プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

読んでいるとあらすじが全く分かりません。
なにかコツや良い参考書はないでしょうか?

A 回答 (2件)

わからないのが自然だと思います。



たとえば中学校でも高校でも取り上げられる徒然草ですが、
部分にもよるけれども
一文一文を正確に訳せるだけの語彙(単語力ですね)や
文法の知識が身につくのは高校生になってからです。

中学校でも一応は助詞などを教えられるので、
その知識で読めるようにならなければならないのかなと思うかもしれませんが、そんなことはありません。

古文の読解というものが登山だとすれば、
中学校で習う文法は初心者用の装備、
高校で習うのは中級者用の装備です。
初心者用は扱いやすいですがね、性能は及ばないわけですよ。
高さは違えど同じような山に登らなければいけないのにね。

私は個人的には中学生は文法の勉強はおまけ程度でいいと思います。

原文を読んでわからなければもうさっさと
注釈や現代語訳に目を通す。

教科書に載っている文章なら今の時代、
訳文を探すのはそう難しくはありません。

それで「なるほど、こんなことが書いてあるのか」と思ったら
また原文を読んでみる。
「確かにそんなことが書いてある気がする」
と思ったらそれで十分。
繰り返すうちに文法外の古文の「お約束」が身についてきます。
そうしたら文法なんか気にしないでも読めるようになりますよ。

テストではちょこちょこ文法自体の知識が求められるかもしれませんが
そこはまあうまくやってください。
(ちょっと無責任かな)

ちなみに私は大学で古典(主に上方文学)をやりましたが
厳密な解釈が必要な場合以外はいちいち辞書をひいて
「この助詞はこの場合はこの用法だから~」
なんてやりませんでした。
大体はそのまま読めすからね。
だから中学生の古典文法テストをやったらろくに点を取れないかもしれません。

そんなもんです。
ちょっと文法学習の扱いに拘泥してしまいました。

最後に、参考書とは違いますが、
おすすめ本は林望の「往生の物語」です。
少し硬ければリラックスして
「古今黄金譚」もいいですよ。
彼の説く現代語訳を通した古文への親しみ方には
私は大いに共感するところがあります。
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教科書の中の文章なら、教科書ガイドを購入されてはいかがですか。


品詞分解と対訳、大意等が載っています。

もっと根本的なことでしたら、古典文法書や古文単語帳で地道に勉強するしかないと思います。
参考書の良し悪しは使う人にフィットするかによるので、自分が一番使いやすいと思ったものにすると良いのではないでしょうか。
それぞれの参考書の同じ項目(たとえば、助動詞「けり」)を比較してみて、見やすいとか、分かりやすいとか、面白いとか。

とっかかりとしては、助動詞や敬語をやってみると少しは読めるようになるかもしれません。
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