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動物の鳴き声の「聞こえ方」 「表現」が、国によって違うのは何故でしょう?
中学で英語を習いだした頃から、ずっと不思議に思いつつ放置してきた疑問です。

【例】一般的に使われている鳴き声の表現・表記(日米の比較)
 ・犬 …わんわん   → バウワウ ( bowwow )
 ・鶏 …こけこっこ~ → コッカドゥードゥルドゥー ( cock-a-doodle-doo )
 ・猫 …にゃ~    → ミュー ( mew ) など…

 日米以外の他の言語でも、多分もっと面白い表現があるのかもしれないけど。
欧米人の耳には、鶏の声がホントに「コッカドゥードゥルドゥー」って聞こえて
るんでしょうか?  洋画や外国ドラマを見ていても、「こけこっこ~」としか
聞き取れないんですが。不思議。どうしてかなぁ~?

A 回答 (5件)

こういのを「オノマトペ」というのですが、オノマトペにはその言語のクセがでるのです。



動物の鳴き声は、同じ種類なら同じ鳴き方です。逆を言えば、同じ犬の鳴き声を聞いても、日本人は「わんわん」と表現し、英語話者は"BOWWOW"と表現するのです。

これは動物の鳴き方が違うわけでも、人種や言語の違いによって聞こえ方が違うのでもなく「どういう音で表現するか」が違うのです。

たとえば英語話者は「ワン」という発音ができません。出来ないというか日本語的なワ(WA)・ン(N)という母音と子音がくっついた発音をする、という認識がありません。
逆に日本人にとっては犬の鳴き声のような突発的な音を、子音だけを続けて発音する、という認識もなければ日本語はそれができません。

英語のBOWWOWは日本語で近い発音にするなら「ボゥヲゥ」で、「ゥ」は無声音になるわけです。日本語には無声音になる発音は基本的にないわけです。

だから日本人が犬の鳴きまねをするときに「BOWWOW」に近い音で表現しよう、という事すら思わず、ワンワンとかオンオンぐらいが一般的になるわけで、逆に英語では母音と完全に発音する、という発想はなくだから「BOWWOW」になるわけです。

英語に近いフランス語でもすでに英語とは異なります。フランス語の発音ではouah ouah ウアッウアッです。フランス語の"B"の発音は英語に比べて押し出しが弱く、Vに近い発音なのでBOWでは弱いと感じたのでしょう。だから母音を強く発音するouah ouah ウアッウアッになったのだと思います。

ほかにも、日本人だと機関銃の音をタタタタタタタタタと発音できますが、ほとんどの言語が子音+母音の連続発音を苦手としていますので、タタタタタタタと発音すること自体ができず、だから機関銃の音のオノマトペも違う音になります。

どの言語でも、自分たちの得意とする発音や、苦手とする発音があるので、そうなるのです。
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この回答へのお礼

解決しました

phj 様
 ご回答ありがとうございます。
興味深いご説明で、とても楽しく拝見させて頂き、勉強になりました。

 動物の鳴き方や、人の聞こえ方が違うのではなく、「表現」・「どういう音で
表現するか」 が違うという事だったのですね!  な~るほど~!
また、どの言語の発音も、得意・不得意とする発音があるんですね。

あなたが記述下さいました、犬の鳴き声(実際の音)
 英語    BOWWOW   → ボゥヲゥ、 オンオン とか…
 フランス語 ouah ouah → ウアッウアッ  ←面白すぎて大爆笑です(^o^)!

という訳で… phj様、ご解説の「オノマトペ」にハマっちゃいました!
【オノマトペ】の言葉の説明は、ネット検索で以下のような物がありました。
 オノマトペ(onomatope)とは擬声語(ぎせいご)。 擬音語と擬態語の総称。
      擬声語は…擬音語の内、人や動物の声を表したもの(by広辞苑)
 音声を発する主体が同一の場合でも、言語が違えば表現も違うものになる。
正に、仰せの通りでした!長年の疑問が解けてスッキリです。さんきゅ~でした!

お礼日時:2019/08/31 17:13

映画で


たとえば女性が
悲鳴をあげているシーンがあった場合
日本人なら「キャー」ですよね

しかし
海外の映画で
これを気にして聞いていると
決して「キャー」ではありません

ためしに
アメリカの漫画を見てみると
そういうシーンでの悲鳴は
「AAAA〜」と描き文字で書いてあります

どうやら
日本の女優さんたちは
こういうシーンでは
もう「キャー」ということに
なっているので
自分でも、そう叫んでいるのでしょう

今度アメリカでも
ホラー映画をご覧になった時に
女性の叫び声に
注意して聞いてみてください
確かに「AAAA〜」と聞こえます

ただし
大声ですから
「キャー」とも聞こえますが
しかし
素直に聞くと「キャー」とは
言っていませんね

日本の犬でも
江戸時代の犬は
「びょう〜」と泣いていました

これも
江戸時代の本に
文字で残っています

鳴き声でも物音でも
先祖からそういう風に
言葉で教えられて
そう聞こえるように
なってしまったのでしょうね

虹色が7色というのも
これは日本だけで
海外では
7色ではありません

五色の国もありますし
いろいろです

やはり
何気なく身についた
感覚や
習慣もそうですが
怖いですね
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この回答へのお礼

ありがとう

教えてgoo様 (もしやスタッフの方ですか?)
 ご回答ありがとうございます。
日本の女性の、「キャ~」は確かに定型句のような
慣用句のような気がしますね。
No.1様と同様、古代・先祖から教え込まれてきたんですかね。
 それにしても、『江戸時代の犬は「びょう〜」と泣いていた』
というお話は初耳です。愉快ですネ!
どこの国の人々も、知らぬ間に身に着く感覚や習慣で
無意識に生きてるんだぁ~。

お礼日時:2019/08/31 00:34

普段話している言語によって、聴き取れる音が違うのと、その音から発想する文字、表現が違うから。

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この回答へのお礼

ありがとう

瑠璃唐草 様
 ご回答ありがとうございます。
言語の違いによって、音声や表現の捉え方も違ってくる
のですかね。考えさせられますね。面白いです。

お礼日時:2019/08/31 00:15

よく聞いて見て下さい


本当に
犬が「わんわん」
鶏が「こけこっこ~」
猫が「にゃ~」

と鳴いていますか
違いますよね

子供の時に大人から教えて貰っただけですよね

人間の発音では捉えようがないのですから
お国が違えば表現が異なるだけですね
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この回答へのお礼

ありがとう

doraty_com様
 ご回答ありがとうございます。
う~ん。確かに。幼時の頃、大人から聞いて
素直にそのまま覚えて、信じてしまってるって事かな。
音の捉え方は、個々に違いますもんね。

お礼日時:2019/08/31 00:06

古代にその音の表現をした人が違うから。

それが淘汰され変化しいまに残る。
なので日本に住んで「鶏はコケコッコーだよ」と言われればそう聞こえるようになる。
色を表す言葉も、太陽は赤だったり黄色だったり。
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この回答へのお礼

ありがとう

おつりがたりない様
 ご回答ありがとうございます。
う~ん。なるほどね!
太古の昔から、無意識の内に刷り込まれていた
みたいなものなんでしょうかね。深いですね~。

お礼日時:2019/08/30 23:58

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