私は彼のファンということでもなく、彼のことを特に尊敬しているということでも
なかったのですが、近頃になって彼の言うことを聞くようになり、とても共感して
います。
話が早い。理論を弄ぶようなところがない。明快である。武士道的潔さを感じる等々。
我々日本人に最も影響を与えた人物の一人と言えると思います。
また、彼は言います。
「やる奴はやる、やらない奴はやらない」と。
何か「やる」にあたって、話し合って決めるのではなく、自分あるいは有志でもってや
って、「これはどうですか?」と問う形がよい。
なぜかといえば、話し合いの結果出る結論は「妥協案」であり、参加者の誰の意見にも
合致しない可能性がある。
ゆえに、責任と情熱をどのくらい持てるかという問題にもなってくる。
何かができれば、そこに哲学的根拠と新たな「理」が生まれるだろう。
新たな行動がなければ、哲学は現実の中に埋没してゆくだろう、と。
彼の言うことは、このように展開できると思いますが、皆さんはいかがお考えでしょうか?
A 回答 (17件中1~10件)
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No.1
- 回答日時:
「やる奴はやる、やらない奴はやらない」
↑
トヨタの創業者「豊田佐吉」が次のようなことを
言っています。
「大卒のエンジニアや学者がやればもっと簡単に
成功しただろう。
しかし、彼らはやらなかった。
私はやった」
何か「やる」にあたって、話し合って決めるのではなく
↑
これ、マッカーサーを彷彿させますね。
朝鮮戦争で追い込まれたマッカーサーは、
仁川作戦を提唱しましたが、部下の全員が
反対しました。
「諸君は皆反対か。なら成功間違い無しだ」
結果は御存じの通りで、これをきっかけに、北朝鮮軍は
平壌まで追い込まれました。
これに対し、新聞記者が問い詰めました。
「貴方の手法は民主主義に違反する」
マッカーサー、曰く。
「軍隊に民主主義は無い」
何かができれば、そこに哲学的根拠と新たな「理」が生まれるだろう。
新たな行動がなければ、哲学は現実の中に埋没してゆくだろう、と。
↑
なるほどですね。
同意です。
何かを作り出すような人の言うことは、本質をついてますね。
民主主義のルールは破ってはいけませんが、マッカーサーの気持ちは
良く分かります。
真剣じゃないやつが多すぎる、保身を考えている奴が多すぎる!
同意していただき、嬉しく思います。
No.2
- 回答日時:
矢沢永吉の考えと行動。
私は彼のファンということでもなく、彼のことを特に尊敬しているということでもなかったのですが、近頃になって彼の言うことを聞くようになり、とても共感しています。話が早い。理論を弄ぶようなところがない。明快である。武士道的潔さを感じる等々。我々日本人に最も影響を与えた人物の一人と言えると思います。また、彼は言います。「やる奴はやる、やらない奴はやらない」と。
矢沢永吉の考えと行動を受けての質問者の展開。
何か「やる」にあたって、話し合って決めるのではなく、自分あるいは有志でもってやって、「これはどうですか?」と問う形がよい。なぜかといえば、話し合いの結果出る結論は「妥協案」であり、参加者の誰の意見にも合致しない可能性がある。ゆえに、責任と情熱をどのくらい持てるかという問題にもなってくる。何かができれば、そこに哲学的根拠と新たな「理」が生まれるだろう。新たな行動がなければ、哲学は現実の中に埋没してゆくだろう。
展開についての回答者の考え。
何かができれば、哲学的根拠が生まれるだろう。という部分が理解できませんでした。どうしてその生まれた根拠は哲学的なのでしょうか?また、現実の中に埋没するということがどういうことか理解できませんでした。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%93%B2%E5%AD%A6哲学的、哲学が突然出てきたなと違和感を感じます。
推測すると、ここでいう哲学的とは、自分の、と言い換えられるように思います。さらに哲学を自分と言い換えてみると右記になります。何かができれば、自分の根拠が生まれるだろう。新たな行動が無ければ、自分は現実の中に埋没してゆくだろう。左記の表現には違和感を感じません。自分と書かずに哲学と書いた理由が質問者の考えの独自な部分だと思われます。
哲学の追求するところは、「本質」ですね?
私は世の中のあらゆるものがその本質の顕れであると思います。
つまり、本質とつながっている、と。
とすると、画期的事実が現出したときには、これまでの哲学が変わる可能性がある
ということになると思います。哲学的な視点で見れば。
自然科学的な発見が、新たな「理論」を作るのと同様に。
新たな行動と言うものがなくなってくると、様々な観念的な論理が先行をし、その
観念の世界に必ずや埋没してゆくであろうと考えています。
No.3
- 回答日時:
えーちゃんですか。
うちの親父が彼のことを気に入っています。あいつは日本人離れしてると。やる奴はやる、やらない奴はやらない。
2ちゃんねるのキャラクターにも、やる夫とやらない夫と言う二人のキャラクターが出て来ますね。
もっと言えば、出来たか、出来なかったか、と言うことなのかな。そして大事なのは、何を為したか。下らないことを為しても価値は生まれないですね。と言うことは、大事なことが何か分かっていなければ、為すことは出来ないということです。
この大事なことを明らかにする過程に、一つの哲学のあり方が見られるのかなと。
そんなもの、本能で分かるだろ。と言う方もいるかも知れません。そんな方には哲学は必要なく、既に身についていると言えるでしょう。
実は私は矢沢永吉という人物については、どちらかと言うと苦手意識を持っていました。
イメージは、リーゼントで剃り込みを入れて、喧嘩ばかりして、一般大衆を威嚇していた
あの怖いお兄さんたちの親分、です。
どころが、ほんの一週間前のことですね、たまたま彼のインタビューの動画を見て、あれ?
と思いました。そして、納得しました。
頭いいですね!革命家の貫禄がありますね、すごい反骨心だ。明快で迷いがない(少なくとも
そう見える)。哲学を決めてますね。それで、その通りに生きてきているように見える。
だから、あれだけの熱狂的なファンがいるんでしょう。
私は若い時には哲学を決められなかった。今は決めることができた。だから、これからなんです。
ところで、やる夫やらない夫、って家事のこと?
No.4
- 回答日時:
こんばんは。
数年前前に渋谷のツタヤで、エスカレーターに乗った時、上のエスカレーターの底、つまりわたしが見上げる場所に矢沢永吉の「名言」がずらりと記されていて閉口しました。上記のようなものです。
わたしの好きな作家の言葉ですが、「成功して、人に教訓を垂れるほど気持ちのいいものはない」というセリフがありましたが、正にそんな感じで帰りはエレベーターを利用しました(笑)
>なぜかといえば、話し合いの結果出る結論は「妥協案」であり、参加者の誰の意見にも
合致しない可能性がある。
ゆえに、責任と情熱をどのくらい持てるかという問題にもなってくる。
わたしは、書くとき、語るとき、主語を「われわれ」というのが好きではありません。
「われわれ日本人は・・・」「われわれ一般大衆は・・・」
何故「わたしは」と言わないのかな?
>我々日本人に最も影響を与えた人物の一人と言えると思います。
わたしも何故か日本人ですが、彼は好きではないとひとこと言いたくて推参しました。
回答ではありませんのでお礼は無用です。
彼のことを嫌いだって言い放って、返事もよこすなって、最高につまらない投稿だね。
そういうことをする男って「女の腐ったの」って言うんじゃないかな?
それから、文を書くときの主語は「私」が圧倒的に多いけど、たまに「我々」を使います。
これが嫌いだということは、孤独だということではないでしょうか?
No.5
- 回答日時:
追記
>何かができれば、そこに哲学的根拠と新たな「理」が生まれるだろう。
新たな行動がなければ、哲学は現実の中に埋没してゆくだろう、と。
これはまさに勝てば官軍=勝ったもの勝ちの考え方ですね。
「勝てば官軍」というのは、大体において「勝ちゃいいんだ!」といった文脈の中で使われます。すなわち負けた者は負けるべくして負けたのだ。われわれは勝つべくして勝ったのだ。という勝者のロジックです。
そこに生まれるのが何故「哲学的根拠」や新たな「理」なのでしょうか?
仮にそうであるとして、スターリンや毛沢東の例に見られるように、その「新たなる哲理」が旧来のものよりもより善き物であるという根拠は何でしょう。
時に利非ず・・・負けた者に対して礼を尽くす、決して奢らない。これがわたしは武士の精神だと思っていました。
彼は日本の音楽業界の中で、大きなものに向かって喧嘩を売って「突っ張って」いた
わけです。
だから、勝ち続けなきゃならないってことを言っているんです。
まあ、「勝てば官軍…」の引用は最適ではなかったかもしれませんが…
№3のお礼欄にも書きましたが、新たな事実が新たな理になる可能性はあるということです。
世の中は複雑ですから、それが埋もれてしまう場合もあるでしょうし、悪しき事実が当然の
こととして定着してしまうこともあるでしょう。
新しきものがすべて「良きもの」であるはずもないでしょう。
なんというか、「公正」な目で見てもらいたいものです。
No.8
- 回答日時:
まあまあ。
私はNo4の投稿は料理のしがいがあると思いますよ。おそらくなんだけれど、親しみを感じていた相手が自分と違う価値観の持ち主のことを支持していることに対して、「自分は違うよ」と言いたかったのではないかな。まあそのくらいに考えて、大目に見て差し上げては。
矢沢氏に反感があるのは、彼がミュージシャンで、その音楽が彼がいうほどに知られていないからではないでしょうか。
白状しますと、私は聞いたことがないんです。コンビニで耳にしたことはあるかもしれないが、音楽と名前が一致しません。(今、YouTubeでトップヒットを聞いてみましたが、本当に聞いたことがないのかもしれません。私にとって彼は、単にボスの缶コーヒーの人物かもしれません。。。)GRさんや私にとっては、実質的に無名の人物に近いのかもしれません。ある業界で勝てば、自分を全体の勝利者として語る権利を得るわけです。この態度が鼻持ちならないということはできるでしょう。
でも勝ったものに言葉はついてくるわけです。矢沢氏で役不足なら他の事例を出してみましょう。
スティーブ・ジョブズは技術屋であり経営者だったわけですが、彼が大勝ちした結果、一部の人は彼を思想家だと考え始めているわけです。アインシュタインは物理学者で哲学者ではありません。しかし哲学者たちが時間の観念を考える上で、その理論を引き合いに出し始め、しまいには彼が哲学者であるかのように考える人もいるわけです。物理学者は哲学者なんじゃなくて、大勝ちすれば哲学者に化けることもできる、ということだと思います。
こういう思想化や哲学化は、崇拝感情を基にしていて実態がないから虚偽だと言い放つこともできます。
でも「勝てば官軍」とはよく言ったもので、その偉業を理解しようと、世の中が当人を飛び越えて、考察をしてくれるんです。これはその方がいい事例もあるんです。芸術なんかがそうです。モーツアルトはかなり下品な人だったようですが、その音楽は神々しいわけで、作品に見出される精神性を考察しようとするわけです。ゴッホも当人は大変気性が荒かったようですが、絵は愛せますね。
業績はその人間を超えていきます。まず何かをやらないと、何も始まらないということなんでしょう。
これは結局、職業的な哲学者が頭で考えた論理的に整理された言葉を信じるか、それとも、言語としては不十分ながらも魅力がある成功者の作品を信じるか、という問いにもなりそうです。
というわけで、DRさん、少し話を広げすぎたかもしれませんが、面白がれる範囲で拾ってもらえると幸いです。
追記:矢沢永吉、うまいですね。日本語で歌っているのに、本当にロックンローラーみたいです。
まあ、これまでの経緯もあったので、端的な表現になりました。
以前もありましたが、こうして骰子さんにたしなめられるというのも、ネットながら
立体的な人間関係ができるということで、楽しいことでもありますね。
「勝てば官軍」なんですね、やはり世の中は。
どんなに低俗な文化でも、世の中に受け入れられたら、金も名誉も女も手に入れるこ
とができてしまう。
だから、「正義」は勝たなきゃならない。もう一つの質問のテーマになりましたが、
永ちゃんはこうも言っています。「幸せになるべきだ」と。
彼は、お金を手にしてこう思ったそうです。「たいしたことない」と。では、今彼は
どこに到達しているのだろうと思いつつ、また、語録を探そうと思います。
人はそれぞれ何に幸せを感じるか違うと思います。逆に言えば同じだったらおかしい
ですよね。
すべての人の幸せが同時に成り立つということが「正義」と言えるのかな?
永ちゃん、歌うまいですよね。伊達に大口たたいていないと思う。
No.9
- 回答日時:
>すべての人の幸せが同時に成り立つということが「正義」と言えるのかな?
うーむ。考えてみましたが、どこまで行ってもそれはないでしょう。家族のみ幸せというケースもあれば、とある会社の正社員1000人だけ幸せとか、「全ての人」は限定されているものです。一番うまくいって、「日本国民は」ではないでしょうか。しかしこういう幸せは「全ての人」以外のところから富を吸い上げ、搾取することになります。
アフリカの貧困国まで「全て」に含めて考える人は稀にしかいなくて、世界は先進国で回っているわけです。
未知の国、メディアがたまにしか報道しない国、言語も文化もわからない、そこまで行くと容易に想像ができなくなり、あの歌のようにヴァーチャルになり、神に何を願っていいのかもわからなくなってきます。私はその問いで、ヴァーチャルなのが嫌だと書きましたが、ここまで大きな問題だと、若者だけじゃなくて年寄りも含めて、ヴァーチャルにしか考えられないのかもしれません。
経済学的に考えると「正義」とは、できるだけ公正な配分をできることなんだと思います。現代だと法律があって、その法が、まあまあな配分をしており、政治が税金として一旦吸い上げて、再配分をしているわけです。しかし現状のやり方だと、それでも埋まらない溝があるわけです。自分がどのような溝に向き合っているのか。それにどう関わるのか。具体的に考えて行くことも大切だと思います。
まあ今の再配分は、もう少し実学にならない学術に寛容でもいいとは思っています。ただまあ私の分野、サボっている人はサボっていますんで、あまり「なんとかしてくれー!」というようなことは言えないんですけれどもね。
>だから、「正義」は勝たなきゃならない。
勝てば勝ったで、そこから重責を背負い大変です。負ければ負けたで、地獄です。
生きて行くっていうのは大変なことです。勝った人間は勝鬨をあげず、淡々と自分の道を進むのが、ソツがない生き方のようです。ただやはり勝鬨をあげてしまうのが人間です。私も勝てば勝ったで、ニコニコしたり、傲慢なことを言ってしまったり、いろいろと後で反省しています。他人に助言をして、それが仮に本当に有益だったとしても、鼻につくなどと言って嫌がるのが人間というものです。
全ての人が幸せになるには、人間の業は果てしなく深いと私には思えます。
「すべての人の幸せが同時に成り立つ」
これは、私の哲学の結論の一つです。
チャップリンは言いました、「世界には十分な富がある」と。
その富が明らかに偏っているので、貧乏な人が作られると言っていいと思います。
例えば石油を大量に消費する文明であるわけですが、そのシステムにより莫大な富
を手にする人がいるということです。
世界の経済の基盤がどうなっているかということは、一般大衆は知っているつもり
になっているだけで何も知らないと思います。私もよく分からない部分が多いです。
国家の重要機密の部分は国民には知らされません。
真実の世界はそれこそ「落合信彦」の世界?
一般大衆は有史以来、権力者に支配され続け、今だに支配されているどころか、AI
などの発達により、より強い支配の中に組み込まれることは間違いないですね。
「合理化神」信仰はとても強くなっていますから。
一般大衆中心の文明はできるんです。
それにはまず今が権力に支配されているという自覚を持つということと、悪を悪と
言えないクソ哲学を捨てることだと思います。科学を哲学とすることも含めて。
近頃、言葉が少々乱暴になっている自覚があります。豊田真由子氏の影響でしょうか?
No.10
- 回答日時:
>これは、私の哲学の結論の一つです。
そう言われると、友人としてここは尊重する他ないですね。
富を本当に公平に分配すれば全員が幸福になれるという話は、他でも聞いたことがあります。トマ・ピケティ氏もそういう趣旨の研究をして注目されたと聞いています(当時忙しくて読めないままで今に至ります)。
できないとは断言する必要がないし、やってみてできたら素晴らしいじゃんという話ではあります。
否定するような理由はどこにもないわけです。
うーむ。しかし繰り返しになりますが、私の感覚だと、人間の業は深く、うまくいかないんですね。身近なところでも富の配分がうまくいっていないことを痛切に感じ、そこから、大きな次元でもうまくいかないだろうと思って、こういうわけですけれども。
人間は理想的なほどに、頭が良くないんです。私が良くても、周囲は全然理解が追いついてこない。色々と人と話して、もはやもう良いと観念し始めている状態でした。
こういうものが、クソ哲学ということは否定しません。人間、肥溜めにまみれて生きているなあとため息をついています。
トマ・ピケティ氏、ひと頃話題になりましたね。私もその著書をまだ
読んでいません。
うーむ。仰る通り、人間の業は深いと言わざるを得ません、実感としても。
現実を見れば理想社会など実現するわけがないと誰もが感じるでしょう。
しかし、ほとんどの場合が、自分以外の人間たちを見てそう思っているので
あって、「自分のような人間なら」と、少なくとも一縷の望みを持っていな
いでしょうか?
つまり、自分の中には「善性」を信じることができる、ということだと思う
んです。
ということは、人間には普遍的に「善性」が存在する確率は高いと言えそう
です。
それを信じて、何らかの行動を起こす以外にないということになると思いま
す。
できるか、できないか、なんて人間の頭で分かるはずのないことだと思いま
す。
理屈でそういったことを判断しようとする人を私は信用しません。
私としては、要するに、人類がこのまま衰退してゆき、おそらくどんどん暴
力的になってゆき、文明の崩壊までゆく、ということが悲しくて、嫌なんで
す。だから、何とかしようと頑張ってから死にたいということです。
飾った言い方をすれば、もっとかっこよく表現できるのでしょうが、人間の
「思い」とは結局、こんなもんだと思います。
後は「方法論」を論ずることが価値的であると思います。
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