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私の家の冷蔵庫には乾電池が保存してあります。
低温で保存すれば、自然放電が減るのだと母が言いました。
しかし、
デジカメや携帯ラジオなどの電池を使う機器類を、寒い場所で使うと早く電池が消耗する(様な気がする)のに、なぜ低温で保存するのが良いのでしょうか。
アルカリ、マンガン電池でも同じ事が言えるのでしょうか。

A 回答 (9件)

化学反応はすべて、温度が下がると反応速度が落ちます。


これは自然の法則です。
(以下分かりやすいように「活性が落ちる」と表現します)

1.低温で(非使用状態で)保存するのは、「一時的な活性低下」です。
 温度が上がれば回復します。
 低温であることにより、内部放電(自然放電)が抑えられた状態で保存されます。

2.高温で保存すると、活性が上がり内部放電が増加します。
 これは不可逆的反応です。
 元に戻りません。(→エネルギーロス)

3.低温で使用すると、活性が下がったままで消耗します。
 消耗した分、元にもどりません。
 (残余のエネルギーがあれば、温度を上げた時点でその分、復活します)

低温条件での実測データはないかと探したのですが、メーカーも常温でのデータは出していますが、低温データは公表していません。
プライベートなサイトで申し訳ないのですが、下記URLをご覧になってください。
「1 温度と放電特性」で20℃と-20℃の比較をしています。
http://homepage1.nifty.com/yamatomt/gps/gps6.html

アルカリの1.0Vになる時間を比較すると、20℃が約13時間もつのに対し、-20℃では2時間くらいしかもちません。
ことほどさように、「温度が下がるということは、化学反応にとって重大な阻害要因」なのです。

では、温度を上げればいくらでもエネルギーが取り出せるか?
残念ながら、メーカーは45℃以上での使用を禁止しています。
http://industrial.panasonic.com/www-data/pdf/AAC …

このサイトはメーカーの公式発表です。
A1よりももう少しレベルの高い内容ですが、役に立つことが書いてありますので、
ご覧になってください。

何度も言いますが、以上は「化学反応を伴った電池に共通の宿命」です。

「物事を科学するには根拠、裏付けが必要」です。
うろ覚えの記憶に頼っているだけでは、物事は解決しません!

参考URL:http://homepage1.nifty.com/yamatomt/gps/gps6.html
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この回答へのお礼

ここに質問するまで乾電池は化学反応を利用していることすら知りませんでした。

お礼日時:2004/10/21 22:02

A8様


質問者さんは電池の「容量」を問題にしておられます。
「電圧」ではありません。
「電圧」と「容量」は別のものです。

A7のURLをご覧になってください。
温度低下による容量の減少は明白です。
(それ以前に「化学反応における自然則」がありますが・・・)

疑問があるなら、メーカーに問い合わせてみられたら如何でしょうか?
(わたしの手元に、メーカー技術資料はあるのですが、これをこのサイトに表示させる
ことができません)

「科学的な理解の仕方」を身に付ける必要があるかと思います。
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この回答へのお礼

たかが乾電池とは言え、なんだか凄い技術のけっしょうなんですね。

お礼日時:2004/10/21 22:00

 化学反応が温度に敏感に左右されるのは常識ですが、乾電池についてはそれはそのまま当てはまりません。


 なぜなら、乾電池の電圧は、温度にかかわらず一定で、極端な低温にならない限り、起電力は変わりません。また、極端な高温でない、すなわち、常温であれば、すべて保存に適しています。

》アルカリ、マンガン電池でも同じ事が言えるのでしょうか。

 それぞれ微妙な違いがあるものの、概ねその特性は同じです。
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この回答へのお礼

皆様の見識の深さに感銘いたしました。

お礼日時:2004/10/21 22:00

A1さんは、参考URLを貼っておられますが、結論を明記しておられませんので、蛇足ですが・・・



URLを開いて下のほうへスクロールしていくと「冷蔵庫保存はX」と明記してあります。
念のため・・・(^_^;)

なお、ここに記載してあることはすべて正しいです。
乾電池を扱う上で、大変参考になります。
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この回答へのお礼

人生日々是勉強ですね。

お礼日時:2004/10/21 22:02

やはり、イワシの頭も信心からというように、気休めになることをすると、ストレスが減少するので、自分が信じたようなやり方で保存するのが一番いいのです。


「気がする」というのが、ひとつのポイントで、気分よく毎日が暮らせるなら、多少、科学的な実験結果と異なってもいいのです。
また、そういう疑問が出たときは、自分で実験してみるという発想が必要です。実験の結果、そんなに違わないと言うこともあるでしょうし、すごく違うと言うこともあり得ます。そういうときは、湿度の条件なども考えてみる必要があります。
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この回答へのお礼

沢山の回答を頂き

お礼日時:2004/10/21 22:03

》低温で保存すれば、自然放電が減るのだと母が言いました。



 根拠がないですね。内部放電が減るためには、内部抵抗が増すか、もしくは起電力そのものが低下するか、のどちらかが必要です。

 冷蔵庫といえば、約4℃ですね。4℃でも電池は十分使えます。すなわち、起電力は低下しません。また、低温になると内部抵抗が増すなどというのも考えられません。
 もしどうしても低温で保存したいのであれば、、冷凍庫のほうがいいでしょう。-20℃ぐらいになると、乾電池の電圧は下がります。

》デジカメや携帯ラジオなどの電池を使う機器類を、寒い場所で使うと早く電池が消耗する(様な気がする)のに、

 これも全く根拠がないですね。
 物事を科学するには根拠、裏付けが必要です。「気がする」とか「みんな言うてる」などというのは、裏付けになりません。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2004/10/21 22:03

>なぜ低温で保存するのが良いのでしょうか。


化学反応を抑えるためです。

>寒い場所で使うと早く電池が消耗する
消耗するのではなく、反応が弱いのです。

>アルカリ、マンガン電池でも同じ事が言えるのでしょうか
電池全てかは分かりませんが、基本的に同じです。
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この回答へのお礼

とても参考になりました。

お礼日時:2004/10/21 22:03

電池の内部には、化学薬品が入っていて、自然に反応が進んで行きます。



低温で保存する事で、この反応を遅らせる事ができます。
つまり、低温のところで使うと反応が鈍くなるので「電池の性能が落ちる」のです。

これが、時計などの電池を消費しない機器ならあまり問題はありませんが、デジカメやストロボなどの電池を消費する機器の場合、電池の性能が落ちると「必要な電流」を取り出せなくなるので、早く使えなくなってしまうのです。
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この回答へのお礼

これからは乾電池を

お礼日時:2004/10/21 22:04

低温で保存したほうが化学反応(放電)が抑えられるからだと思います。


参考URLをご覧ください。

参考URL:http://allabout.co.jp/family/yarikuri/closeup/CU …
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この回答へのお礼

温かい目で見守りたいと思います。

お礼日時:2004/10/21 22:04

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