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日本語教師をしています。上級者生徒さんと日本経済新聞の電子版記事を読んでいて以下の表現がありました。



 「厚生労働省は公的年金の受給開始年齢を75歳まで繰り下げられるようにする検討に入っ
た。」(2019/1/26 2:00 日本経済新聞 電子版より)

この記事では、受給開始年齢がいまの70歳上限から75歳になる(する)という話が書かれているのですが、70から75歳になるのは、私の日本語の感覚だと「繰り上げ」に思えるのですが、この時期では一貫して 「繰り下げ」と表現されています。どうして、「繰り下げ」になるのか、日本語として解説していただける方がいたらよろしくお願いします。

A 回答 (7件)

数字の切り上げ・切り下げと混同されていないでしょうか?


繰り上げ・繰り下げは序列、あるいは時間軸です。

繰り上げ:
序列・順位付け等で下位から上位に上げること、日時を予定より時間を早めること。
繰り下げ:
上位から下位に順をさげること、日時を予定より遅くすること。

駅伝で襷が届かなくても時間を決めて走り始めることを繰り上げスタートなどと言いますよね。
それと同じで受給年齢を早めるのが繰り上げ、遅くするのが繰り下げです。

(専門家ではないので細かな間違いはご容赦ください。)
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10日の予定を20日に変更するのは、繰り下げでしょう?


時間軸を遡るのが繰り上げ、時間を先に伸ばすのが繰り下げで良いのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2019/01/31 17:53

それは政府、具体的には厚労省がそう呼ぶように「決めた」ので他の誰にも責任はありません。

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繰り上げ、繰り下げは数値の大小ではなく位置対して使う言葉です。


時間は上から下に流れているので基準の位置から早い位置にするのが繰り上げ、遅い位置にするのが繰り下げです。(cf. 2月2日から1日繰り上げ → 2月1日、2月2日から1日繰り下げ → 2月3日)

受給開始年齢も時間の流れの中の位置ですから70歳から75歳になれば繰り下げです。
数は上が大、下が小なので70→75ならば繰り上げになります。
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この回答へのお礼

みなさんの回答をみて、納得できました。数量としての数字じゃなくて、時間の流れで見るってことですね。ありがとうございました。

お礼日時:2019/01/31 17:51

何かの(年金に限らず)給付に対して、


年齢に線引きが有る場合、その年齢を越えてからしか給付が始まらないので(即ち後へさがる)「繰り下げ」の表現です、
他方線引きより早く始まるなら「繰り上げ(若しくは前倒し)」の表現です、

設定されたある一点から遅く成るなら「下げ」早く成るなら「上げ」が使われます。
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たとえば、「繰り上げ返済」といえば、


予定していた期間よりも早く支払を終えることですね。

つまり、時間という意味で言えば、前倒しが繰り上げ、後ろ倒しが繰り下げ、となります。

数字で見るのか、時間(期間)で見るのか、という違いだとも言えます。

数字だけで見れば、70を75にするのは繰り上げですが、
期間を後ろ倒しにすることはやはり繰り下げなのです。
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年金を支給する側から見れば、70歳が75歳になるので、繰り下げと言う表現になります。


年金をもらう側から見れば、繰り上げになります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。支給する側は70であげなくちゃいけないのが、75まで先送りにできるので、繰り下げなんですかね。(まだちょっとしっくりこないのですが)

お礼日時:2019/01/31 17:17

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