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私は「給与所得の源泉徴収票」を作成する立場になって十数年になりますが、これに記載されることのある「年調未済」という語句についてお聞きします。
 年末調整の済んでいない人(というよりは年末調整の対象にならない人)の源泉徴収票に記載されることが多いと理解はしているのですが、「年末調整のしかた」にも「源泉徴収票等の法定調書の作成と提出の手引」にも「年調未済」という文字はおそらく一語一句とも載っていません。私は年末調整をしていない人の源泉徴収票にこの文字列を使用することに抵抗があり、一度も使ったことがありません。
 この用語はいつごろから使われているのでしょうか。一般的な給与担当者向けには紹介されることない専門用語あるいは慣用語(俗語)なのでしょうか。

年末調整をしていない人の源泉徴収票にこの用語を記入する必要はありますか。私は不要と考え、給与所得控除後の金額」を空欄にすることなどで対応しています

A 回答 (6件)

[住民税の課税の場では意味があるとすればどんな理由が考えられるもの]に。


住民税課税の際に「年調未済だから、確定申告してるかもしれない」から「税務署からのデータを見落としてないかチェックするか」程度ではないでしょうか。

ケースとなりうるのは、退職するさいに年調未済の源泉徴収票を受け取った者が、退職後結婚して違う苗字で確定申告した場合が考えられます。
 源泉徴収票に記載された住所氏名への課税と確定申告書に記載された住所氏名への課税がされるので、いずれ本人から「あのう、もしもし」って連絡があるだろうから、これを未然に防ぐ。
 未然に防ぐための事務量よりも「そんなものは、本人から言って来たら対応する」とした方が能率的だと私は思いますが。

給与支払報告書に「年調未済」って記してあっても地方税当局は知ったことではないと考えておりましたが、二重課税の未然防止には少しは役立つ情報なのかもしれません。
あるいは「少しどころか、大変重要な情報なんざますよ!プンプン」と地方税当局の方は怒るかもしれません。
そんなこんなで「年調未済」って給与支払報告書には「書いてね」とお願いがされて、それが慣習的に「記載するんだよ」になってるかもしれません。

国税当局のパンフレット等みても年調未済の記載を促すものは見当たらないようですから、上記のように「地方税当局からお願いを受け入れてる慣習」かもしれません。
給与支払報告書「だけ」に記載すれば良いのですが、複写で作成するものですから、本人に渡す源泉徴収票にも記載される事になります。既述ですが「意味が解る人」には記載不要ですし、「意味が分からない人」には説明する時間が必要な符丁に感じます。
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聞かれてみると、確かに「なんでだろう」と思う記載ですね。


目にしても「年調未済ってなに?」と給与事務をしてない人の多くが思うはず。
逆に「年調未済ってのは、これこれ、しかじか」って説明できる人は、この記載がなくても理解ができるはずです。
ということは、すし屋でお茶をあがりというような符丁とも考えられます。

本人に伝えるなら「この給与は年末調整をしてません。確定申告してね」とでも記載してあるのがよろしいと思うのですが、「ねえ、源泉徴収票に年調未済ってあるんだけど、なんじゃね、これ?」と質問をされるわずらわしさを経理担当者自らが作り出してるようなものでしょう。

給与支払報告書を受理する行政担当には年末調整が行われてるかどうかなど「知ったことではない」はずです。

いつからこんな語句を記載するようになったのか、誰が考え付いたのか。
謎です。資料文献行政パンフレットなどでは、他の方が沖縄で「書いてね」とお願いしてる点を紹介されてますが「それって行政サイドで不必要な情報じゃないの」と思います。

ベンダーソフトでは「年末調整をするかしないか」選択すると自動的に「年調未済」と記入されたり、支払金額と源泉徴収税額しか記入されないなど多々ありますが、なにか良く知らない組織から「こうするんだ」と指示が飛んでるのかもしれません。

乙欄適用給与なら、そもそも年末調整の対象外ですから年調未済と記入するのは「馬から落馬」的な記載になります。いらないのです。
甲欄適用者でも、控除に必要な資料を出してこなければ「控除がないまま」年末調整しますから、では「年末調整をしない」人ってのは、申告書提出をしない人ではなく「法令的に年末調整しない人」に該当するわけです。
そういう人の中で、本人が「なんでだろう」と悩む可能性が高いのは「前職の源泉徴収票を提出しない人」ではないでしょうか。

「あんたさ、前職の源泉徴収票提出がないから年末調整できないから、確定申告してちょうよ」って具合です。
そんな時間ねえよって事になれば、本人がしないだけであって、給与支払者はそれこそ「知ったことではない」わけです。

前職の源泉徴収票を提出しない人と無駄に「ああだ、こうだ」すべったころんだで時間を取られるより、こっそりと「年調未済」と記して、本人が発見できなかったら「余計な時間を取られなくて済んだ」というのかもしれません。
なにかの弾みで「確定申告すればお金が戻るって教えてくれなかった」と問い詰められた時に「年調未済って書いてあるでしょ。見てわからなかったら聞いてくれればよかったんですよ。」と言い逃れできるようにしてるのかもしれません。
それにしても符丁で伝えるのは不親切ですね。

しかし「いつごろから使われてるんだろう」「法令パンフなどには出てこない用語だ」という疑問は「それ、考えたことなかった」です。
卵が先か鶏が先か、みたいな話になるのかもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。自動的に年末調整をしてくれるソフトみたいなものをダウンロードして使用すると、確かに「年末調整をしない」とすると自動的に「年調未済」という語が出てきました。給与額2,000万円を超える人の場合でもそうなるり、「未済」という、これから済みになる可能性を匂わせる語は嫌いなので、自分で削除しました。
どうせなら「年末調整不実行」などのほうが、まだマシなのかなと思ったりします。
 税務署にしろ市区町村にしろ、受け取る方はそんな語句は不要と思われ、むしろ受給者向けの言葉なのかもしれませんね。
 しかし、もしかして住民税の課税の場では意味があるとすればどんな理由が考えられるものでしょうか。

お礼日時:2020/06/09 13:49

>この用語はいつごろから使われているのでしょうか。

一般的な給与担当者向けには紹介されることない専門用語あるいは慣用語(俗語)なのでしょうか。

パソコン時代になって、インターネットで流布されたデマゴーグです。このデマを信じて「年調未済」と記載しなければならないと考える
給与担当者が多いようですね。(^_^;
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この回答へのお礼

パソコン時代といいますと四半世紀前(1995年ごろ)以降くらいでしょうか。それ以前にはなかったのでしょうか。
 このカテゴリーでの回答者でも「年末調整をしていない源泉徴収票には【年調未済】という記載があるはずです。いい加減な会社でなければ」というような回答をしている方もいましたが、なんとなく広まった俗語なのかもしれませんね。ありがとうございました。

お礼日時:2020/06/09 13:21

こんにちは。


 推測が多いですが…

>「年末調整のしかた」にも「源泉徴収票等の法定調書の作成と提出の手引」にも「年調未済」という文字はおそらく一語一句とも載っていません。

 いずれの手引きも国税庁が作成していますが、「年調未済」と書いてあることで事務処理がしやすくなるのは「給与支払報告書」を受け取る市区町村です。
 恐らく、国税庁(税務署)にとっては、書いてあってもなくてもいいから載っていないのではと邪推します。

>この用語はいつごろから使われているのでしょうか。一般的な給与担当者向けには紹介されることない専門用語あるいは慣用語(俗語)なのでしょうか。

 経過は良く知らないのですが、住民税の課税の現場では広く使われている専門用語です。
 また、提出される「給与支払報告書」にもかなりの割合で記載されていますので、広く普及してるようです。

>年末調整をしていない人の源泉徴収票にこの用語を記入する必要はありますか。私は不要と考え、「給与所得控除後の金額」を空欄にすることなどで対応しています。

 市区町村によっては、「年調未済」を記載することを求めているところもあります。勿論、必須ではなく「お願い」ではありますが。

(参考)
https://www.city.okinawa.okinawa.jp/sp/userfiles …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。そういえば自治体に提出する「給与支払報告書」の場合は、首都圏でもそのような記載を求めているところがあったかもしれません。
 しかし「年調未済」とう語は税務署よりは住民税を決定する市区町村で意味がある、ということなら、どのような意味・理由が考えられるでしょうか。

お礼日時:2020/06/09 13:16

40年この仕事してますが一度も書いた事はありません


そもそも年末調整が出来ない人は「年調未済」ではない
年調未済は年末調整できるけどしていない人
すると原則として源泉は乙欄
とんでもない額の不足が出てしまう場合がある
わざわざ年調未済なんて書く意味も価値もありません
何も書かない方がいい
もし遡って乙欄適用にでもなれば源泉納付義務があるのは事業者
こっちの首が危ない
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この回答へのお礼

「未済」は文字どおり、「まだ済んでいない、これから済むかもしれない」という意味あいを感じますね。その意味では不正確だと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2020/06/09 13:04

質問者さまが語句に固執するのか、受け取った人や次の会社の人への利便性を取るのかです。


別に欄内に決められた語句しか入れてはダメなルールがあるわけでもなし、見て分かりやすい書類作りがいいかとは思いますが…
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この回答へのお礼

ありがとうございます。摘要欄はある程度自由に記入できますね。
年の途中に入社して年末調整をしなかった人の源泉徴収票に「年調未済」と書きたくなかったので
「前職の源泉徴収票の確認ができないため、年末調整を行っていません」
と記入したことがあります。

お礼日時:2020/06/09 13:02

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