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159番について質問です

解答では、点Pは三角形の中にある程で解かれています。なぜ、点Pは三角形の中にあると、断定できるのですか?外にある場合は考えなくていいのですか?

「159番について質問です 解答では、点P」の質問画像

A 回答 (2件)

ベクトルの矢印は省略


3AP+4BP+5CP=0より
3AP+4(AP-AB)+5(AP-AC)=0
AP=(1/12)(4AB+5AC)
(AP=(1/2)(4b+5c))
この形のままでは分かりづらいので、4AB+5ACの分母を9に変換する
そのためには、1=9/9とみなし積として付け加えてあげると考えやすい
AP=(1/12)(4AB+5AC)
=(1/12)・1・(4AB+5AC)
=(1/12)・(9/9)・(4AB+5AC)
=(9/12){(4AB+5AC)/9}
=(3/4){(4AB+5AC)/9}
p=(3/4){(4b+5c)/9}
この式において,(4AB+5AC)/9または(4b+5c)/9は内分点を表わす公式だから、
この公式の意味を読み取る
すると、BCを5:4に内分する点であることが分かる
そこで、この内分点をM(m)とすれば
AM=(4AB+5AC)/9 またはm=(4b+5c)/9と書けるから
AP=(3/4){(4AB+5AC)/9}=(3/4)AM
p=(3/4)m
となるので
APはAMの3/4倍の長さと分かる
図で確認してもらえば分かりやすいが、△ABCの頂点Aと、辺BC上の点Mを結ぶAMに対して、
APはその3/4倍なのだからPの位置は△ABCの内部となります
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めんどいのでベクトルの矢印は省略します。



>なぜ、点Pは三角形の中にあると、断定できるのですか?

与えられた条件が
 3AP + 4BP + 5CP = 0
ですから
 AP = -(4/3)BP - (5/3)CP = (4/3)PB + (5/3)PC
 BP = -(3/4)AP - (5/4)CP = (3/4)PA + (5/4)PC
 CP = -(3/5)AP - (4/5)BP = (4/3)PA + (5/3)PB
となり
 PB の正の倍数と PC の正の倍数を合成したベクトルと AP が同じ方向
 PA の正の倍数と PC の正の倍数を合成したベクトルと BP が同じ方向
 PA の正の倍数と PB の正の倍数を合成したベクトルと CP が同じ方向
なので、Pは△ABC の内部にあることが分かります。

ただし、問題ではそれを前提にする必要はありません。
三角形の中だろうと外だろうと、同じやり方で解けます。

(1)BP = BA + AP = -AB + AP
CP = CA + AP = -AC + AP
より
 3AP + 4BP + 5CP = 0    ①

 3AP + 4(-AB + AP) + 5(-AC + AP) = 0
→ 12AP - 4AB - 5AC = 0
→ AP = (1/3)AB + (5/12)AC = (1/3)b + (5/12)c    ②

(2)点Qは BC 上にあるので、0≦k≦1 の実数 k を使って
 AQ = AB + BQ = AB + kBC = AB + k(AC - AB) = (1 - k)AB + kAC = (1 - k)b + kc   ③
と書けます。

さらに、Qは AP の延長線上にあるので、任意の正の実数 p を使って
 AQ = pAP    ④
と書けます。
(この時点では、0<p<1 か 1≦p であるかは区別する必要はありません)

③と④は等しいので
 pAP = (1 - k)b + kc
②を使って
 (1/3)pb + (5/12)pc = (1 - k)b + kc
→ (p/3 + k - 1)b + (5p/12 - k)c = 0
これが成り立つためには
 p/3 + k - 1 = 0   ⑤
 5p/12 - k = 0    ⑥

⑥より
 k = (5/12)p
これを⑤に代入して
 (1/3)p + (5/12)p - 1 = 0
→ (9/12)p = 1
→ p = 4/3
よって
 k = 5/9

以上より
 BQ : QC = (1 - k) : k = 4 : 5
 AP : PQ = 1 : p = 3 : 4

Pが三角形の内部にあることは、p≧ 1 で初めてわかることです。
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