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車のタイヤが減ると燃費が悪くなるというのは本当?理由はありますか?

A 回答 (14件中1~10件)

これはすごくよい御質問ですね。


 雑誌社の編集や評論家レベルでは、恐らく知っているヒトはあまりいないでしょう。

>車のタイヤが減ると燃費が悪くなるというのは本当?

 本当です。デマでもウソでもありません。

>理由はありますか?

 3つあります。

※まず。
 トレッドゴムが減ると直径が小さくなる、っという御解答が既に見られますが、まずそれがあります。これはちょっと考えれば小学生でも判ることですね。
 タイヤが小さくなるとその分同じ走行速度ならエンジン回転数が上がり、燃費が悪化します。
 勿論、タイヤの摩耗で起こる直径の縮小は、メ一杯小さくなっても精々10~15mm程度で、街乗りではアクセルの操作(加減速の頻度)とか渋滞に巻き込まれている時間、エアコンの使用などに隠れてしまうレベルですが、高速道路などを使い一度に数百kmも走ると、燃費の差が『目に見えるレベル』になります。

※も一つ。
 接地面積ウンヌンの話をされている御解答がありますが、御意であります。
 タイヤ表面のブロックは、走行中に千切れ難くすることと成型時に金型から抜き易くする為に、ミゾの底に向かって断面積が徐々に大きくなるように設計されています。
 トレッドゴムが減っていくと段々ブロックが『大きく』なり、接地面積が増えて転がり抵抗が増します。

※最後の理由は、ちょっと難しい話になりますが。
 タイヤは、ただ転がるだけで『転がり抵抗』という走行抵抗が発生し、これが燃費を悪化させていますが、この転がり抵抗は、トレッド面のゴムが発生する抵抗だけで50%を占めます。
 そこでタイヤ全体の構造は同じでも、トレッド面のゴムの改質で燃費が改善出来ないか?っと考えます。

※しかし。
 トレッド面は路面に接触し摩擦力を出していますが、車両の運動(加速したり旋回したり制動したり)は全てこの摩擦力に頼り切っています。
 単純に摩擦力を減らしたゴムをトレッドに貼ると、ツルツル滑るキケンなタイヤとなってしまいます。

※ワタシが自動車工学を学び始めた’80年代初頭は(現職は一応自動車工学の研究者で、専門は車両運動と懸架装置なので、タイヤの技術も少しだけカスります)、省エネタイヤというとこういう『燃費は稼げるがツルツル』というインチキな商品ばかりで、まともな運動力学者や自動車エンジニアは取り合わない様な商品でした。

※が、工業化学者をバカにしてはいけません。彼らもモーレツな研究をしています。
 ’90年代中頃から、『滑り摩擦は維持』しつつ、『転がり抵抗は小さい』っという『なんかリクツに合わない様な気がする』ゴムを作ってきやがりました。
 例えば、最初に『サス屋も納得の省エネタイヤ』に使われたのが、S-SBR(溶液重合スチレンブタジエンゴム)です。このゴムは当時『省燃費ポリマー』などと呼ばれました。
 勿論、ただ『色々混ぜた合成ゴムを作ってみたらうまくいった』という話ではなく、分子量分布の改善とかS-SBRの末端処理とか、まぁこの辺りの話は高分子屋でないと理解出来ないでしょうが(ワタシは機械工学者なので、正直なところワタシも具体的にどんなことをやったのか?よく判ってません)、技術的なハードルを幾つもこえて実用化されたということです。
 更に。
 現在の最先端技術ではどうなっているのかよく判りませんが(職場には工業化学者も大勢いますが、『シロートにも判る様に』説明してくれません。まぁワタシもよく判らんので、あまりマジメに聴こうとしてませんが)、30年前よりは飛躍的に進歩しているのは当然でしょう。今の省エネタイヤは、省エネなどには触れてない普及グレードのタイヤよりもずっとハイグリップなほどです。(現在では、`70年代のレーシング・スリックに匹敵する様な超ハイグリップタイヤが市販車用として売られていますが、ワタシが個人的にすごいタイヤだと思うのはそういうスーパータイヤではなく、ブリヂストンのエコタイヤ『エコピア』です。低転がり抵抗であのハイグリップ、直進性やハンドル手応え感も自然で、しかも騒音や乗心地も結構よいとか、どんな技術で作ってんだ?と不思議に思うほどです。)

※一方タイヤには、形状を構成している基盤となるゴムがありますが、これには勿論、上述した様な低転がり抵抗のゴムは使われていません。っと言いますかこちらのゴムは単純な強度や空気の低透過性が必要で、トレッドゴムとは違う性能が追求されています。
 低転がり抵抗を実現しているのは、あくまでも『トレッド面に張ってある特殊ゴム』です。

・・・っというワケで。
 トレッドゴムには厚みがあるので、多少減っても変化はありませんが、トレッドゴムを使い切ったタイヤは①直径が小さくなる ②接地面積が増える そして③低転がり抵抗ゴムがすり減ってしまっている・・・・という変化により、走行抵抗が増え燃費が悪化します。
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その傾向はあるかもしれないが、気にするほどの問題ではないと思うがね。


タイヤがすり減るとその分外径も小さくなる。
それによる差は出ると思うが、それは仕方のないことで、問題にする意味もないが。
燃費をよくしたいのであれば、空気圧を高めにすることだね。
後「急」の付くことはしないこと。
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ゴムは粘弾性的な性質で接地して変形するときに抵抗を発生します。

タイヤが減るということはゴムが減ることになりますので、転がり抵抗は減ります。タイヤが減ると燃費は良くなります。空気圧を上げるとタイヤの変形が少なくなって抵抗が減るために、燃費が良くなるのと同じです。
また滑ったときなどで最後に働く力は粘着摩擦力の左右非対称性で、空気圧を下げると強くなります。
またタイヤのゴムが少なくなると、コーナリングパワーも上がります。スタッドレスにすると高速安定性が悪くなるのと逆の関係です。
ただ水たまりに飛び込むと、ハイドロプレーニングでグリップが完全に抜けるので、お勧めしませんが、乗り味が良く燃費もよいのが、タイヤが減って交換直前だったりします。
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新品タイヤに交換した際 ハンドルが軽くなります。

誰でも実感できます。
タイヤの接地抵抗が 低いからです。
摩耗すると 接地抵抗が増えるので 燃費が落ちます。
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溝が無くなる程度になれば、そうなるかも。

その前にバーストすると思うけど。
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外周が小さくなれば1回転で走る距離は確かにすくなくなります、逆にその分トルクは大きくなるのでアクセル踏む量は減ることも考えられます、大ざっぱな見当では+ー、0?。


燃費をよくするために空気圧を高めにするのはよく聞きます、外周が大きくなり、転がり抵抗が小さくなります、程度は不明ですが、こちらは一理あるかもしれません。
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円周が変わるからですが 明らかな数値には無理です タイヤの空気圧の方が大事です

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ウソ!誤差の範囲です。

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うそです。



他の回答にありますが、タイヤの外径が少し小さくなりますので、見かけの燃費は増えます(ちなみにクルマは見かけの燃費しか計れません)。
タイヤの転がり抵抗も、ほったらかしで空気圧が下がれば転がり抵抗も増えるでしょうが、少し多めに入れるだけで燃費がよくなります。
空気圧に限らず、冬は燃費が悪く春は良くなります、夏はエアコンで悪くなり秋にはまた良くなります。そんなわけで1~2か月違うだけで簡単に燃費は変わります。

今なら雪道で空回りさせまくるだけで、燃費は驚くほど良くなりますよ。見かけですがw
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外径は小さくなり、表示される距離からは燃費がよくなりそうですが、転がり抵抗が増えて燃費が悪くなります。

タイヤを新品に替えるとハンドルも軽くなり軽快に走れます。
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