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紀宮さまの婚約内定が世間を騒がせましたが、今まで彼女が担当されていた国事行為(と呼ぶのがふさわしいかどうかわかりませんが、名誉総裁など、いくつかあると思います)は、どなたが引き継ぐのでしょうか?

いままで、天皇家をはなれて嫁入りされたケースは島津貴子さんなどいくつも例があると思いますが、いったん天皇家をはなれた方というのは、天皇家の行事いっさいのことにノータッチとなるのでしょうか。

余計なお世話だけど、皇太子妃の負担が増えるというようなことになったら、気の毒だなあと思います。
どなたか事情に詳しい方、教えて下さい。

A 回答 (2件)

 国事行為とは、国の運営にかかわる天皇(又は摂政が代行できる場合もある)の儀式的・形式的な職務で憲法に規定されています(例えば国会の召集、解散の発布、首相の任命等)。

それ以外の皇族はこれを行うことはできません。
 各団体の名誉総裁等は、正確には公務ではなく、その皇族が私的に引受けているものです(むろん実質上は公務)。これにもいちおうのガイドラインがあり、私企業は不可、公益性のつよい社団、財団法人などに限るとされています。紀宮さんは現在このような職には就いていませんが(たぶんお嫁入りのことを勘案してだと思われます)、よしんば就いていたとしても、私的な問題ですのでべつだん結婚によって辞任する必要はありません。それを頼んでいる法人の了承が得られれば一民間人として名誉総裁等であることも可能です。そういう意味では山階鳥類研究所の職員という立場と同様といえます。
 旧皇族でこのような名誉職にかかわっている人も多くいるようです。
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この回答へのお礼

お答えいただいてありがとうございました。

丁寧にお答えいただいて、よくわかりました。勉強になりました。
南米に行かれたりしてご活躍だったので、あの穴は誰が、、、?と疑問に思っていました。

お礼日時:2004/12/13 14:25

 こんにちは。



 現在、公職(期間限定の名誉総裁などを除いてですが)にはついておられませんので、引き継ぐ事はないでしょう。公職として名誉総裁になられているのは、皇室の中の妃殿下(つまり結婚されている方)ですね。

 ちなみに厳密な意味での「国事行為」は、天皇にしか出来ません(特別な事情があるときは、代行可ですが)。

 結婚されると、皇籍離脱されますので、皇室行事にはノータッチになります。(島津さんもそうでしたね)

http://www.kunaicho.go.jp/03/d03-05.html

参考URL:http://www.kunaicho.go.jp/03/d03-05.html
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この回答へのお礼

お答えいただいてありがとうございます。

参考URLも、あとでゆっくり拝見させていただきます。
いいかげんな質問をしてすみません、ご教示感謝します。

お礼日時:2004/12/13 14:19

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