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(10)連用修飾語を作り、状態・様子を表す。「いといたく面痩(おもや)せ給へれど、なかなかいみじくなまめかしく―、ながめがちに音(ね)をのみ泣き給ふ」(大辞泉)

これは現代でも使われる用法ですか?「連用修飾語を作り」が、よく分からないので例文をあげてください。

A 回答 (7件)

>これは現代でも使われる用法ですか?



この例文は平安時代の古い文章からの引用なのであまり参考にはなりません。
無視してかまいません。

>「連用修飾語を作り」が、よく分からない

用言を修飾しているので「連用修飾語を作り」と書いてありますが、口語では、

走っている
暑くてしょうがない
泣いてばかりいる

のように使用します。この「て」は先にも回答の通り、話者による確認を表すものです。■
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#3、#4です。



原文と現代語翻訳文の説明を同時に書いたので、わかりづらい内容になっていると思います。混乱していました。
お詫びして以下のように訂正します。

※※※※※
>これは現代でも使われる用法ですか?

使われます。
この「て」は「添加」を表わす接続助詞で、大辞林に「重要にして,かつ緊急を要する議案」という現代文の例文が挙げられている。

(現代語翻訳文)
「とてもひどくお顔がやつれておられるが、なかなか、非常に艶かしい優美さがあって、悩みがちになり、声を出して泣いておられる。」
⇒「ある」の連用形に「て」を加えて、「(優美さが)あって」という連用修飾語を作り、「(泣いて)おられる」という用言(動詞)を修飾している。
「(悩みがちになり、声を出して)泣いておられる。」という状態(「おられる」は状態動詞)に「非常に艶かしい優美さがある」という状態を添加している構図。

(原文)
「いといたく面痩(おもや)せ給へれど、なかなかいみじくなまめかしくて、ながめがちに音(ね)をのみ泣き給ふ」
⇒「なまめかしい」の連用形に「て」を加えて、「なまめかしくて」という連用修飾語を作り、「(泣き)給ふ」という用言(動詞)を修飾している。
「(ながめがちに音をのみ)泣き給ふ」という状態に「なかなかいみじくなまめかしい」という状態を添加している構図。

(10)連用修飾語を作り、状態・様子を表す。(大辞泉)
という用法でも間違いではありませんが、
(4)並列・添加・対比などを表す。(大辞林)
という用法に該当すると考える方が妥当でしょう。
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No.1 の補足です。



>>先行コメントにある〈正しくは話者による確認を表す助動詞〉は考えないほうがよいでしょうね。一般的な考え方ではありません。

などというコメントがありますが、結局1.~10.とあれこれ並べて何を言っているの不明な説明にしかなりません。

これが、「一般的な考え方」の誤り、欠点です。■
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#3です。


失礼しました、訂正です。

×
「(いみじく)なまめかしく」という用言(形容詞)を修飾している。


「泣き(給ふ)」という用言(動詞)を修飾している。
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使われます。


例文は、

とてもひどくお顔がやつれておられるが、なかなか、非常に艶かしい優美さがあって、悩みがちになり、声を出して泣いておられる。

という意味。
「て」は、添加を表わす接続助詞として使われている。
「悩みがちになり、声を出して泣いておられる。」という状態に「非常に艶かしい優美さがある」という状態を添加している構図。
(4)並列・添加・対比などを表す。(大辞林)
という用法に該当。
「重要にして,かつ緊急を要する議案」という現代文の例文が挙げられている。

「ある」連用形に「て」を加えて、「(優美さが)あって」という連用修飾語を作り、「(いみじく)なまめかしく」という用言(形容詞)を修飾している。
(10)連用修飾語を作り、状態・様子を表す。
でも間違いではありませんが、大辞林語釈のほうが適切でわかりやすい語釈と思います。
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まず辞書をひきます。


https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%81%A6/#jn- …
 全文は末尾に。
 現代でも使われるか? かなりむずかしい問題だと思いますが、「あまり使われない」と考えるのがよいのでは。
 (10)を使っているということは、違法辞書ではありませんか? ちゃんと勉強する気なら、正規の辞書をひきましょう。正規の辞書は(10)など使っていません。
 違法辞書はヘンなことになっていることがあります。
【広辞苑無料検索 って知ってますか 〈4〉 名詞と形容動詞 辞書】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12616971831.html

 おそらく、現代では〈10 連用修飾語を作り、状態・様子を表す〉は〈2 原因・理由を表す。…ので。…ために。「頭が痛くて寝ていた」〉に含まれるのでは。
〈10〉には古文の例文しかありませんよね。現代では「あまり使われない」からでしょう。

 先行コメントに、下記の例文があります。ちょっと違うのでは。
空を見【て】いる。
雨が降っ【て】いる。
 これはおそらく〈9 補助動詞に続けて、動作・作用の内容を具体的に示す意を表す。「思い出してみる」「嫌になってしまう」〉でしょうね。

 ただし、接続助詞の使い方は多様なので、解釈が分かれることもあります。あんまり厳密に考えても意味がないのでは。
 前にも書きましたが、部分的に質問してその時はわかっ(たつもりになっ)ても、ほかの例が出てきたときには理解できないと思います。
 ちゃんとした参考書か、下記あたりで体系立てて勉強するべきでしょう。
http://www.coelang.tufs.ac.jp/mt/ja/gmod/content …

 ↑では「て」を〈伝統的には「助詞」の1つとされていますが、現代語では動詞との結びつきが強いので、動詞の変化形の1つ(て形)として教えることが多いです〉としています。
 そういう考え方もできるでしょう。外国人に教えるための「日本語文法」の考え方だと思います。
 先行コメントにある〈正しくは話者による確認を表す助動詞〉は考えないほうがよいでしょうね。一般的な考え方ではありません。
 学校文法では接続助詞にしているので、辞書も接続助詞にしています。


https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%81%A6/#jn- …
===========引用開始
出典:デジタル大辞泉(小学館)

て の解説
[接助]活用語の連用形に付く。ガ・ナ・バ・マ行の五段活用動詞の音便形に付く場合は「で」となる。形容詞、形容詞型助動詞に付く場合は「って」の形をとることもある。
1 ある動作・作用から、次の動作・作用へと推移・連続する意を表す。「学校に行って勉強する」「着替えをすませて寝る」

「春過ぎ―夏来たるらし白妙の衣干したり天の香具山」〈万・二八〉

2 原因・理由を表す。…ので。…ために。「頭が痛くて寝ていた」

「老いかがまり―室 (むろ) の外 (と) にもまかでず」〈源・若紫〉

3 手段・方法を表す。「歩いて通学する」「泣いて抗議する」

4 時間の経過を表す。「卒業して五年になる」

5 並立・添加を表す。「雨が降って風が吹く」「大きくて甘い柿」

「昔、男臥し―思ひ、起き―思ひ」〈伊勢・五六〉

6 逆接を表す。「わかっていて答えない」「見て見ぬふり」

「昔、男身はいやしく―、いとになき人を思ひかけたりけり」〈伊勢・九三〉

7 (「…て…て」の形で)強調の意を表す。「売って売って売りまくる」

8 (「…について」「…に関して」「…に関して」「…にとって」などの形で)次の動作・作用の行われる事態・状況・関係事物などを提示する意を表す。「この問題に関して触れるならば」「我々にとって大事なことは」

9 補助動詞に続けて、動作・作用の内容を具体的に示す意を表す。「思い出してみる」「嫌になってしまう」

「五条なる家たづね―おはしたり」〈源・夕顔〉

10 連用修飾語を作り、状態・様子を表す。

「いといたく面痩 (おもや) せ給へれど、なかなかいみじくなまめかしく―、ながめがちに音 (ね) をのみ泣き給ふ」〈源・夕顔〉
===========引用終了
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空を見【て】いる。


雨が降っ【て】いる。

などと同じ「て」です。

「連用修飾語を作り」とは、「なまめかしく【て】~泣き給ふ」と用言「泣く」を修飾しているためです。

この「て」は学校(橋本)文法では接続助詞としていますが、正しくは話者による確認を表す助動詞です。

少し難しいかもしれませんが、詳しくは下記を参照下さい。

「て」は接続助詞か?
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2748&id=8767 …
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