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こんばんわ、スピーカーの自作を楽しんでいる者です。

自作スピーカーをやっている人の中では、多くの方が知っている、あるいは愛用されている台湾のメーカーの「TangBand」ですが、分からないことがあるため質問させてもらいました。

麻布○ーディオというショップのHPにはTangBandについて「比較的新しいメーカーであり、製品の多くがOEMとしての出荷である」と書かれています。
OEMということは自社ブランドとしての販売ではなく、どこか大手のメーカーに製品を供給しているということですよね?確かに新進気鋭のメーカーでOEM業務無しにあれほどの豊富なラインナップを構築するのは難しいと思います。しかし自分の知っている限りはOEM供給している製品はDIYAUDIOと言うブランドのSA/F80AMG という製品と、CSSのFR125 SRの2種類だけです。

しかしながら、それらの2種類のスピーカーだけでは販売量的には微々たるものでとてもOEMのメインにはなっていないと思われます(自社ブランドのラインナップの種類の多さと比較して)

どなたか、TangBand社がOEM供給しているメーカーをご存知の方いらっしゃいましたら教えてください。大手、中小問いません。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

OEM 供給品は基本的に OEM 元を公表するものではありませんので、OEM 品の情報を得るのは極めて難しいものです。



私もかつて米国にいた頃に Infinity 社の Emit-k というツィーターに興味を抱いてユニットを購入したところ、ユニットを入れた箱に如何にも入国管理事務で押しましたみたいな後付け印刷で Fostex OEM と印刷されていたのを見て初めて Emit-k が Fostex RP ツィーターの OEM 品であることに気付きました。
・・・とは言え RP ツィーターと Emit-k は大きさも外観も異なるものでしたし、Fostex ブランドでは Infinity 向け OEM 品の市販は行われていませんでしたから、入管用の印刷がなければ気が付かなかっただろうと思います。

TangBand も同様にオーディオファイル・スコーカーとしてカー・オーディオ・メーカーの Vifa 社を介して Infinity 社に OEM 供給していると推測されているモデルには TangBand も Vifa のロゴもないようです。

ヨーロッパの著名なオーディオ・メーカーに OEM 供給していると言われますが、これもどのメーカーに OEM 供給されているのかの情報は見つけられませんでした。

他にも 1990 年代の Toyota MR2 用カー・ステレオ・スピーカーが TangBand 製であったことが知られていますが、採用されたのは MR2 だけではない筈ですので、この頃からかなりの OEM 供給先があったようですね。

>しかしながら、それらの2種類のスピーカーだけでは販売量的には微々たるものでとてもOEMのメインにはなっていないと思われます(自社ブランドのラインナップの種類の多さと比較して)

自社ブランドのラインナップが非常に多いことは「それほどの開発を行える潤沢な資金を OEM ビジネスで得ている」ということであり、ラインナップ外の短期間で大量に生産される OEM 用限定ロット生産品は想像以上に多いのではないかと思いますよ。
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この回答へのお礼

貴重な情報ありがとうございます。TangBandがトヨタ車に採用されていたとは知りませんでした。
HALTWOさんがおっしゃるようにOEMの分野ではかなりの商い量があるようですね。

私はTangBandの製品を10ペアほど持っていますが、その音色を聴くたびにTangBandは単なる一新興メーカーではないな、と感じていました。
TangBand以外にもお気に入りのハイエンドのブランドがあるのですが、正直それらの音色にも勝るとも劣らない、いやむしろ、コストパフォーマンスを考えればずば抜けてTBのほうがいいのでは?と最近思うようになってきていたところです。

そしてTBには最近の日本メーカーにありがちな「効率」最優先のものづくりではなくて「こだわり」をもっとも重んじていると思わせる製品がとても多いことに魅力を感じています。ですから、そのようないいメーカの製品をOEMで使っているブランドのスピーカーもさぞかし魅力的なものだろう、ぜひどんなブランドで使用されているか知りたい、と思い投稿した次第です。

あと一週間くらいは受け付けていますので、また何か新しい情報があればぜひよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

お礼日時:2011/06/13 23:17

bikelife様こんにちは。



当方、全日本FE83振興協会所属(会員二名)、小口径フルレンジを
こよなく愛する一自作マニアであります。

ご質問一週間ほどのご猶予とのお話しでありましたので、その間四方
八方情報収集行ってみましたが、さすがにOEM情報、基本的には開示
されない形が大半ですので、全く成果はありませんでした(苦笑)。

ちなみにご質問における先の回答お二方、当方にとりましてはこちら
の場におけるお師匠格のお二人であります(笑)。

残念ながら情報手ブラで参りました身ですので、当方お師匠の背中
越しにbikelife様と多少の雑談、といった形でお許し下されば誠に幸い
であります(ということで、ベストアンサーなどは到底もってのほか、
あくまで対象外の雑談としてお扱い下さりませ)!

しかしながらbikelife様、今の世の中、昔とはいろいろと変わりましたが、
やはり一部根強いブランド信仰、これはまだまだ商いの上で息づいて
おりますですね。

既製品のスピーカーで申しますと、欧州メーカー等のユニットを使用の
場合はその採用をアピールしまくり(正直ユニット単体の能力でみれば、
「これ、なんですの?」と関西弁で言いたくなるような物も一部存在する
のですが。笑)。

bikelife様ご愛用のTang Bandのユニット辺りになりますと、その実力
を高く評価してOEM提携を行っているにもかかわらず、製品のメーカー
さんはそれを前面には出そうとしないんですよね(苦笑)。

こういった現実は、買い手側も含めたブランドイメージの実態反映と
思われる次第でありますが、しかしbikelife様、逆に考えればある意味
幸せの占有でもありますよ!

自作マニアの興味として、TBユニット使用の既製品に対する興味も当方
十分理解できます(どういう料理をしているか、実に面白いですものね)。

しかし基本的にはTB本家ブランドの製品、こちらがOEM系ラインナップ
より能力が劣るなどということは絶対にあり得ませんので、むしろ音の
出来を突き詰めていくと、最終的には本家ブランドへ全て集約される
方向になると思いますですね~(もちろん要求仕様の差による違いは
あると思いますが、TBユニット全般のしっかりとしたフレームやマグネット、
これらはやはり本家ブランドこその最大の特徴ですし)。

残念ながら当方手持ちのTB勢は三種類程度でありますが、いずれも
お世辞抜きで非常に優秀であります。

特にbikelife様お話しのC/P、これはもう正直こちらが心配になるくらい
のお値段レベルであります(ホントに利益あるの?と思っちゃいますね)。

bikelife様、これは当方の何となくのイメージではありますが、TBの
ユニットの場合、あまり動作形式にて小細工を行わず、むしろユニット
と同様の方向(しっかりとした造り)で、キャビネットもまとめた方が
良いかもしれませんですネ。

当方としては樺やブナの集成材、この辺りの素材で無理のないバスレフ
をぜひトライ致したく考えております(現状のTBシステムはすべて合板
やMDFのキャビなのですよ)。

しかししかし、困ったものであります。

フォステクス、PARC Audio、ダイトーボイス、そーしーてTang Band
(その他まだまだ)。

テクニクスの撤退でホントに寒風吹きまくりの時代もありましたが、
いやはや只今は、最高に幸せなご時世と相成った次第であります!

bikelife様、「竹」素材、これまた面白そうでありますね(ニヤリ)。

bikelife様、お互い、またこれから、良い音目指して頑張りましょう!

それでは、全くもって回答とは言えない回答、誠に失礼致しました!!

この回答への補足

余談ですが、TBに関することをブログに多少載せてあります。


ttp://motor.geocities.jp/shizuokakenminsite/top.html

補足日時:2011/06/19 20:14
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
TBのOEM先について様々な方面を探していただいたようでまことにありがとうございます。
おっしゃるとおり、アジア製のモノについてはどのメーカーも隠したがる傾向にあるようですね。(日本製を除いては)

これはブランドイメージを大事に保ちたいのと同時に、もしアジア等の発展途上的な地域で製造されたものであることが判明した場合、ユーザーがその製品に対してその値段が不釣合いである(アジア製なのに高い)、と感じる可能性があることに対して少なからずとも敏感になっているのかもh知れませんね。

逆に、ダイトーヴォイスなんかはその製品の多くが日本製であるにもかかわらず、その事実をウリにしたりはしていませんよね。あのプライスで国内製とは私的には驚きなんですがね。ちなみにダイトーの名器といわれるDS-16Fはもともとはカラオケ機のスピーカーとしてつくられていたのだとか。。なるほど、カラオケ用ならヴォーカル帯域が気持ちよく聴こえるのも頷けますね。


話はそれますが、私は、個人的には、「いいもの」だから「高い」という言葉は大嫌いです。
それは、値段が高ければ音の良さは当然期待されることであって、至極普通なことです。
その思考レベルは「安かろう悪かろう」とまったく同一であるといってもいいでしょう。

私が求めているのは、「安い」けど物は「良い」、あるいは「その価格に釣り合わないほどの価値を持ったもの」です。
私は製造業に携わるエンジニアとして日々このことの大切さを痛感させられますし、これを実現することこそがエンジニアの醍醐味であるとさえ感じています。

「安い」から音の「悪い」スピーカー、「高い」から音の「良い」スピーカー、そんなの当たり前でしょ?
だからつまらない。
値段はそこそこだけど音は抜群にいいSP、そんなものに私は惹かれてたまらないのです。



なお、どの方のご回答も非常に参考になるものばかりでしたが、ご回答順にベストアンサーを選ばせていただきますので悪しからずご承知置きください、ありがとうございました。

彼処

お礼日時:2011/06/19 19:39

はじめまして♪



麻布オーディオさんの表記はかなり昔から書かれていたように記憶してますよ。

でも、よく読めば変な事に気づきませんでしょうか??

新しいメーカーなのに世界各国にOEM提供、逆に言えば世界の産業界が良さを認めて採用しているメーカーが新参者なはずは、、、、、

以下、全くの個人的憶測で、信憑性はナイと思っていただいた方が良いかも、、、

例えば、日本企業の現地工場、そこで独自に販売するために立ち上げたブランドとか、、、
今でパナソニックグループやオンキョー、パイオニアなどもスピーカー製造しているハズですが、自社生産で利益が出るほどの高級オーディオ市場は大きくないのが実情です。
多くはテレビやラジオ、パソコンやケータイ、車等に利用される安くて大量消費機種がメインのはず。そうなるとどうしても人件費や税率など経費が安くすむ日本以外で工場を稼働させていると思われます。
そうなると子会社が勝手にブランド名で販売が出来ないため、市販用の別会社を作ってそこのブランドで販売するという事は他の製造業界でも多々有る事ですので、同じような状況の可能性かとおもいます。(あくまで、個人的な想像ですよ。)

親会社や供給先の仕様や意匠は使わなくとも、発明されてから基本理論はかわらないスピーカーですので、古くて枯れた技術でも十分に高性能ユニットが作れるでしょう。

そういえば、フォステクスも定番ユニットは台湾製造、限定スペシャルユニットは国内製造になってしまいました。 さらにユニット市販が減少したため、実際にはフォステクスと言う会社は元のフォスター内に戻り、ブランド名だけです。(フォスターは一般市販していません。あくまで市販はフォステクスブランドです。)

過去には秋葉原のコイズミ無線ブランドのユニットが存在し、当時のアイデンやコーラル、フォステクスも依頼された仕様のユニットを生産納入(らしい)ですよ。

会社やブランドの経緯を探るのも面白いのですが、結局は使ってみて出てきた音を楽しめば、それでオッケーかな?

駄文、失礼いたしましたぁ~~(汗)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。確かに何も無いところから突然湧いたようにTBのようなOEMで飯を喰っているメーカーは現れ難いですよね。

TBではバンブーコーンと言う竹繊維のコーン紙のモデルがいくつか存在するのですが、実はpanasonicにもバンブーコーンが存在することが最近分かりました。パテントの関係がどのようになっているのかは分かりませんが、遠からずつながりがあるのかもしれませんね。

まだ暫く受け付けていますので、新たな情報がありましたらよろしくお願いします。ありがとうございました。

お礼日時:2011/06/13 23:26

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