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将来、弁護士を目指している高校2年生です。
大学は法学部に行こうと思っているのですが、
その後、法科大学院に行くべきかどうか迷っています
親戚の弁護士に話を聞くと
「法科大学院には行く意味はない、
早いうちから予備校に通って、
司法試験予備試験を受ければいい
予備試験にすら受からない奴が本試験受かる確率は
低いし、法科大学院に行くにしたって、
どうせ予備校には行くことになるから
法科大学院なんて時間と金の無駄だ」と
言っていました。
そこで出来るだけ多くの方の意見をお聞きしたく、
質問させていただきました。
回答よろしくお願いいたします。

A 回答 (8件)

元弁護士(旧司法試験組)ですが、法科大学院に行く意味は全くありません。

親戚の弁護士さんが言っていることは、100%正しいと思います。
現行の司法試験は、予備試験合格者か、または法科大学院修了者でなければ受験できないものとされていますが、司法試験は単に合格すれば良いというものではなく、東京大学法学部などの有名大学を卒業して、かつ司法試験に成績上位で合格しなければ意味がありません(合格ラインぎりぎりの下位で合格しても、まともな法律事務所には就職できず、悲惨な人生を送ることになります)。
また、合格時の年齢も出来る限り若い方が望ましいので、東京大学の法学部に入学し弁護士を目指す人は、入学後直ちに予備試験の受験勉強を始め、可能であれば大学3年次の予備試験合格、大学4年次の司法試験合格を目指すのが通常です。

法科大学院の教育内容は、司法試験とも実務とも乖離しており、法科大学院卒で弁護士になった人でさえも、一体法科大学院って何のためにあるんだ、法科大学院の授業をまじめにこなしていた人は司法試験に落ちて、授業を適当にさぼって司法試験の受験勉強に専念していた人の方が早く合格できるなどといった指摘をしています。実際、法科大学院では司法試験対策の授業をしてはいけないことになっているので、法科大学院に通う場合にも、別途司法試験対策のため予備校に通うことは必要です。
法科大学院の人気低迷は甚だしく、募集停止に追い込まれているところも相次いでいますが、存続しているところでも入学者の質は低下しており、学部生時代に予備試験に合格できなかったか、または受験する勇気もなかった人が仕方なく法科大学院へ行くという構図が出来上がっています。その一方で、予備試験の合格者数は少しずつ増えているので、将来「法科大学院卒業者=法曹界の劣格者」というレッテルを貼られることになるのは、ほぼ確実でしょう。
将来弁護士として活躍したいのであれば、法科大学院に入学するのではなく、まずは有名大学の法学部に入り、予備試験経由で司法試験に合格することを目指しましょう。法科大学院に入学するかどうかは、大学4年になっても予備試験に合格できなかった段階で、改めて考えれば良いことです。

ちなみに私自身は、東京大学法学部を卒業し一度は弁護士になったものの、病気もあり弁護士業界内の激しい競争について行ける自信がなくなったので、自主的に弁護士登録を抹消し他の進路を目指すことにしたのですが、いまや弁護士業界でまともに食べて行ける人は少数派であり、大手事務所に就職したエリート弁護士でも一歩選択を誤れば仕事が無くなるという、非常に厳しい世界です。今から弁護士を目指すのであれば、相応の覚悟で臨んでください。
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> 予備試験にすら受からない奴が本試験受かる確率は


> 低いし、法科大学院に行くにしたって、
> どうせ予備校には行くことになるから
> 法科大学院なんて時間と金の無駄だ」と
『法科大学院不要論』はだいぶ前から出ていますね。
一番の理由は、「法科大学院で実務を加味した講義も行い、合格者の質を上げる。併せて旧司法試験に比べて合格率を上げる」という目的が達成できていないから。

ところで現在の予備試験はその難易度が高く、法知識の面では法科大学院で勉強する割も広範囲に渡ると聞いております。
なので、意味合いはその弁護士先生の仰っているのと同じなのかもしれませんが、私は『予備試験に合格できるレベルにならなければ、本試験の合格圏とは言えない』と言いますね。


> 将来、弁護士を目指している高校2年生です。
最初から『目標』を「弁護士」と決めるのを否定はしませんが、先ずは『目的』である「司法試験合格」という山を越えるために何をすべきかを考えてください。

その際に、もし興味がありましたら「法学検定」という検定試験受験も間に入れておくと、レベルの判断材料になると思います。
 http://www.jlf.or.jp/hogaku/index.shtml
現在は区分が異なっているのですが、私[大学は通信教育で、商学部卒]は30代後半の時に気まぐれで「4級」「3級(選択:司法コース)」を受験して合格しました。
 ⇒3級[現在はスタンダートコース]は、法学部2年~3年レベルとされていました。
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親戚の弁護士さんの意見に共感しました。


既に大学に入学しているならば、在学中から準備をして抑えとしての法科大学院進学という考え方はあるでしょう。
数は少ないモノの、大学在学中に合格する人もいるのですから今の段階であれば在学中若しくは卒業後数年で司法試験合格者を出した大学を狙うのを優先すべきでしょうね。

私の周辺にも法学部に合格した時は司法試験を考えていたものの、あまりの難易度に路線変更した人が結構います。それは、入学後の事なのですから今の内は司法試験突破する為になるべく良い大学に進学する事を考えましょう。
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法科大学院に行く意味ってあるのでしょうか?


 ↑
ありますよ。
大いにあります。

法科大学院を卒業して司法試験を受ければ
合格率は30%ぐらいです。

しかし、予備試験だと3%になります。
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予備試験合格って、司法試験合格より数段むつかしいのに、なんで、司法試験を受ける資格をとるために、予備試験に絞るのか、わけわからんです。



予備試験は、法学部在学中に受けて受かれば、そのまま司法試験でよいし、在学中予備試験に受からなかったのが、法学部卒業後に、社会に出て(浪人して)から予備試験に受かるのは、まずない。
後の予備試験合格は、法科大学院在学生が司法試験の模試として受けてるのです。

法科大学院からの司法試験合格率は単年度4割ですが、5回受けられるので、ほぼほぼ合格します。
もちろん模試として法科大学院在学中も予備試験は受けますが、予備試験のために予備校に行くなんて、わざといばらの道をとってるようなもの。法科大学院なんて、入学したら修了は簡単で、予備試験合格勝ち取るのに比して、理性的に見れば、当然のこと。
目指すのは予備試験合格ではなく、司法試験合格であるはず。
予備試験は、予備校に年間100万つぎ込んで10年受け続けても受かるの困難だけど、法科大学院なら2年学費払えば、予備試験合格と同じ地位(司法試験受験資格)が得られる。時間とお金は予備の方がかかるのが普通。

なお、エリートコース目指すなら、(東大とか慶応とかの)法学部在学中予備試験合格とか、法科大学院は慶應、東大の二択で、法科大学院在学中予備試験合格といったルートでしょう。
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随分先の心配し過ぎですね。

あなたが受験する頃には無くなってるかもしれないし。どんどん減ってる現状から推測してください。
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弁護士を目指すなら不要です。



ただ弁護士は高い壁です。
もし弁護士になれなかった時にどうするかは考えた方が良いです。

法科大学院に籍を置いていれば、籍を置きながら試験を受けて、駄目そうなら新卒として就職という道も開けます。
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大学院(というか大学もですが・・・)は、


高校までと違って、勉強を教えて貰う場ではなく自らが学んで新しいことを見つける場です。
(少なくとも卒業論文を成果として出さないと大学は卒業できませんよね)

なので、貴方がいく価値を見いだせないのであればいく価値はありません。
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