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時代劇のアタマ剃ってない浪人?が着てる襟が黒のグレーの着物?はどんな分類なんですかね?

テレビなんで強調して着せてるのか知りませんが、大概この配色です。

A 回答 (1件)

黒いのは掛け衿です。


Yシャツと同じで首筋に当たる部分が皮脂や髪の毛の整髪料(女性は化粧品も)で汚れます。

着物を洗うには縫い目を解いて布状に戻し、洗って、シワにならないよう干して、もう一度縫い直す(当時は全て人力)という手間がかかるので、庶民は衿部分だけ別布を上から縫い付けて、それだけはずして洗えるようにしていました。

黒なのは皮脂汚れが目立たないためではないでしょうか。
またどんな着物の柄にも合わないこともないので無難だったのだと思います。

江戸時代前期、平和な世の中になり暮らしが豊かになった町人が派手な生活をするようになり、それを戒める御触れがたくさん出ました。
着物の色に関しても「藍色、鼠色、茶色のみとする」というものがあります。
当時の染料は植物、鉱物、虫など自然のものを加工して作っていました。
その中で藍を発酵させる藍染と、どんな植物からも取りやすい黒系と茶色系が安価なものとして許されたのだと思います。

つまり化学染料のない時代にカラフルな布を着ている=お金持ちということです。
仮に禁令がない時代設定のお話でも、浪人のような裕福ではない人が着られる布は地味なものになるはずです。
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