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外国語学部の、指定校推薦の試験で面接があります。
将来の夢が ルソーなど外国人の書いた教育論を 外国語でよむこと といったら、
面接官は じゃあ教育学部行けよって思いますか?
志望理由書に書いてしまったのでもう変えられないのですが、将来の夢を聞かれたら、これから外国語学部で学ぶことと教育論をよむという夢をうまく関連させて、どう答えればいいのか?
わかりません。アドバイスください。

A 回答 (1件)

教育学部へ行けなんていうことは絶対に言いませんよ。



ルソーは『エミール』で児童中心主義を唱えて、現在の教育に対して確かに大きな影響を与えています。

同時に、ルソーは同年に発表した『社会契約論』でフランス人権宣言やアメリカの独立宣言に大きな影響を与えて、

民主主義の基礎を築いた人です。

『社会契約論』はマルクスの『資本論』と同様に、歴史に最も大きな影響を与えた書として有名な書です。

ルソーは政治思想だけでなく、文学や作曲などの活動もしていて、

大きな功績を残しています。

人格破綻者で変態であったのですが、理論的には大変偉大な人です。

哲学・社会科学・作曲・文学に大きな影響を与えた人です。

フランス語を専攻して『エミール』や『社会契約論』を研究したいと言えば、心証はよいでしょう。

『社会契約論』は薄い本の割に大変難解で読みにくい本ですが、

『エミール』は小説形式の韻文で大変詩的で美しい文章です。

分厚い3分冊になっていますが、本気になれば高校生にあなたでも3日で読める本ですし、感動するでしょう。

面接対策として読んでおくことをお勧めします。

『社会契約論』の方は残念ながら、高校生のあなたが読んでも1ページも理解できないしょう。

ですが、人類史上に最も大きな影響を与えた書の1つですから、

大学に入ってから徹底的に研究して、わかりやすく解説できたら、とても大きな貢献になります。

現在、立憲主義と戦後民主主義の危機にあります。

原点に返ってルソーを研究することは、歴史的使命ともいえるほど尊いことです。

是非ともルソーを研究して、危機を救うことに貢献して下さい。
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