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訓練士を目指しています。できれば総合病院がいいのですが、きっと若い方優先だと思います。個人病院と総合病院それぞれのメリットデメリットを教えて下さい。どんなことでも結構です。また養成校でた方は同級生は皆さんどういうところに勤めた方が多いのでしょうか?眼鏡屋や視力回復センターみたいな(?)ところに就職する方もいるのでしょうか?

A 回答 (1件)

公立の総合病院に勤務している視能訓練士(ORT)です。


私の病院では募集時に最初25歳までの年齢制限が設けられていましたが、初回の試験でなぜか全員不合格だったらしく、2度目の募集で年齢制限が35歳までとなり、30歳を過ぎていましたが就職することができました。しかし、年齢的に、総合病院で正職員で25歳を過ぎて総合病院に就職できるかどうかとなると、おっしゃる通り難しくなってきます。

養成校によりやはり就職口は変わってくると思いますが、老舗の学校ではごひいきの病院等からその学校の出身者限定で募集が掛かったりします。ここは養成校の就職担当者の腕の見せ所と思いますが、学生の地道な就職活動でも好条件の就職口を獲得していることもあるので、医療系の資格の中では特に就職活動に苦労が多い職種と思います。ORT自体、あまり知られていない職種ですので、病院勤務の方でも私たちの存在を知らない人たちも結構います。また、眼科コメディカル(旧OMA)という認定資格を持つ人たちがORT以上に多数存在しますので、特に開業医では、視能訓練士を雇わずに、認定資格を取らせたスタッフでまかなっているケースが多いです。都市圏では総合病院のORT雇用人数は結構多かったりしますが、郊外や地方に行くと、ORTがゼロかせいぜい2名いるくらいの施設が多いです。(うちは奇跡的に3名いますが)

総合病院の大きなメリットは、多数の症例、多種の検査を経験できる、定時(施設によりますが、うちは6時頃まで)に終わるといった点です。しかし給料はあまり高額は期待できません。
開業医では、午前診、午後診がある場合、拘束時間が長い、日祝日でも開業している場合は、日祝日になかなか休めないといったことがやはりデメリットで、さらに症例が限られる、多種の検査は経験できないといったこともデメリットでしょう。しかし、給料の点ではその分まだ高いと思います。

また、総合病院にしろ、開業医にしろ、その眼科医が何を専門としているかによって、その業務内容も大きく異なってきます。斜視・弱視を専門にしているような施設では、ORTの需要がかなり高く、本来の業務である視能訓練を積極的に行えるため、かなり腕が試されると思いますが、全く専門としていない施設では、斜視の測定さえもしていない所があり、就職の際はその施設がどういった専門外来を抱えているか、どういった業務内容かを十分に把握しておく必要があるので、見学はしておいた方が良いでしょう。

その他、医師・看護師との関係がどういった感じか、ORTの位置づけはどうか(医師によってはORTの存在を疎ましく思っている場合もあります)、OMAとの関係はどうなのか等、考え出すときりがありません。

私の養成校はかなり古いので、私の同期生は、大学病院(非常勤ばかりです)、開業医、総合病院に勤務していますが、眼鏡店に就職しているものはいません。しかし、ORTの資格を持ちながら、眼鏡店を開業している先輩はいます。視力回復センターにはおそらくORTはいないでしょう。どちらかといえば、否定的な立場の人が多いので。
長くなりましたが、参考になりましたら幸いです。
今後ORTはどんどん増えて頂きたいので、頑張ってください。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。そうなんです、個人病院はOMAの方が多く、また受付事務もしないといけないことが多いようで。私は医療事務の知識もありませんし。やはりORTを必要としている施設は斜視、弱視を専門にしているようなところだと思います。しかし現実、斜視、弱視の患者さんは多いのだろうかと疑問になったりもします。

お礼日時:2005/01/19 21:19

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