プロが教えるわが家の防犯対策術!

今話題のコロナウイルス、繊毛がないから動けないのではないですか。
生物なのかタンパク質なのか分からないような生き物だから動く機能はない印象があります。
ネットでは人の粘膜の厚みは0.3μmで ウイルスの大きさは100nmと説明があります。ウイルスの3000倍の厚みがある粘膜を潜り抜けて細胞まで移動するのでしょうか。それとも粘膜の不完全な人がウイルスに感染するのでしょうか。

A 回答 (6件)

微生物学を学んだことのある者です。


結論から言いますと、ウイルス(特にコロナウイルス)は動くことはできません。
ウイルスは核酸(DNAかRNA)と、それを包むタンパク質があるだけのシンプルな構造をしていて、基本的には
・細胞に侵入する
・細胞の代謝機能を利用して増殖する
・細胞内から脱出する
という機能しか持たず、動くための機能は持っていません。
(※厳密には他にも構造や機能はありますが、どのウイルスにも共通している原則的な構造と機能は上記のものです。)
コロナウイルスに関していえば、外界では人の口から出た飛沫に乗って人から人へ物理的に飛ばされて移動します。
粘膜の表層に到達したコロナウイルスは、表層の細胞に侵入して増殖すると、その細胞を脱出してさらに近くの細胞に侵入します。
これを繰り返していくことで、バケツリレーのように粘膜の奥深くにまで運ばれるかのように到達していくと考えてください。
もちろん粘膜が何かしらの影響で壊れたりしていればそれだけウイルスは侵入して奥深くまで用意に到達しやすくなります。
ウイルスが増殖を繰り返していった結果、血管内に侵入が成功すると、血流に乗って全身に運ばれていき、さらに感染が広がっていきます。
なのでウイルスは自分自身に動くための仕組みを持っていなくても、物理的に運ばれて移動をしていきます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

非常によくわかります。 ありがとうございます。

お礼日時:2020/07/29 06:55

Re: 回答No.3



> クラゲみたいな存在が粘膜や粘液や繊毛の防御機構を潜り抜けて、どうやって細胞にたどり着けるのか疑問でした。 数の問題でしょうか。 100個のウイルスでは細胞に届かないが100万個のウイルスが口の中に入れば、細胞までたどり着くウイルスが生じるということでしょうか。

あなたの質問を読み返して、あなたの間違いにいま気づきました。ウイルスの大きさの100nmは0.1μmです。1,000nmが1μmです。人の粘膜の厚みと新型コロナウイルスの大きさは、さほど変わりません。

なお、新型コロナウイルスは100個ていどが体内に入っても感染しないようです。何万個、何10万個というまとまった数が入らなと感染しないみたいです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

質問で0.3μmは0.3mmの間違いでした。
 ネットでは粘膜厚は0.2~0.4mmとあり、インフルエンザウイルスは80~120nmとあります。それで3000倍の厚みがあるとしました。
濃厚接触者でも感染しない人は粘膜や繊毛が完璧なのかと次々と分からないことばかりです。
ていねいに回答くださり、ありがとうございます。

お礼日時:2020/07/28 12:44

ウィルスの一種であるバクテリオファージは、細菌の表面にとり付いた後、足に相当する部分が縮んで密着し、頭にあるDNAを最近の中に送り込みます。

ただし、移動はできないようです。

で、コロナウィルスもそうですが、ウィルスは宿主細胞にとりついた後、遺伝情報(DNAやRNA)だけを宿主細胞に送り込み、宿主細胞の機能を使ってそれを大量に複製します。

なお、人の粘膜の厚みは0.3μmで ウイルスの大きさは100nmと書いていますが、粘膜はそんなに薄くありません。単位を間違えているか、細胞膜と勘違いしていませんか。それに0.3μmは300nmで、3倍の差です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

0.3mmでした。専門知識もなく、即席で調べたので間違えました。
テレビの説明では トゲトゲのあるウイルスと細胞を1個づつ書いて、接続の説明をしてます。
現実の世界ではそんな単純なことは起こりえないだろうとの質問でした。

お礼日時:2020/07/28 08:05

ウイルスは生物ではありません。

細胞があって代謝をする(エネルギーを消費する)のが生物ですが、ウイルスはこれに該当しません。でも、そんなウイルスでも遺伝子情報(DNAあるいはRNA)を持っていて、生物(宿主)の細胞の中に入り込み、そこの細胞を殺して外に飛び出すと自分のコピーが作れます。
自分では動けないので、たとえば宿主に運んでもらい広がります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

クラゲみたいな存在が粘膜や粘液や繊毛の防御機構を潜り抜けて、どうやって細胞にたどり着けるのか疑問でした。 数の問題でしょうか。 100個のウイルスでは細胞に届かないが100万個のウイルスが口の中に入れば、細胞までたどり着くウイルスが生じるということでしょうか。

お礼日時:2020/07/28 08:04

ウィルスが体内に入り込み、感染しても自己免疫力の強い人は自然と治ります(免疫が働く)。


免疫力の弱い人が発症して(発熱や、その他の症状)、重症化したりするそうです。

ウィルスは目に見えない、ホコリみたいな物です。
感染者が喋ったり、せきやくしゃみをすれば、飛沫でウィルスがばら撒かれ、
至近距離にいる人、密接に関わった人に感染させてしまうのです。(みんながマスクするのが大事です)
空気中を空気の様に漂っているのです。(かなり小さいので、かなりの軽さでフワフワ浮いているんでしょう)
宿主がいないと、壁に付いているウィルスや空気中のウィルスは数日はもち、そのうち滅びます。

ナノテクの化粧水が肌の中に浸透するのと同じように、感染したウィルスも、細胞(肺)にたどりつくのです。

コロナウィルスは生物ではないらしいです。
ウィルスも、
有害物質といった感じではないでしょうか?
ホコリとかも人体に害を及ぼします。

新型コロナウィルス早く収束してほしいですね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

粘膜や繊毛が防いでいると思っていました。

お礼日時:2020/07/28 08:03

軽いから、空気の流れに乗って移動します。


胃腸などの消化器は栄養分を吸収するようになってますから、その仕組みに便乗すれば。
粘膜が100パーセント覆ってるのではなく、唾液を出す腺とか、鼻水を出す腺とか、けっこう侵入口があるようです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

不健康な人で鼻水が止まり逆流したら、入ってしまうということですね。

お礼日時:2020/07/28 08:02

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!