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「男は逃走し、県警が殺人未遂容疑で行方を追っていたが午後、現場から約5キロ離れた××市内の路上で身柄を確保、逮捕した。」

この手の「逃走後すぐ容疑者を発見、逮捕」といった報道をよく見かけます。
先ほども愛知県で同様の痛ましい事件がありましたが・・・・。

しかし、犯行現場から「5キロ離れた場所」だったり「隣の県」だったりって、これ結構な距離ですよね。
悪いことは出来ないもんだなぁ~と思いつつ、警察はどんな方法でわずかな手掛かりを元に、何万人と居る街中で捕り物を成功させているのだろうかといつも考えてしまいます。
私が銀行強盗だとして、事件を発生させその後逃走するとしても数キロも離れたら一般市民と同化するでしょうし、傍から見たら「ただの歩行人」に過ぎないはずです。
なのに警察はなぜ短時間に不審人物を割り出し、遠方の路上に居る犯人を特定することができるのでしょうか

A 回答 (2件)

警察の場合、警察本部、警察署、交番・駐在所など、はじめから警官を各地に配置しているわけです。

もちろん電話や無線などで情報を共有しますから、何か事件があれば、即座に各地の警官が対応します。

ただ昔から、広域捜査ができたわけではなく、現在の警察法施行により市単位から道府県単位の警察になり、さらに管区警察局ができるなど広域犯罪に対する体制を整えてきたのです。

傍らから見て犯人だと気づくのは、警官が最初は外勤、すなわち交番のお巡りさんに就けられるからでしょう。これで怪しい人物を見分ける訓練をつまされるわけです。

それからNシステムの存在も疑われますね。

しかしながら、今までの事件を見ると、計画的・組織的犯罪の被疑者を逮捕した例は少ないのではないでしょうか。そもそも逃走を図るということ自体、計画性の薄さを感じさせます。このような被疑者の場合ですと、行動が明らかに不審だったり、検問での対応ですぐに分かってしまうのでしょう。むしろ成功例の方が少ないと思いますよ。

逃走中の被疑者を発見した例で、印象が強いのが連合赤軍が長野山中のアジトを追われ、警察の配備の中、逃げ切れずに浅間山荘に立てこもった事件ですね。この事件では確か、最初に確認しようとした警官が射殺されたか、発砲されたかで、居場所が分かったと記憶しています。このように人質立て篭もり事件に発展する場合もあり、そんなに簡単なものではないと思いますよ。
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この回答へのお礼

ご返答遅くなり申し訳無いです。

やはり警察官には彼ら特有の「嗅覚」があるということでしょうか。
考えてみるとこの手の事件はあまり計画性を感じないものが殆どですね、確かに・・・。
そういう「素人」は挙動にもあらわれるといったところでしょうか。
Nシステムについては聞いたことがあります。
どんなに遠距離に逃げるとしても、普通なら高速道路を使うでしょうから警察がその気になったら一発なんでしょうね。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/17 10:49

警察官は、受令機(無線機)を持っていて、


捜査で得た犯人の特徴、逃走手段・方向など、
情報を逐一流しています。

不振者の尋問を行っている最中にも、他の一人が尋問の情報を紹介しています。
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この回答へのお礼

無線機を持っているのは知っていましたが、逐一、一斉同報送信みたいなことをしているとは思いませんでした。
管轄外の他の警察官ともそういう連携は欠かしていないのでしょうね。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/06 01:19

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