いつもお世話になっております。
「ノルウェイの森」を読んでおります。お伺いしたいところがあります。(P.10~P.12)
1.「でも今では僕の脳裏に最初に浮ぶのはその草原の風景だ。草の匂い、かすかな冷やかさを含んだ風、山の稜線、犬の鳴く声、そんなものがまず最初に浮びあがってくる。とてもくっきりと。それらはあまりにもくっきりしているので、手をのばせばひとつひとつ指でなぞれそうな気がするくらいだ。」
「なぞれる」という単語は見つかりませんでした。「指でなぞれそうな」は「指で数えそうな」の印字ミスなのでしょうか。
2.「僕は何ごとによらず文章にして書いてみないことには物事をうまく理解できないというタイプの人間なのだ。」
「何ごとによらず」はどういう意味でしょうか。「ことには」は文の中でどんな役割をしているのでしょうか。
3.質問文1の「印字ミス」は正しい表現でしょうか。こんな場合、一般的にどんな表現をするのでしょうか。
よろしくお願い致します。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
あなたは日本語を学んでいる外国人らしいですね。
がんばってください。1
「なぞれる」は「なぞる」の可能、つまり「なぞることができる」という意味です。
「なぞる」は「ある軌跡に沿って動かす、印づける、たどる」といった意味です。
2
「何事でも」「どんなことでも」とほぼ同じ意味の表現です。「~によらず」は「どんな~であるかに関係なく」といった意味です。
「~ないことには」を言い換えれば、「~なければ」となります。条件を表す役割です。
3
「印字ミス」は、プリンタの不具合というイメージがあります。印刷上の誤字を「誤植(ごしょく)」と言います。間違った文字の活字を活版に組んでしまったという意味です。
otasuke009さん
私は日本語を勉強している中国人です。
早速のご返事ありがとうございました。
「ことには」はここで条件を表す役割ですね。
いい勉強になりました。
応援してくださって、ありがとうございます。
頑張ります☆
No.8
- 回答日時:
1.2については、すでに答えが出ていると思いますので
省略させていただきます。
「印字ミス」「誤植」という表現についてですが
誤植とは、写植屋さん(字を組む人)が打つべき文字を間違えた
という状態を示します。
ですので、この場合は「校正ミス」が適切なのではないかと私も思います。
「校正ミス」とは、印刷物を編集者や作者が校正(チェック)した際に
その誤植を見逃した、という状態を示します。
もちろん「印字ミス」「誤植」でも通じますが
最終的な責任は、作者と編集者にあるので
「校正ミス」が自然な表現だと、私は思います。
やや理屈っぽく、固い文章になってしまいました。
分からない部分があれば質問してください。
-v-さん
ご説明ありがとうございました。
誤植と校正ミスの言葉の重点は分かりました。
いい勉強になりました。
良く分かりました。
No.7
- 回答日時:
「ノルウェイの森」は手元にありませんが、言葉の意味くらいなら。
と言っても、うまくお伝えすることができるか分かりませんが・・・。
1.「なぞれる」というのは、「なぞる」という言葉が元になっています。「なぞる」とは
「ある物の上をたどる」、とか「まねをする」といった意味があります。「なぞれる」とは
「なぞる」の可能形とでも言えばいいでしょうか(英語で言えば"Can"ですね)。「なぞる
ことができる」という意味です。
2.「何ごとによらず」は「どんなことであっても」という意味です。「ことには」の
文中の役割と言われるとどう言えばいいのかうまく表現できませんが、「~してみなけ
れば」という意味で使われます。ここでは「僕はどんなことであっても文章にして書いて
みなければ物事をうまく理解できないというタイプの人間なのだ」と言い換えることが
できます。
3.正しい表現です。「誤植」と表現することが多いですが、「印字ミス」でも十分です。
分かりにくかったら申し訳ありません。もう少し頭のよい方の回答を待って下さい。
No.6
- 回答日時:
お答えします。
1.「なぞれる」は正しい言葉です。印字ミスではありません。「なぞる」の可能表現です
2・「何事によらず」=「どんな場合でも」
「○○しないことには●●できない」=「○○すれば●●できる」
3.「印字ミス」=この表現で間違いではありません。
私でしたら「誤植」にしますが。
No.5
- 回答日時:
1.
指でなぞることができそうな、の略でしょう。
ミスではないのでしょう。
きっと、手をのばせば触れることができそうな、という感じでしょうね。
2.「何ごとによらず」は、どんなことでも、という意味でしょう。
「ことには」は、専門用語はわかりませんが、普通に書くと
「~文章にして書いてみないと物事をうまく理解できない…」
になるんでしょうね。
こうやって普通に書くより、味があっていいです。
口語体で、村上春樹ならではの表現方法なのでは?
3.これについては「校正ミス」になるのかと思います。
本にするにあたって、何度も校正してるでしょうから。
もしくは「表記ミス」かな…。自信がないので、これは他の人の意見を参考にしたほうがいいですよ(ごめんなさい)。
cafe777さん
早速のご返事ありがとうございました。
いい勉強になりました。
「校正ミス」の言い方を教わって心より感謝致します。
No.3
- 回答日時:
1、なぞれる、は、なぞることができる、の意味で、口語体のようなものです
触ることができそうな、という意味です
2、みない事には、は、みなければ、です。何事によらず、は、何事も、です。
3、誤植、でいいと思います、もちろん印字ミスでも意味は分かります。
この著者の日本語と、感覚は、少し独特だと わたしはおもいます。
読みましたが、わかったような?わからないような?不思議な感じがしました。
また、ノルウェイの森は、英訳の本もあったように思います。
91-71さん
早速のご返事ありがとうございました。
納得しました。
いい勉強になりました。
「ノルウェイの森」は有名な作品ですね。
中国語訳の本もあります。
No.2
- 回答日時:
??
なぞる…という言葉は、一般的でないのでしょうか。
絵や図形の線をトレースする…という意味で、この場合、可能の「れる」をつけて、「なぞる・れる」=「なぞれる」としたと思うんですけど。
何事によらず…人生のこと、人間関係のこと、社会のこと、身の回りのこと… ありとあらゆることを、文章にしてみないとうまく理解できない…と解釈しました
印字ミス…誤植とも表現するかと思います。 いえ、この場合、誤植ではないと思いますけど。
134さん
早速のご返事ありがとうございました。
「なぞれる」は「なぞる」の可能の表現でしょうね。
気付きませんでした。
いい勉強になりました。
No.1
- 回答日時:
1.「なぞる」は「ふちどる」,「輪郭を描く」と解釈できます.
「手をのばせばひとつひとつ指でなぞれそうな」というのは,「すぐ目の前の光景として現れている」ような感覚がするのです.
つまり,その光景を「しっかりと記憶している」と解釈できます.
2.「何ごとによらず」は「何をするにしても」とか「まず初めに」という意味です.
「ことには」ですが,深い意味はありません.
「僕は何をするにしても,まず文章を書いてみないと物事をうまく理解できないというタイプの人間なのだ。」という意味です.
3.「印字ミス」でも可能です.「誤植」とも言います.
graduate_studentさん
早速のご返事ありがとうございました。
「なぞる」という単語ですね。
いい勉強になりました。
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