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音階には、一般的に使われている、西洋の音階の他に、日本独自の日本音階と言う物が有ると言う事は、小学校か中学校の音楽の授業で教わりました、私は音楽が得意ではないので、詳しい事は判らないのですが、雅楽等で使われていると言う事です、が、最近の日本の曲の中でも使われている曲が有ると言う事を最近知りました。そこで一つ気になったのが、日本の国歌である、君が代はどうなんでしょう。日本の国歌なのですから、もちろん日本音階を使用していると思うのですが。ご存知の方が、教えて下さい。よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

>カルメンマキ&OZという日本のロックバンドが、ライブで、自分達の曲のイントロに君が代を使っていて


イエローの「国旗はためく下に」もイントロ君が代です。
で、リフはまんまツェッペリンの「ハウメニモアタイムズ」というなかなかけしからんやつです。
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この回答へのお礼

ご返信有難うございます、まさかこのような返信をいただけるとは思いもよりませんでした、驚いたと同時に、こう言った所から、話が広がっていくのだなと嬉しくもなりました。ところで話は元の話題とはかけ離れてしまいますが、国旗はためく下にと言う曲のタイトルを聞いて、泉谷しげるを思い起こしてしまうのは、やはり年代の違いでしょうね、余計な話でした、これからもよろしくお願いします。

お礼日時:2017/10/19 08:30

イエローは泉谷のバックバンドやったこともあります。

70年代半ばのことです。
はるか昔にそのライブを見た際にこの曲を演奏したので君が代イントロの件を覚えていました。
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この回答へのお礼

何度も返信ありがとうございます。申し訳ありませんでしたが、前回返信をいただいた時は文章を読んだだけで、リンク先を見ていませんでしたが、今回、見てみました。恥ずかしながら、イエローと言うバンドは知りませんでしたが、良いですね、こういうバンドは大好きです。ところで、話は変わりますが、このバンドのライブを見たと言う事は、おそらく同年代か先輩かですよね。今後どこかで同じような話題になった時には、また、よろしくお願いします。

お礼日時:2017/10/20 07:34

No.4です。



>ところで、律音階と言うのを聞いて。思った事なのですが、
「旋律」と言う言葉もそこから来ている言葉なのでしょうか

「律」の字は意味に幅があるのでやや交錯しますが、
「旋律」に関してはあまり難しく考える必要はないと思います。
「律」とは、基本的に「法則」「掟」のような意味で、
それは「律令」とか「法律」などの言葉でわかります。
音楽に関して「律」の字を使うときは、たとえば音の高さ、音程などの決まりということで、
「音律」といえば、音階上の各音の高さ、音程関係の定義のことです。
あるいはもう少し細かい意味で、楽器の様々な調律法を意味して「音律」という言葉を使うこともあります。

「旋律」の「旋」は「めぐる」という意味で、つまり「音のめぐり」ということになり、
その「音のめぐり」が一定の方法で整えられて初めてメロディーとしての形を成すことから、
「旋」+「律」となっているのだと思います。
したがって、「旋律」という語と「律音階」には、直接の語源的関係はなく、
「律音階によるメロディー」というような意味ではないでしょう。

古代に成立した中国の理論では、西洋音楽同様、一オクターブを十二等分にし、その各音に名前が付けられました。
西洋音楽の「ド」、つまり「C」の音は「無射」という名称です。
ただし中国では、古代の伝説上の帝王「黄帝」の名にちなんで、「黄鐘(こうしょう)」という名の音を基礎にしました。
「黄鐘」は、西洋音楽の「レ」、「D」の音に当たります。『君が代』も、「レ」で始まって「レ」で終わるDの旋法になっています。
一方、五音から成る音階、つまり「ペンタトニック」に関しては、その五つの音に「機能上の名称」があります。
最初の段階では、音階は「呂音階」のみで「律音階」はまだありませんでした。
「呂」という字は背骨の並びを表す象形文字が起源で、「並んで続く」という意味です。
つまり、「呂音階」というのがそもそもの音階の原形ということです。
「黄鐘」、つまりDを主音とする「呂音階」というペンタトニックの各音の名称は下のようになります。

呂音階
レ=D 「宮」
ミ=E 「商」
ファ#=F# 「角」
ラ=A 「徴」
シ=B 「羽」

専門的になり過ぎるので経過は省略しますが、上の「呂音階」を別の音高に移調していく段階で、
その三番目の音である「角」を半音上げた方が旋律的に自然であるということが発見されました。
実は、「律」の字にはもう一つ、西洋でいう「半音」の意味があります。
それで、半音高く律した「角」の音を「律角」と呼び、
この「律角」の音を含む音階を「律音階」と名付けて「呂音階」と区別しました。

律音階(『君が代』の音階)
レ=D 「宮」
ミ=E 「商」
ソ=G 「律角」
ラ=A 「徴」
シ=B 「羽」

呂音階、律音階はそれぞれ六種類ずつあり、それを合わせて「十二律」と呼びます。
律音階が考案されてからは、中国の宮廷音楽は律音階が主流になります。
そういう意味では、律音階は必ずしも日本固有の音階とは言えませんが、
日本古来の音楽に近かったのは律旋法の方で、
日本特有の「民謡音階」や「陰音階」も、構造的には律音階に近いものです。
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この回答へのお礼

ご返信有難うございます、またも面白いお話有難うございます。こういった事を子供の頃に聞いていれば、もう少し音楽に興味が持てたかもしれませんが、義務教育の範囲では無いと思いますので、余計な話でした、これからもよろしくお願いします。

お礼日時:2017/10/19 08:45

日本の音階は数種類あります。

『君が代』の旋律は、その中の「律音階」によるもので、
基本は、レ・ミ・ソ・ラ・ド・レ、という音階になります。
いわゆる「5音音階」ですが、日本の5音音階には特徴があり、
旋律が上行するときと下行するときで違う音を使うことがあります。
この「律音階」に関しても、下行形ではレ・シ・ラ・ソ・ミ・レという構成音になることがあり、
『君が代』の中でも、「千代に八千代に」の「八千代に」の個所で、「レ・シ・ラ・ソ」と、
「ド」の代わりに「シ」の音が使われています。

『君が代』の旋律の作曲は、雅楽師だった奥好義と林廣守によるものです。
日本には、中国で紀元前に成立していた音楽理論が古代には伝わっています。
雅楽、(仏教の)声明、能楽などの古典的な日本の芸術音楽の基礎になっているのは、
その理論で体系化された「呂(りょ)音階」と「律(りつ)音階」の二つです。
日本語の言い回しで「ろれつが回らない」というのがありますが、
この「ろれつ」とは、「呂旋法」と「律旋法」の「呂律」のことで、
この二つの音階の区別がうまくつけられない、奏し分けられない、という意味から転じて、
うまくしゃべれない、という慣用句になったものです。
ただし、理論は輸入しても、中国の音楽と日本の音楽は異なっており、
理論もそれに合わせて変えられているので、中国のコピーということではなく、
日本には日本の音階の独特な変遷と用法があります。
作曲者が雅楽師だったことから、雅楽で基本となる二つの音階の内の「律音階」で書かれたわけです。

最近のことはわかりませんが、以前は、学校などでは、
「陽音階(陽旋法)」「陰音階(陰旋法)」などの名称で日本の音階が教えられていたと思います。
このうち、「陽音階」は、「呂音階」と同じもので、
ド・レ・ミ・ソ・ラ・ド、という形になります。
この音階は日本以外の国にも多く見られるため、日本の国歌の旋律を書くには、
より日本の特徴がはっきりする「律音階」を使った方がよいと考えたのでしょう。
中国の音楽では、「呂音階」の方が目立って多いと思います。
「陰音階」は半音を含む日本特有の音階で、別名「都節(みやこぶし)音階」といい、
ミ・ファ・ラ・シ・ド・ミ、という形になります。
「さくらさくら・・・」はこの陰音階によるもので、『君が代』の律音階とは別の音階です。
この「陰音階」は、日本人の音楽的趣味をはっきり表しているもので、
現在雅楽の一分野として演奏される、古代日本の民謡と言われる「催馬楽(さいばら)」にも見られますが、
実は、「呂音階」と「律音階」を理論的な基礎としている雅楽の曲でも、
実際の節回しにはかなり陰音階的な性格があります。
そういう意味では、「陰音階」は特に日本的な音階と言えば言えるのですが、
この音階だとあまりにもしっとりし過ぎ、悲しげになるので、国歌にはあまりふさわしくなかったと思います。
いわゆる「日本民謡」でよく使われるのは、律音階と少し構成音がずれた「民謡音階」と、
この「陰音階」です。「民謡音階」は、レ・ファ・ソ・ラ・ド・レ、という形です。
ほかに、沖縄特有の「琉球音階」、ド・ミ・ファ・ソ・シ・ド、というものがあります。
こうした「俗謡」の音階よりも、より古代的で格調が高い「律音階」が国歌にはふさわしいと判断したとも考えられます。

なお、奥好義が作曲したのは旋律のみです。
現在、国歌斉唱のときに演奏される伴奏は、海軍軍楽隊の教師をしていたドイツ人、
フランツ・エッケルトの編曲によるもので、西洋的な伴奏になっています。
ただし、旋律は変えていないので、旋律は「律音階」のままです。
そして、旋律の音階の基音は「レ」ですが、
エッケルトの伴奏付けは「ド」を主音にする「ハ長調」のようになっているため、
伴奏がついていない出だしと終わりの部分以外は、
「律音階」の性格が必ずしもはっきり感じられなくなっているといえます。
つまり、旋律は、日本に古代からあった「律音階」を守っており、
伴奏は西洋式という、「和洋折衷」型の典型です。

最近の日本の曲に関してですが、民謡の基本である「民謡音階」や「陰音階」は、
演歌はもちろん、ポップスなどにも生き続けています。
ただ、『君が代』の「律音階」に関しては、上の音階と比べて西洋式のアレンジに馴染みにくいということがあるので、
現代の音楽にはあまり使われることはないと思います。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます、いろいろな背景まで教えて頂き勉強になります。ところで、律音階と言うのを聞いて。思った事なのですが、「旋律」と言う言葉もそこから来ている言葉なのでしょうか、ネットで調べた限りでは、旋律とはメロディの事をさす、と言うような事ばかりで、語源に関しては詳しく書かれている所は有りませんでした。もう少し調べてみます。この度は有難うございました、またよろしくお願いします。

お礼日時:2017/10/17 05:27

日本音階はナチュラル・マイナー・スケールから第2音、第6音を抜いた5音階で、所謂、四七抜き音階(メジャーペンタトニックスケール)の第6音から並べ替えた、マイナー版の音階です。


演歌スケールとも言われますね。
また、メジャースケールから、第2音、第6音を抜いた5音階は沖縄音階になります。

君が代は、メジャーペンタトニックスケールの第2音をトニックとした5音階で構成されてますね。
生粋な日本音階では無いです。
「さくらさくら」が生粋の日本音階ですね。

一般に四七抜き音階とはナチュラル・マイナー・スケールの四七抜き音階(マイナーペンタトニックスケール)の事を挿すのが一般的ですが、ペンタトニックスケールにはメジャー、マイナー、の2種類が有り、並べ替える事で、違う音階になるという事ですね。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます、色々と音楽的に詳しく説明されいて、勉強になります、実は昔ギターを齧った事が有るのですが、やっていたのも主にブルース系のロックばかりでしたので、恥ずかしながら、メジャー、マイナー、ディミニッシュ、程度しか、使わず、それ以外はジャズやフュージョンの世界だと思ってあまり気にしていませんでした。もう少し勉強してみます、ありがとうございました。またよろしくお願いいたします。

お礼日時:2017/10/17 05:34

作曲者は雅楽奏者なので当初は日本固有の音階で作られたのかもしれませんが、


実際は西洋音楽の楽器で演奏されるために西洋音楽によって解釈され西洋音階になっていますね。
音階の解釈としてはDドリアン。

西洋音楽で表現される日本的な音階、はたくさんあります。
子守唄や演歌をはじめとする歌謡曲はもちろん、ロックと思われているものにも所謂ヨナ抜きはいやというほど使われています。
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この回答へのお礼

ご回答頂きありがとうございます。ところで、昔、多少ギターをかじっていましたが、恥ずかしながら、使っていたのは、せいぜい、メジャー、マイナー、ディミニッシュ、程度でしたので、ドリアンとは思いも付きませんでした。それと、今回君が代に関して気になったのは、カルメンマキ&OZという日本のロックバンドが、ライブで、自分達の曲のイントロに君が代を使っていて、それが不自然では無かった事を思い出したからです。今後もよろしくお願いします。

お礼日時:2017/10/17 05:43

さくらさくら、と同じ音階ですよ。


日本音階です。

中間音を使ってはいないので、西洋の平均律での表現も可能です。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。確かに言われていれば、さくらさくらと君が代はよく似ていますね、ところで、中間音を使っていないだけと言う事は、日本音階は、西洋音階の、いわゆる部分集合のような物ということですね。今後ともよろしくお願いします。

お礼日時:2017/10/17 05:48

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