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こんにちは。よろしくお願いします。
今、ビジネスについていろいろと自分なりに勉強している者です。
まるっきりの素人でありまして、考えがおよばないことがたくさんでてきてしまいました。
ご指導お願いいたします。

親会社から独立し、独立採算制にて経営する場合についてお伺いしたいと思います。

1.子会社側は新たに新会社を設立するのですか?そして新たな社長をたてる?
それとも支店などとし、社長は親会社の社長と同一人物とするのですか?
部署・部門などが独立した場合は、管理監督者を置くだけなのでしょうか?

2・独立した側(子会社)の事務所の建設費などの借金がまだ残っていて、借金の名義は親会社の社長である場合。
借金返済は子会社で行うとして、名義は変更しなくてよいのでしょうか?また、名義の変更ということはできるのでしょうか?

3.独立した場合、親会社へロイヤリティ?(上納金?)のようなものを払うのでしょうか?

4.独立採算制をとる場合、特に気をつけなければならないことはありますか?

以上4点です。お願いします。

A 回答 (1件)

大学で管理会計を専攻しておりました者です。


1.について
この事例では親会社から独立するとのことですが、
新会社を作るか、支店として独立採算制をとるかは
自由ですし、また、ケースによって選択するものかと思います。
子会社とするならば、独立した新たな法人格となるわけですから、親会社との関係もさまざまな契約によって規定されてくるものと思います。
また持ち株の関係によっても影響を受けるでしょう。
支店とするのであれば、同じ企業の中の部門となりますので、社長は同じ人。部門の長が採算に責任を持つ、ということに成ると思います。

2について
独立会社なのか、支店なのかで話が違うと思います。
独立会社の場合は、事務所を作った時点で事務所の所有者が誰名義になっているかが肝心です。
親会社になっている場合、その事務所を親会社から借りる、という形をとって、賃料を親会社にいれ、それを返済に充てるという方法か、
買い取るという形をとって、その分を借金にあてて完済し、その費用分を子会社で新たに借り入れるということができると思います。
しかしこの場合、いずれにしても、親会社に収入が発生しますから、税金の対象となると思います。
最初から事務所が子会社の名義の場合なら、親会社の社長と子会社がどういう関係になっているかによって、対応が異なると思います。千差万別になりそうなので割愛します。

3.について
これも自由かと思います。
子会社とした場合には、たとえば何らかのブランドを使用する、というような場合やノウハウを使用するといった場合、
その使用に関するロイヤリティ契約を結ぶということによって対価として払うようなことになると思います。
支店の場合は同じ会社の中ですから、それは社内の仕組みづくりの問題ですね。
社内での独立採算制といっても、色々タイプがあると思います。
たとえば、経理や人事の機能を各事業部がもつか、それとも本社で一括して持つのか?という違いがあります。
各事業部でそれらを持つ場合は、社内子会社といってもよく、権限が集中し、自由度も高まりますが、反面全体で見たときのコストは増大します。
逆にそういった機能を本社に一括一括してもたせた場合には、それらの負担を各事業部がしなければならないことになります。
また、両タイプに共通して、対外への広告費や同じ建物内の場合の光熱費、建物の減価償却費等、一般に共通費や一般管理費といわれるものを各利益事業部に配分しなければなりません。
4.と重なるかもしれませんが、独立採算の企業内事業部制をとるときには、この共通費、一般管理費の配分問題は避けて通れないかと思います。
如何に論理的な基準で配賦するかは非常に重要だとおもわれます。

卒論の内容そのまんまでした・・・。
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この回答へのお礼

早速のお返事ありがとうございました。

質問2のご回答で、子会社が例えば借金の残る事務所などを買い取った場合、親会社に収入が発生するなど考えも及びませんでした・・・。なるほど、そうなりますね。
独立採算制によって自由度が高まり、良いことの方が多いかな?と思っていましたが、コスト面も考えなければいけませんね。
双方間のしっかりとした契約が決め手のようですね。

大変よくわかるお返事で頭がさっぱりした気分です。
次の疑問解決にかかれそうです。(今度は税金w)
また何かありましたら何卒よろしくお願いします。

お礼日時:2004/09/06 13:37

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