プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

パッシブラジエーター付きのスピーカーを作るとき
エンクロージャーのサイズは関係あるのでしょうか

またパッシブラジエーターは鳴らす方のユニットと
同じ口径のものを使ったほうがいいのでしょうか

A 回答 (1件)

パッシブラジエーター方式は日本国内では下火です。


大昔には流行したのですが低音再生能力に不確定要素が付きまといます。
ドロン(怠け者)コーンに依存したくないとの意識があるようです。
不確定要素といいますのはドライブユニットの駆動力はどれほどか、ドロンコーンに何を使うかで様々なパラメーターが考えられます。
そのため自作するにあたって規定枠が定めきれず方程式のようなものが存在しません。
海外では設計方程式が存在するようですが
国内では人気乘る方式ではないので披露されていません。
国内においてパッシブラジエーター方式はスマホ用アクティブスピーカーで復権してきていますが小型軽量、低コストで低音増強のための苦肉の策です。

内容積の設定に関しては標準的バスレフ箱と同じ設計手法で良いはずです。
駆動力の大きなドライブユニットならば大型箱に大型ドロンコーンの採用も可能。
駆動力の小さなドライブユニットならば小型箱に同径ドロンコーンの採用が無難です。
軽い低音だが高能率を求めるなら小型箱 ⇔ 重低音だが低能率でよいなら大型箱
と考えることもできます。

過去の製品の一例。
ドライブユニットと同口径のドロンコーンを搭載した物
http://www.audio-heritage.jp/JBL/speaker/olympus …
ドライブユニットよりも大型のドロンコーンを採用した物
http://www.audio-heritage.jp/PIONEER-EXCLUSIVE/s …
スマホ用アクティブスピーカー
https://www.sony.jp/active-speaker/products/SRS- …
このXB30はドロンコーンが明らかに小さいですね。
    • good
    • 2

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています