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アメリカのスクールカーストに詳しい方、教えてくださると嬉しいです。実際にアメリカの高校等に通っていた方の意見是非聞きたいです。(もちろんそうでなくても大歓迎)

アメリカではスポーツマンタイプの男性がジョックと呼ばれてモテるらしいですが、映画等見ていると大人数で群れてバカ騒ぎをしているタイプの人たちが多い気がします。

日本だと群れている男よりも、一匹狼タイプが好きな人が一定数いますが、アメリカではどうなのでしょう?

どんなにイケメンでも、1人、もしくは2・3人で行動する男はダサい、という認識なのでしょうか?

また、アメリカのスクールカーストに詳しくなれる小説や書籍、映画等でお勧めがあれば教えてくださると嬉しいです!

A 回答 (4件)

アメリカには「ヒロイズム」と「マッチョイムズ」があります。

スクールカーストの頂点に立てるのは、この二つを兼ね備えた「白人」であることが条件です。

ヒロイズムとは英雄を好むことですが、スクールカーストでいえば、アメフトのクオーターバックや野球の主将で投手のような白人男性がその候補になります。もちろん彼らは肉体的に優れたものをもっているのでマッチョイムズにも適合します。

そしてこのような男性は「英雄」として仲間を気遣い、集団をリードして勝利に導くことが求められています。
だから、集団の中でバカ騒ぎができるほど、気のいい奴、でいざというときには仲間を助け、励まし、そして仲間のために戦う人物とされています。(実際は嫌なやつだったりしますが・・・)

だから彼らのようなタイプがアメリカでは人気があるし、女子にもモテるのです。

>日本だと群れている男よりも、一匹狼タイプが好きな人が一定数いますが、アメリカではどうなのでしょう?
もちろんアメリカにもそういうタイプはいますし、そういうのが好きな人も一定数います。

ただ、問題なのは「それを認める価値観が無い」ということです。アメリカは結構単純な国で、価値観は「ヒロイズム」と「マッチョイムズ」しかない、と言ってもいいでしょう。西部の開拓が終わってから100年ぐらいしか経っていませんので「自分で自分の身を守り家族や仲間を守れない男はダメ」という価値観しかないのです。

日本はその点長い歴史でいろいろな価値観が育っています。どちらかというと日本人はヒーローを好まない、国民性だと言われます。アメリカなら戦争に必ずヒーローがいますが(ヒーローを作るといってもいいです)、日本では戦争責任が明確にならないぐらいですから逆に英雄も生まれにくいのです。

その代り、日本には職人気質でも評価されますし、オタクが存在する余地もたくさんあります。アメリカにはこういう好みをもつ人たちが「自分が好む趣味」をもつことすら難しかったのです。

ですから、群れない・バカ騒ぎをしない、一人が好きなタイプは放置されることが多かったのです。アメリカのドラマやアニメには必ず「子供の頃から友達が一人もいないマッドサイエンティスト」がでてくるでしょう。バットマンの中のジョーカーなんていい例ではないでしょうか。

>また、アメリカのスクールカーストに詳しくなれる小説や書籍、映画等でお勧めがあれば教えてくださると嬉しいです!
その前に、アメリカの映画やドラマと日本のそれとを比較してみます。

たとえば、バック・トゥー・ザ・フューチャー(BTTF)のビフとドラえもんのジャイアンです。
どちらも、不良的なマッチョで仲間を従えて威張っているタイプ、ヒーローになり損ねた、でもいつかはヒーローになりたいタイプです。

ところが、BTTFだとビフはずっと悪役なんですね。逆に主人公のマーティーは一匹オオカミタイプで、でも「チキン(臆病者)」と言われるのが何よりも嫌いな人物です。アメリカはマッチョでヒーローが良いわけですから「チキン」はその真逆の最悪の臆病者、ということなのです。つまり、一匹オオカミタイプでもアメリカの価値観に縛られているわけです。

逆にのび太は自分が「臆病で頭が悪い」ことを自覚しています。だから「勇気を出す」ことを主眼にして映画版が作られることが多いです。面白いのはジャイアンでいつものび太を馬鹿にしからかっているのに、のび太が勇気を出して何かを成し遂げようとすると、仲間になってこれを助けるようになります。

アメリカの映画ではこういうタイプのシナリオはほとんど存在しません。
それぐらいヒーロータイプと一匹オオカミタイプの断絶は深いのです。

ということを念頭において、映画などをお勧めするとすれば、
ヒーロー側の視点が大きいのは「ビバリーヒルズ青春白書」ぐらいでしょうか。意外にないですね。
古い映画ですが「理由なき反抗」や「ウエストサイドストーリー」なんかはヒロイズムがいかに破滅を招くかを象徴しているような映画ですね。

ヒーローが一匹オオカミの女の子と出会うことで、考え方を変える映画が「ハイスクール・ミュージカル」
ヒーローを取り巻き彼に期待してる周辺の人たちの反応が見どころです。

最近は、日本の漫画の影響などもあって、単純な「ヒロイズム」の学園物はほとんどなくなってきています。

greeもどちらかというと「ヒーローになれない側」に焦点が当たっています。そんな彼らが「ヒーロー」になっていくのがgreeの見どころでしょう。最近で一番面白いのは「テッド」でしょうか。主人公の男性はまさにできない男の代名詞で、彼がテッドと楽しくお馬鹿に生活するのがみどころでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
まさに私が知りたかったことを詳しくお答えくださって感謝です。
ヒロイズム、マッチョイムズ以外の価値観が基本的にないというのは、なるほどーっと思いました。
日本は確かに色々なタイプの男性が少女漫画の相手役としてでてきますもんね。アメリカの小説はジョックばっかり相手役として出てくるのは何故なんだろう、と思っていたのですが、謎が解けました。
ビフとジャイアンの対比も非常にわかりやすかったです。
お勧めの作品も観てみますね。いや、面白いことを教えていただきました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2017/07/18 13:31

学校によりけりじゃないですかね~。



基本的には「他人との連携がとれない人間」よりも「きちんと他人とコミュニケーションがとれる人間」のほうが好まれる傾向がアメリカは強いと思います。因みに「他人とコミュニケーションがとれる=群れる」ではないです。

私の通っていた学校では勉強ができる、スポーツができる、楽器ができる、などどこかの分野に秀でた上でコミュニケーションがとれて、かつルックスも良い男性がもてていたように記憶しています。
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この回答へのお礼

なるほど、hitumabusi2017さんの通っていた学校では、スポーツに限らず何か一芸を持っている人がモテたのですね。
その点では日本もアメリカも変わらないのかな?
回答ありがとうございました!

お礼日時:2017/07/18 13:22

gleeだった、ごめん

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
gleeまだ見たことないので見てみますね。ありがとうございます!

お礼日時:2017/07/18 13:13

greeかな

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