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齋藤のさいをもう一つの漢字に直すことはできるか戸籍謄本

A 回答 (1件)

もう一つの漢字とは,「齊」のことですか? それとも「斎」のことですか?



前者だとすると,これを変更することはできません。「齋」(斎)と「齊」(斉)の字はまったく別の漢字だからです。漢和辞典なら載っているのかな。「齋」(斎)の音訓は「サイ」「ものいみ,つつしむ」であるところ,「齊」(斉)の音訓は「セイ」「そろう,ひとしい」となっています。
このように「齋」から「齊」(または「斉」)への変更は別の漢字を使うことになるので,どうしてもそうしたいのであれば家庭裁判所に氏の変更の許可の申し立てをする必要があり,それが認められない限りはできません。そしてこの氏の変更には「やむを得ない事由」が必要であり(戸籍法107条1項),その必要性の是非が問われます。そう簡単には認められません。

ところが「齋」から「斎」への変更だということになると話が違います。「齋」は「斎」の旧字体,つまりはこの2つの漢字は(画数は違えども)同一の文字だとされているため,これは変更ではなく表示上の訂正であるとして,法務省通達により,戸籍筆頭者の申し出があれば,家裁の許可なく「齋」を「斎」とすることは可能です(ただしその戸籍に入っている人全員の苗字の漢字が変わるもので,一部の人だけを変えることはできません)。

ちなみに「齋」(斎)や「齊」(斉)には誤字や俗字が数多くあり(パソコンで出てこない文字であればこれだと思ってください),その誤字や俗字を「齋」(斎)や「齊」(斉)に訂正することはできても,「齋」(斎)や「齊」(斉)をその誤字や俗字に変えることはできません。

ご指摘の「もう一つの漢字」が何かをご確認ください。
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