て含んだものが片側につき2つ、例えば左なら>Cに2つくっついているよね、という意味です。注意したいのは右左両方に1個づつ(一種類でも二種類でも)くっついていても上の条件(『』の部分)を満たせば、問題なくシス-トランス異性体は存在するってことですね。

上の問題を解くにはそれぞれの物質を水素付加した構造式のようなもの、つまり水素付加して >C=C< という感じになるものを1個づつ、実際に書いてみて、上の条件(『』の部分)を満たせば、シス-トランス異性体が存在する構造式であるということがわかります。これをしていれば、そのうち書かなくてもわかるようになります。

シス型とトランス型の図とかは化学の教科書を見ればなんとなくわかると思います。有機化学でも大事な所なので頑張ってください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます
参考になりました

お礼日時:2017/06/06 07:30

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