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今日、銀行に1ドルいくらか見に行ったらTCが103円ちょっとでした。買い物はカードでするつもりでしたが、103円と安いのでトラベラーズチェックにしてある程度持っていった方がよいと思いますか?
カードだと引き落とされる時?(1月に使ったら2月終わり位?)のレートになるんですよね???
少しでも安く買えたらと思ってるんですけど、どう思いますか? でも多額の現金持っていくのってやっぱりよくないでしょうか?

A 回答 (7件)

最初に、クレジットカードとトラベラーズチェックのレートの仕組みについて説明します。



外貨取引きにおいては「仲値」という概念がまず重要になります。これは銀行間の取引きに使われる中間のレートです。新聞やテレビで「今日の円相場終値は102.39円でした」というのは、普通この仲値を指します。
銀行が一般の顧客に外貨を売る場合は仲値に銀行のマージンを乗せたレート(TTS)、外貨を買い取る場合はマージンを引いたレート(TTB)で取引きされます。レートを比較する場合は仲値なのか、売りレートなのか買いレートなのかはっきりさせないと混乱します。
両替法(支払法)の有利不利は「仲値からいくら上乗せされて(引かれて)いるか」で判断できます。

日本円から米ドルトラベラーズチェックを購入する場合は、仲値に1~2円程度上乗せされたレートになります。さらにトラベラーズチェック発行時に1%の手数料を支払います*1。
具体的に計算してみましょう。仲値で1ドル=102.00円の時、一般個人がトラベラーズチェックを買おうとするとそのレートは103.00円(1円上乗せの場合)、これに1%のトラベラーズチェック発行手数料が乗って最終的に1ドル=104.03円でトラベラーズチェックを入手することになります。

一方クレジットカードですが、クレジットカードのデータ処理センターに利用データが集まった時点で、その時点のクレジットカード会社所定の各通貨間換算レートに手数料を乗せて日本円に換算されます。クレジットカード会社の各通貨間換算レートは仲値に近いものです。手数料は例えばVISAの場合1.63%です。
クレジットカード会社の各通貨間換算レートで1ドル=102.00円の場合、利用額1ドルに対し103.6626円が引き落とされることになります。最近はクレジットカードの処理はオンラインがほとんどですので、データはすぐに処理センターに届き利用日から3日程度以内に決済が行われます。(翌月に請求書が発行される時点のレートではない)

というわけで、最終的な換算レートの比較だけならクレジットカードの方が少しだけ得です*2。また米ドル以外の通貨はその流通量の少なさに応じて仲値からの上乗せ分が増えますので、相対的にクレジットカードがより有利になります。

日本の銀行の窓口で外貨現金に両替する場合ですが、トラベラーズチェック発行手数料はかからないものの、外貨現金取扱いのコストの分だけ手数料が乗ります。日本ではこの現金取扱い手数料をレートに含めた上で「トラベラーズチェックの場合」「現金の場合」と分けてレート表示することが多いです(例えば[1,2])。米ドルの場合は1ドルあたり2円加算というのが標準的です。例えば仲値が1ドル102.00円のとき、トラベラーズチェックの売りレートは103.00円(発行手数料1%別途加算)、ドル現金の売りレートは105.00円くらいになります。
トラベラーズチェックでなく多額の現金を持って行くのは、トラベラーズチェックよりレートが悪いこと、盗まれたら戻ってこないことを考えると避けるべきです。ただし小額の現金がバスに乗ったり電話を掛けたりで必要であることは申し上げるまでもありません。

次に為替変動の影響について考えてみます。
トラベラーズチェックの場合はトラベラーズチェックを発行してもらった時点でレートが決まります。クレジットカードの場合は上述のように買い物後の決済日のレートが使われます。
今は確かに円高ですが、「これからさらに円高ドル安が進む」と予測するならレートが適用される日はなるべく後にした方、すなわちクレジットカードが得です。逆に「これからドルが値を戻して円安になる」と予測するなら、ドルが安いうちにトラベラーズチェックに替えてレートを固定してしまうのが得です。ここは相場の話ですから各自の責任での「読み」になってきます。

ただ私でしたらですが、やはりクレジットカード払いを選択すると思います。短期の旅行ならレート変動で得したとしてもその額は限られたものにしかならないのに(1週間で円ドル相場が5円も10円も動くことは非現実的)、トラベラーズチェック発行の手間をかけるのは見合わないと考えるからです。

「いかに有利な両替をするか」はなかなか難しいですが、いろいろ研究してみてください。
よいご旅行を。

[1] http://www.btm.co.jp/gdocs/kinri/list_j/kinri/tv …
[2] http://www.ufjbank.co.jp/ippan/gaika_kawase/ryou …

*1 手数料は1%が一般的ですが、自行の顧客などに対し0.5%程度に割引く銀行もあります。中にはシティバンクのように自行の顧客だと発行手数料無料の銀行もあります。
*2 上記シティバンクのようにトラベラーズチェックを発行手数料無料で入手でき、かつ現地で現地通貨に手数料無料で両替できるなら、トラベラーズチェックの方が安くつくこともあります。

参考URL:http://www.btm.co.jp/gdocs/kinri/list_j/kinri/tv … http://www.ufjbank.co.jp/ippan/gaika_kawase/ryou …
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この回答へのお礼

詳しく本当にありがとうございました。
初めてで全くレートというものが分からなかったので
とても参考にさせて頂きました。
どうもありがとうございます。

お礼日時:2005/01/14 16:59

こんばんは。



どちらに行かれるのか分かりませんが、アメリカ本土、ハワイ、グアム、サイパンと想定してアドバイスさせていただきます。
いくらカードを使うといっても現金は必要でよね。カードが使えるお店が多いとはいえ、いちいちサインするのが面倒なこともあります。現金があれば渡すだけでいいのですから。
なので、現金として持参する分をT/Cにして、現地で現金化して使えばよいと思います。
あとはご旅行先でT/Cがどれくらい通用するかによりますね。観光客が多いところならT/Cは使い勝手がよいですが、田舎だとどうなるか分かりません。
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何処に行くのかどのくらいの期間なのかわかりませんが現金は必要です



一日5から10ドル分と見たら良いのでは。

TCも良いですがCCをメインに使うのが総合的に得です。

レートは変動するので長い目で見ないと損得ははっきりしません。つまり前回は得したが今回は損したとか。
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1112です補足をします


多分御存知かと思いますけど、全てがTC或いはカードを使えるとは限りませんしチップを渡す時も要りますしね!!
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行き先と金額によりますよ。


シンガポールやタイなどのように治安が良くて日本人が多い国なら
日本円現金で持っていっても大丈夫ですけど、基本的にはTCと
カードを上手に使い分けるのがベターかと思います。
円のTCは両替を拒まれるケースもありますが、それも国によります。
クレジットカードのレートは買った日でも引き落としの日でも
ありません。カードでの支払いを受けたショップの契約している
クレジット会社とあなたのカード会社の間で精算された時です。
それはもうまちまちなのでいつ頃か知ることはできないと思います。
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確かに、多額の現金を持ち歩くのも考え物ですが


全てをTCとカードにするのではなくある程度は、現金を、持ち合わせた方がいいのでは?
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はじめまして。



ご旅行はどちらまでいかれるのでしょうか?
TCは紛失しても、しっかり控えを取っておけば大丈夫ですが、
換金できる場所があまりない地域ですと不便です。
多額の現金が不安でしたら、大きなお支払いにはカード、小さな買い物には現金と分けることをお勧めします。
カードの場合、決済時のレートで決まることがほとんどのようですので、もしかすると購入時より安くなるかもしれません。
もし若干高くなってしまったとしても、現金をすられたり落としたりするリスクへの安心料と思ってはいかがですか?

楽しいご旅行になりますように。
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