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目上の方を式典に招待したとき、どのように表現するのが正しいのでしょうか。

A) 某氏をお招きした。
B) 某氏を招いた。

Aの方が丁寧が気がしますが、招いたのはこちらなので、へりくだってBのような言い方のほうが正しいような気もします。

A 回答 (7件)

言語表現が正しいかどうかは慣習に照らして判定します。

目上の方を式典に招待したときは「A)某氏をお招きした。」と表現するのが伝統的な言語習慣です。
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はじめまして。



ご質問1:
<Aの方が丁寧が気がしますが>

残念ながら、Aには丁寧語はありません。

1.「お招きした」を文法分析すると以下のようになります。

お:尊敬語の接頭語
招き:五段動詞連用形
し:サ変動詞「する」の連用形
た:過去を表す助動詞「た」の終止形

2.つまり、尊敬語は「お」と一箇所使われていますが、「する」は常体のままで敬体になっていません。

3.「お招きする」の「招く」という行為は自分の行為になりますから、自分の動作・行為には「謙譲語」を使います。

謙譲語とは、自分の動作を相手より格を下げることで、相手の立場を自動的に上げるという効果を持つ敬語法です。

4.従って、「お招きする」の「する」を謙譲語にし、「お招き致します」「お招き申し上げます」などの謙譲語を駆使します。

5.なお、「招く」という動作は自分の動作なのに、尊敬の接頭語「お」が付いているのは、「招くという動作の対象となる相手」に対する尊敬の用法になっているのです。


ご質問2:
<へりくだってBのような言い方>

残念ながら、Bの言い方はへりくだっていません。

1.「へりくだる(謙る)」語とは、謙譲語のことです。

2.Bの言い方は、丁寧語や美化語も使われていない完全な常体の文です。


ご質問3:
<目上の方を式典に招待したとき、どのように表現するのが正しいのでしょうか。>

1.ご質問にある例文に忠実に、正しい敬語法を駆使すれば

某氏をお招き致しました。
某氏をお招き申し上げました。
某氏をご招待致しました。
某氏をご招待申し上げました。

となります。

2.他に「~させていただく」という謙譲表現と合わせて、

某氏をお招きさせていただきました。
某氏をご招待させていただきました。

などもありますが、やや大袈裟に感じられます。

以上ご参考までに。
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> どうやら他の方の意見も「お招きする」が謙譲語となるようですので、


> 私もそんな気がしてきました。

アハハ、それじゃ「教えて!goo」の多数意見で日本語の文法が決められてしまいますよぉ ( ^^;
回答はあくまで参考ですから、それから得た情報に基づいて常に自分で確認してみることが大事です。
ちなみに、「お○○○する」という表現が謙譲の意味を表すことは、別に私が気分で言っているわけではありません。ちゃんと辞書にも書かれているので、一度調べてみてください。goo辞書ならば、「する」の説明の9番(補助動詞)の(3)に書かれています。

する【為る】 - goo 辞書
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%B9 …
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この文の主語を「私(式典主催者)」とした場合、ストレートに書くと、「私は、某氏を招いた」


となります。esel_walk さんはこれがへりくだった言い方だと思っていらっしゃるようですが、この文の中には敬語は一つもありません。先ずはその点をしっかり理解してください。
次に‥
私(来てもらう人)は、某氏(来てくれる人)に対して敬意を表する必要があるので、敬語を使います。この文の主語は私なので、「招いた」は「自分の行為」です。したがって、へりくだった表現(謙譲語)を使います。「招く」の謙譲語は、「お招きする」です(* 注意: これは尊敬語ではありません)。

したがって敬語表現は、「私は、某氏をお招きした」です。
これに丁寧語「ます」を加えると、「私は、某氏をお招きしました」となります ( ^^
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この回答へのお礼

どうやら他の方の意見も「お招きする」が謙譲語となるようですので、私もそんな気がしてきました。「お」の有無で簡単には判断できないんですね。どうもありがとうございました。

お礼日時:2008/02/14 12:14

Bが普通でAが謙譲語です。


その文書の種類によります。
その状況の上下関係に関わる人が読む可能性が
ある場合は上下関係に従った記述にします。
第三者しか読まない場合、たとえば小説の文中なら
Bです。
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この回答へのお礼

どんなシーンでの発言か、という事も大事ですね。そこまで想定していませんでしたので参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2008/02/14 12:04

主に企業で敬語の研修などを担当していたものです。



単純にBの場合は「招いた」と、言い切り型になっていて、敬語として成立していません。

「招く」という行為は、こちらからお客様をお呼びする(招待する)行為をさしますので、通常の尊敬語にあてはめ、動詞に「お○○する」の形にし「お招きする」となるのが正しいかと思われます。

例えば、こちらから客先へ出向く際に「伺う」と言う場合がありますが、(「参る」もありますが)その場合も、客先とお話する際には「お伺いいたします」というような言い方になるのと同じです。伺うのは自分だけれど、伝えるのは目上だし敬語を使う、、、ということだと認識しています。

ですが、社内や関係者へ報告する場合には「某氏を招きましたので」とか「○時にA社へ伺うことになっています」と伝えることになります。

こんな例ですが、お分かりいただけましたでしょうか?

この回答への補足

客先に出向く時には、

D)お伺いいたします
E)伺わせていただきます

と2通りの言い方が出来ると思います。日常的には前者をよく耳にしますが、なんとなく自分の行為に「お」を付けるのに軽い違和感があるので今回のような質問になったわけです。でもたしかに「お願い申し上げます」も自分の行為に「お」を付けているので、それでいいのかもしれません。
chipatanさんはDとEのどちらがより好ましいと思われますでしょうか。

補足日時:2008/02/14 12:01
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こんばんは。


「招待する」を使わずに「招く」に限定ということでしょうか。

単なるビジネス文書や日記に淡々と書くならBまたはA
AはBの丁寧語

へりくだる場合は謙譲語(+丁寧語)で、
C)某様を招かせていただきました。
です。
しかし、へりくだりすぎのような感じですし、長すぎる感じもするので、
Aでもよいです。

「創立100年記念の式典は、A様をお招きし、・・・」
という文章は良く見かけますが、
「創立100年記念の式典は、A様を招かせていただき、・・・」
という文章は見たことがありません。

上記のC は、話し言葉と考えてください。

この回答への補足

なるほど「招かせていただきました」というのが、招いた主体である自分を謙譲しているので正しいような印象を持ちました。でもおっしゃるとおりちょっとくだくだしいような気もします。「お越し願った」と言い換えた方がいいでしょうか。

補足日時:2008/02/14 12:01
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