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日本語を勉強中の中国人です。「費用のお支払いにつきまして」の「お」は尊敬語それとも美化語でしょうか。もし、相手にこの言葉を言われたら、自分から返事する時に、「お」をつけて言うでしょうか。

また、質問文に不自然な日本語の表現がありましたら、それもご教示いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (9件)

「費用のお支払いにつきまして」



sobatya_cnさんが支払う場合であれば、相手は、尊敬語のつもりで言ったと捉えるのが妥当です。
尊敬語は、敬意を払うべき人物の行為・ものごと・状態などに対して使います。
相手は、「あなた(=sobatya_cnさん)の行為としての支払い」という意味で「お支払い」という尊敬語を使ったはず。
ただ、美化語と捉えても特に間違いではありません。
あくまで話す人の意図次第です。

無論、謙譲語1としての「お支払い」という表現もあります。
「あなた(=相手側)に向かう私(=sobatya_cnさん)の動作としての支払い」という意味になります。
「〇〇日までに(あなたに向けて)お支払いいたします」というようなシチュエーションで使う。

しかし、「あなた(=相手側)に向かう動作」として解釈しづらいシチュエーションで使うと不自然になるので、基本的には「支払い」と言うのが無難でしょう。
「先日の(私の義務行為としての)支払いに関してお尋ねします」というようなシチュエーションで使う。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。大変勉強になりました。

お礼日時:2020/04/29 22:05

過去に似た質問がありました。



https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11554097.html

仲居「お料理お持ちしました」
お客「お料理いただきます」
の「お料理」は謙譲語か尊敬語か美化語か

というような質問でしたが結局正解は何かよく分からないまま締め切られてしまいました。この辺の区別は日本人にとっても難しいと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2020/04/29 22:01

No.2 No.4です。

補足します。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/questio …
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この回答へのお礼

度々ありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2020/04/29 21:59

美化語は丁寧語の一種ですが、「お」や「ご」を付けて上品に言い表す際に使う言葉です。


例えば、お米、お酒、お冷、ご飯、ご本など。
しかし、使い方によって尊敬語とも美化語(丁寧語)とも取れるので一概に言い切れません。

ただ、この「費用のお支払い」は美化語と取っていいと思います。
何故なら、通常「費用」とは「自分が支払う際にかかった必要なお金」を指す言い方であり、要求する相手に対しては使いません。相手には「代金のお支払い」などと言うのが普通でしょう。
この場合、誰に対して使っているかで尊敬語か丁寧語かは分かれます。
相手が自分のお得意様・顧客であれば尊敬語、購入したりサービスを受けた店などであれば一般的な美化語(丁寧語)と取ってもいいと思います。

基本的に「お」や「ご」が付けられる名詞等は飽きれるほど馬鹿丁寧でない限り、使う相手によって丁寧語とも尊敬語とも取れるので、断定は難しいところです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。大変勉強になりました。

お礼日時:2020/04/29 21:57

御(お、おん、み、ご)は、日本語のはかでも敬語を表現するときに付きますが、昨今ではこの「お」をやたらと使うことが多くなり、聞いている側にしてみれば何だか違和感を感じることがりますね。



例えば「費用のお支払いにつきまして」…これは費用を受け取る側の言葉つかいで、費用を支払ってくれる人に対しての謙譲語(けんじょうご=自分をへりくだるときのいいいまわし)になります。

この場合の「へりくだる」というのは、相手を敬って自分を低くする表現・言い回しをいいます。

ただこれも正確に言いまわすなら

「費用のお支払い(いただく・なさる)ことにつきまして」というように「支払い」のあとに「どうするのか?」という部分が省略されています。たいていは「費用のお支払い」というだけで「どうするのか」を省略しても言葉は通じ会話が成立します。これらは日本語独特の言葉使いですね。

では「費用のお支払いにつきまして」のあとは、たとえば「現金・カード・銀行振込・先払い・後払い・掛買い・手形払い」など具体的な方法をのべたあとに、「を御(お)願い致します。」「(なさってください・していただきます」となります。

お店での商売上において、買手は「御(お)客様」であり上位となります。そして売り手側(店・従業員)が下位になります。
これは、店の商品を買っていただくことで、店の利益や従業員の賃金を支払うことが出来る・・・つまり店にとって大変ありがたい存在になるから「大切にする」「敬う」という気質・習慣が根強くあるからでしょうね。

ではこれを尋ねられた側(費用を支払う側)はどう言葉を返すのかと言えば

相手に敬意を払うという気持ちが湧けば「〇〇で支払ます(致します)」になり、相手次第で言葉使いを忖度します。

相手に敬意を払う立場になるのなら敬語で請け答えします。対等であれば敬語の必要はないですが、ぶっきらぼうに言い捨てた言葉使いはめったにしないので、たいていは丁寧語(ていねいご)ではなします。

日本語が不慣れである場合は、敬語や尊敬語の使い分けは習慣付けがないと使うのは難しいので、「丁寧(ていねい)な会話」を心掛けるだけで充分ですよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2020/04/29 21:56

お支払いについて、彼我、両方使えますよ。


「費用のお支払いにつきましてご相談があります」この場合支払うのはこちら側ということもあり得ますよね。
どうでしょうか。
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この回答へのお礼

再びありがとうございます。まさしくおっしゃったような支払うのはこちらの場合、「お」をつけるかどうか知りたかったです。ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2020/04/24 18:01

「美化語」とは文字通り、少しオーバーなくらい「お花」「お食事」などと言います。

その言い方を使えば「御費用」になるかも知れませんが、「お支払い」という相手の動作だけを敬意の対象にしたのですから、尊敬語と考えるのが普通です。自分の「返事」(お返事をいたします・ご返事申し上げます)という動作に「お」をつけるのは「謙譲語」と考えられます。 もっとも、「返事」が相手の動作なら「ご返事いただきたいと存じます」のように言い、この「ご」は尊敬語になります。
 まとめれば、「お」や「ご」を相手の動作につければ「尊敬語」、自分の動作につければ「謙譲語」になるということです。「お支払いします」「お支払いいたします」はあり得ます。
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この回答へのお礼

おっしゃりたいことはわかりました。ただ、支払いという名詞の場合、自分から言う時に「お」をつけるかどうか迷っています。どうもありがとうございました。

お礼日時:2020/04/24 17:57

この「お支払い」は相手が払う場合も自分が払う場合も使われます。

相手への尊敬とは限りませんから尊敬語とは言い切れません。だから美化語というのかもしれませんが、しかし美化語とはわかりにくい表現だなと思います。丁寧で良いと思いますがどうでしょうか。
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この回答へのお礼

そうですか。自分が使う時も「お」付きですね。いい勉強になりました。難しいですね。どうもありがとうございました。

お礼日時:2020/04/24 17:55

「お支払い」は美化語ではありません。

尊敬語にあたります。
あなたを対象にした、あなたが行う支払う行為についての尊敬語ですから、
あなたがその返事で「お支払い」を使うのはおかしいことになります。自分のやることですから「支払い」を使うべきです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。大変勉強になりました。

お礼日時:2020/04/24 17:54

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