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下記の違いを知りたいです
・ご返信ください
・ご返信下さい
・返信してください
・返信して下さい

疑問点
・漢字の使用不使用で意味に違いがあるか
・どれが丁寧語でどれが謙譲語?
・使い分け方に法則のようなものはありますか?

A 回答 (7件)

「くださる(下さる)」は「くれる」の尊敬語。



a. ご~くださる
b. ~(し)てくださる

という2つの型があります。
「くださる(下さる)」の命令形が「ください(下さい)」です。

a'. ご返信ください。
という型のほうが、
b'. 返信してください。
という型よりは敬度が高くなる。

c. おいしそうなケーキですね。私にも下さい。

のような使い方は本動詞(元々の意味として使われる)であり、この場合は「下さい」のように漢字を使うのが一般的。
a や b の場合は補助動詞(主となる動詞 [ =返信(する) ] の補助的な意味で使われる)と呼ばれ、この場合はひらがなを使うのが一般的です。
ただし、特に厳密な区別がされているわけではなく、どちらを使っても間違いということはありません。

「ご」は、接頭語で、尊敬語・謙譲語・丁寧語、すべてに使われます。
今回の例の場合は「くださる(ください)」が尊敬語なので、結果的に尊敬語として機能している。
丁寧語や謙譲語は使われていません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました

「本動詞」「補助動詞」について
>特に厳密な区別がされているわけではなく、どちらを使っても間違いということはありません
・なるほど。参考になりました

>「ご」は、接頭語で、尊敬語・謙譲語・丁寧語、すべてに使われます
・!
・誤解していました
・「ご」を自分に使用するのは間違い、とこれまでずっと思っていました
・「ご」を謙譲語に使用しても良いのですね……

お礼日時:2019/05/30 09:22

#5です。



>・「ご」を謙譲語に使用しても良いのですね……

そのとおりです。
謙譲語1と呼ばれるものです。
国語審議会答申の<敬語の指針>15ページと26.27ページあたりがご参考になると思います。
http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/so …
要約すると以下のように。

謙譲語1というのは、相手(または第三者)に向かう自分の動作をへりくだって表現するために使われる表現です。

(ex1)明日、わたしのほうからご連絡します。

「連絡する」が相手に向かう自分の動作なので、「ご連絡する」のように謙譲語1を使いへりくだって表現している。
27ページにも書かれていますが、謙譲語1の一般的な形として以下のようなものがあります。

・お(ご)……する 。(例:話す→お話しする,連絡する→御連絡する)
・お(ご)……申し上げる 。(例:話す→お話し申し上げる,連絡する→御連絡申し上げる)
・……ていただく。(例:読む→読んでいただく,指導する→指導していただく)
・お(ご)……いただく。(例:読む→お読みいただく,指導する→御指導いただく)

因みに、

(ex2)わたしは、朝起きて一番にご洗顔します。

のような使い方は間違いです。
洗顔という自分の動作が [ 相手に向かう動作 ] ではないので、謙譲語1として機能することはできないからです。
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この回答へのお礼

再度の回答ありがとうございました。

>謙譲語1の一般的な形として以下のようなものがあります
・初めて知りました
・目から鱗が落ちました

お礼日時:2019/05/31 07:53

ここで回答者として活躍される方でも、「ください」という命令形に違和感をお持ちの方もあるようです。

日本語の勉強をされるなら覚えて置いてもいいことですが、「ください」という言葉は日本語の中にあふれています。
「お急ぎください」「ご覧ください」「お召しがありください」「早くお乗り下さい」
このような命令形にこだわっていては、暮らしていけません。
 実は日本語の中に、「くださる」「おっしゃる」「なさる」「いらっしゃる」という四つの尊敬動詞があり、形は「五段活用」に似ていますが、「連用形」と「命令形」との形が、「ください」「おっしゃい」「なさい」「いらっしゃい」になるので、「変格活用として位置づけられています。
 「嘘おっしゃい(嘘言えの敬語)」「ご覧なさい」「いらっしゃい(ませ・まし)」「ください」もその中の一つです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました

>「ください」という命令形に違和感をお持ちの方もあるようです
・以前ネットで検索した際、この件に言及しているページが多いような印象を持っていました

>このような命令形にこだわっていては、暮らしていけません
・「ください」という命令形は使用しない方が良いのかと思っていました

>「五段活用」に似ていますが、「連用形」と「命令形」との形が、「ください」「おっしゃい」「なさい」「いらっしゃい」になるので、「変格活用として位置づけられています
>「嘘おっしゃい(嘘言えの敬語)」「ご覧なさい」「いらっしゃい(ませ・まし)」「ください」もその中の一つです
・私には内容が難しかったですが、「ください」の命令形に違和感を持つ必要はない、と解釈しました
・ただ、多くの人が違和感を感じているとするならば、それはそれでちょっと使いづらいかな、とも思いました…

お礼日時:2019/05/30 10:09

個人的には、漢字使用は高学識?につられた多動かは知りませんが、下さい、はそのための当て字と思っています、本当に日本語を愛するなら「ください」だと思っています。


ご返信、の丁寧語に、ください、は大きな違和感があります、むしろ、「返信願います」、のほうが?、事務的な場合は丁寧語、敬語は不要で、婉曲表現で充分。
敬語を仕様する必要がある相手なら、「下さい」の内容を考える必要があります。
例文には敬語(尊敬語、謙譲語)はありません
※参考 敬語 → 尊敬語、謙譲語、丁寧語がある
ご(御)○○は一応丁寧語、とされています。
敬語は文法の勉強?でも最後に習います、例外が多く最難関だからです、したがって法則なんてあって無いようなものです。
昔の警察官?、「おいこら・・・命令形」、現在民主警察官「・・・ください」、さすがに民主警察官のいう言葉か?と反発できないのは確か、程度の言葉です。
「ください」に対する一般的な敬語表現は「いただきたい」ですが、さらに婉曲表現を付すのが通常?。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました

お礼日時:2019/05/30 09:16

>・漢字の使用不使用で意味に違いがあるか


意味には違いがありません。漢字にするかどうかは下記に。

>・どれが丁寧語でどれが謙譲語?
「ご」は尊敬の接頭辞
「下さい/ください」は「くれ」の尊敬語

>・使い分け方に法則のようなものはありますか?
お菓子(を)下さい、の「下さい」はお菓子が人から人へ移るので本動詞です。この場合はたいてい漢字を用います。
御貸しください、「下さい」は尊敬の意味を付加するだけなので補助動詞。この場合はたいていひらがなです
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました

>「ご」は尊敬の接頭辞
・「ご」は「接頭辞」かつ「尊敬語」なのですね

>「下さい/ください」は「くれ」の尊敬語
・なるほど
・普通の言い方では「くれ」になるわけですね

>お菓子(を)下さい、の「下さい」はお菓子が人から人へ移るので本動詞です。この場合はたいてい漢字を用います
>御貸しください、「下さい」は尊敬の意味を付加するだけなので補助動詞。この場合はたいていひらがなです
・初めて知りました
・大変参考になりました

お礼日時:2019/05/30 09:15

「ください」と「下さい」は「仮名」と「漢字」で、書き分けているだけです。

こういう時は「仮名」で書くのがよいのです。
 「ください」は丁寧語や謙譲語ではなく、「尊敬語」です。「先生が教えてくださった」(「くれた」ではなくて) 「くださる」と「ください」は同じことばです。
 もっと分かるようになると、「下さる」は実際にものやお金をくださるのではなく「補助動詞」の働きをしていますが、今は無理かな。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました

>「ください」は丁寧語や謙譲語ではなく、「尊敬語」です
・「ください」は「尊敬語」で、「補助動詞」の働きをしているのですね

お礼日時:2019/05/30 09:10

意味はほぼ同じです。


最近は「下さい」と書くと見下しているようだから「ください」が多いようですが、日常的にはどちらでも良いと思います。

全て丁寧語ではありますが謙譲語ではありません。
むしろ言葉は丁寧でも「必ず返信しろよ」というニュアンスが感じられて、命令的に聞こえます。

謙譲の意思を伝えたいなら「返信いただければ幸いです」あたりかな。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました

>全て丁寧語ではありますが謙譲語ではありません
>謙譲の意思を伝えたいなら「返信いただければ幸いです」あたりかな
・参考になりました

お礼日時:2019/05/30 09:04

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