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山口俊男著の“日本の「安心」はなぜ、消えたのか”を興味深く読んでいます。
下記に引用した実験が載っています。

実験1
<北海道大学の学生たちに「総合認知能力テスト」と称する二〇問のテストをやってもらい、その試験の直後に「あなたの成績は大学平均より上回っていると思いますか、それとも下回っていると思いますか?」という質問を出します。>
<(およそ七割近い学生たちが「自分は平均より下だろう」と答えました。>
実験2
<これと同じ実験を別の参加者たちを相手にやることにしました。先ほどの質問をこのように変える、というものでした。>
<「あなたの成績は大学平均よりも上回っていると思いますか?下回っていると思いますか? もし、あなたの自己評価が当たっていたら参加謝礼の七〇〇円とは別にボーナス三〇〇円を出しますよ」>
<回答者の七〇%が「私は平均より上だと思う」と答えたのでした。>

二つの実験結果を比較すると、1では、自己卑下傾向が強く出て、2では、自己高揚傾向が強くでましたね。
(被験者は各々20名で、必ずしも充分とはいえませんが)
質問は、実験1と2との食い違いを、解釈して下さい。

A 回答 (8件)

お金が欲しいから、ですか。

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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<お金が欲しいから>
自分の成績をよく見せた、ということですか?
(すなわち、実験1で”平均以下”の8人が、実験2では”平均以上”に鞍替えした、ことになりますね)

お礼日時:2017/09/25 15:48

就職活動にしても、(自分が本気出せば、このくらいのところまではできるかもしれない範囲で)水増しの申告を行ってしまうものかも知れませんよね。

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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
平均以下が多い(実験1)が、
<本気出せば>の<水増し>
を行ったということですね。

お礼日時:2017/09/25 17:20

写真写りも目も悪い口だけは天才の怪盗レトルトカビゴン京都がどうかしたのですか?


RPGしているらしいですね。
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この回答へのお礼

お礼日時:2017/09/30 16:54

メダロットをがめろっと



そういうことなのでしょうか?
自分から怪盗を名乗る心理は何なのでしょうか?

京都はじめじめしているので、陰湿なのでカビゴンなのでしょう。
人狼お疲れさまです。
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この回答へのお礼

お礼日時:2017/09/30 16:54

実験1では、どう答えても、結果としての利益は得られないと言う事ですね。


そういう場合は、自分の評価は、低めに表明すると言う結果が起きたと言う事です。
実験2では、正しく評価した場合は、利益が得られる。
その場合は、正直に自己評価を表明したと言う事ですね。(正直に自己評価しないと、利益が得られないので、正直に答えたと判断できるでしょう)
以上からわかる事です。
まず、平均以上であろう人は、それぞれの実験者が適切にサンプリングされていたと考えれば、おおむね50%の人は、平均以上と考えて良いでしょう。(同時に、50%は平均以下と考えられます)
つまり、70%の回答者のうち、実験1の場合は、20%が自己評価を低く表明しています。
実験1の場合は、20%が自己評価を高く評価した事になります。
それ以外は、正しい評価をしています。(評価結果と実際の試験結果の評価を比較しているわけでは無いですから、確実性は無いですが、一応、そのように考えると言う意味です)
推論1
実験1と、実験2では、80%が正しい自己評価を行っている。
実験1と、実験2では、20%が自己評価に間違いがあった。
推論2
間違った、20%は平均のボーダーライン付近にいると想定すると、正しい自己評価に利益がある場合は、自己評価を高めに表明する傾向がある。
逆に、自己評価に利益が無い場合は、自己評価が低めに表明される傾向がある。
結論
北海道大学の学生の80%は、正しい自己認識をしていると考えられる。
自己評価に利益が関わる場合は、学生の20%は、自己評価を高めに誤認する傾向があった。
自己評価に利益が関わる場合は、学生の20%は、自己評価を低めに表明する傾向が見られる。(表明としたのは、正しい自己評価で無い場合もあると想定されるからである)
分析
学生の20%は、自己評価の誤認がある。(これは実験2の結果からである)
それは、平均以上だと言う事である。
その層は、自己評価に利益が無い場合は、自己評価より低く表明する傾向がある。
これは、謙遜と呼ばれる行動と判断する事も可能であろう。
学生の20%は、謙遜を行う傾向があると言えるかもしれない。
日本人に謙遜が美徳がされる傾向があったと想定した場合は、現在の学生においては、謙遜と言う行動は少なくなっているのかもしれない。
もし謙遜が美徳と考える学生が多ければ、実験1では、100%近くが、平均以下と答えたのではないだろうか?
実験2でも、利益を度外視すれば、謙遜する学生が多ければ、100%近くが、平均以下と答える事が想定される。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
細かく、論理的に、分析して頂きました。(非論理的な人が多いなかで)
ご回答を読ませて頂いて、私の感想を、粗っぽいですが、表現します。
20%の学生たちは、本心(内心)では、自己の成績を実際以上に過大に評価しがち、なのに対して、外面には(直接の利害がない場合には)、謙遜して、過小に表しがちだ、ということになりそうですね。
よく分かりました。

お礼日時:2017/09/27 10:47

回答に誤記がありました。


「実験1の場合は、20%が自己評価を高く評価した事になります。」→「実験2の場合は、20%が自己評価を高く評価した事になります。」の間違いです。
訂正いたします。
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございました。

お礼日時:2017/09/27 10:48

お礼ありがとうございます。


追加訂正です。
結論の部分の「自己評価に利益が関わる場合は、学生の20%は、自己評価を低めに表明する傾向が見られる。(表明としたのは、正しい自己評価で無い場合もあると想定されるからである)」→「自己評価に利益が関わらない場合(以下同じ」の間違いです。
実を言うと、この実験は、もっと細かく分析すべきなんです。
実験結果の、自己評価と実際の解離の度合いとか、実験1で謙遜していると思われる学生のもっと詳細な割合とか、実験2で自己評価を高めに評価した学生の割合とかです。
ここら辺に関しては、実際の実験では、きちんとデータ化していると思われますので、そこら辺を確認した方が良いでしょう。
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この回答へのお礼

再三のご回答ありがとうございました。
<自己評価と実際の解離の度合いとか>
などが分かると、もっと面白いですね。学会への論文あたりでは、詳細な記述が盛ってあるのかもしれませんね。この本でも、他の実験では、日本人とアメリカ人学生を対象にした結果が載っており、国民性を考える上に、興味深かったです。

お礼日時:2017/09/28 07:57

学生の多くはテストを行う上で、


平均以上を狙ってテストを受けていると言う事です。
あるいは、テストを受ける時点では、
平均以上の実力があると思っていると言う事です。
あとは、大学生はプライドが高いと言う事です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
<大学生はプライドが高い>
と言うことですね。実力以上に自分を評価している学生が多いのですね。

お礼日時:2017/09/30 19:31

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