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もうすぐ夢の核融合発電が実現すると言われていますが、もし実現すればその電気料金は原子力発電や火力発電よりどのくらい下がるのでしょうか。

質問者からの補足コメント

  • どう思う?

    多くのご回答ありがとうございます。
    むしろ料金は高くなるとのご意見が多いようですが、最近は新たな方式の装置も提案されています。
    http://www.yasukagawa.jp/suiso2.html#suiso2_1
    理論は誤りなのでしょうか。

      補足日時:2017/06/19 09:59

A 回答 (8件)

>理論は誤りなのでしょうか。



 リンク先の文章を読みました。

「製造コストが掛からないため、他の方式より遙かに安価に電力を供給できると見込まれる。」

<他の方式より遙かに安価>だが、
現状より安いとは、書いていない

<見込まれる>理論上ですので、
実際に運用したら、想定より高いかもしれない
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はじめまして



核融合発電ですね。核融合発電は核分裂発電にくらべて次のようなメリットがあります。

1. 既存の核分裂の原子炉ではウラン鉱石を採取する必要がありますが、核融合炉では燃料が水素ですから無尽蔵にあります。
2. 既存の原発のように、何万年の管理が必要な高レベル放射性廃棄物を出しません。ただし放射線は出ますし、炉自体が低レベルの放射能廃棄物(100年ほどの管理が必要)となります。
3. 核分裂では暴走する可能性がありますが、核融合炉では暴走が原理的に起きません。

ただし、問題点があります。
核融合炉は水素を核融合してヘリウムに変換することによりエネルギーをとりだします。実際には陽子を核融合させてヘリウムの原子核をつくります。ご存じのとおり陽子はプラスの電気をもっています。陽子同士は+どうしですから反発をします。電磁気力は距離の二乗に反比例しますから、距離が近くなればなるほど反発する力も強力になります。これをこえるためにはどうするか、「飛び回る陽子の速度を上げる=温度を高くする」ことと「陽子同士を近づける=圧力を高める」ということが必要になります。

べらぼうな熱とべらぼうな圧力、これを継続するというのは非常にむずかしいです。核融合が起こっている身近な例では太陽です。よく核融合は太陽全体でおきているように誤解されがちですが、実際にはあの巨大な太陽でさえ、核融合がおきているのは中心部のごくわずかな範囲なのです。中心部は地球の33万倍という太陽の質量の圧力がかかり、なおかつ1500万度という高温があるから核融合が継続的におきているのです。

ところが地上ではそんな圧力をかけることができません。そうなると今度は温度を高くする必要があります。核融合点火に必要な温度は1億2000万度、こんな温度に耐えれる素材などありません。いまは電磁気を利用して陽子を炉壁から浮かしたり温度や圧力を高めたりしていますが、まだまだ多くの技術的課題をクリアにすることが必要です。実は核融合炉は1950年代から研究されており、私が小学生のことには21世紀には核融合炉ができるだろうといわれてきました。しかし現在では2050年に実用化とずいぶん先延ばしになっています。それだけ技術的な問題があるということでしょう。

ですので実用的な核融合炉につくるのにいったい費用がどれだけ必要となるのか、見当もつきません。ですから、現時点ではどれだけ安くなるかは全くわからないというのが実際です。もっとも今の原子炉だって放射能廃棄物を安全になるまで数万年保存するコスト、原子炉の廃炉にかかるコスト、事故がおきたときの賠償のコスト等々をかんがえるといくら必要となるかわからないのも事実ですがね。
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既得権や寡占の世界ですから、気持ち程度下がるでしょうね。

数円程度。
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核融合による膨大なエネルギーを安全に利用するためには、核融合炉の遮蔽率を高くしないとならないでしょうし、事故を仮定した


場合の被害を最小限に抑えないとなりませんから建設地も選ばないとならないでしょう。
核融合は核分裂より高エネルギーを発するとも聞きます。
それを核分裂炉のコントロールも完全に出来無いのに核融合炉のコントロールが出来るのか疑問ですね。
小さな太陽を作る様な物だとも言いますから、コスト的には高くなるでしょう。
そうなれば当然電気料金にも繁栄しますので、高くなる事はあっても安くなる事は今の技術レベルでは無いと思います。
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「もうすぐ」がいつ頃の話か分かりませんが、今現在生きている人が、核融合発電の実用化を目にすることはないでしょう。



今のところ理論的に分かって、実験施設を作っているだけです。

何兆円の予算をつぎ込めば実用化できるのかの目処も立っていません。
実用化できるかどうかさえも分かっていません。

材料の「ヘリウム3」を月の土壌から持ってくる、という計画もあるくらいですから、様々な部分でとてつもない壁があるのです。

このような状況ですから、もし実用化できれば、民間レベルや国レベルではなくて、地域レベルとか地球レベルでの設置になるでしょう。

そうなると、原子力、火力、水力、風力、地熱、太陽光といった現在の発電と比較することも無意味になりますね。
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どのくらい下がるかというより、下がる見込みが立ったときに実現するでしょう。

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>もし実現すればその電気料金は


>原子力発電や火力発電よりどのくらい下がるのでしょうか。

 何故 下がるという前提なのでしょうか?
現在の技術だと発電コストは、高いですよ

http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.ph …
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実現するまでの過程でそてはそれは


電気料金が原子力発電や火力発電よりどのくらい高くついているか
想像すらできません。
現代に生存している人にとっては現状では電気料金は高くなるでしょうね。
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