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建築家の方って、自分の建てる住宅の断熱っていつも決まったパターンを(経験、理論、エコロジーなどを考えて)使うのでしょうか?
例えば施主が「断熱材は●●を使って外断熱(充填断熱)にして下さい」といった場合、それが自分のやったことがない(または否定的に見ている)方法だったときには「それは使えない」と言われてしまうのでしょうか?

逆に言えば、テイストでは絞りきれない場合、自分と断熱や機密について意見の合う人を選べばいいということになるのでしょうか?

A 回答 (4件)

断熱はどっちがエライ!? という論争はつきるところがありませんよね...


消費者として、一体何が何なんだか???の最たる問題の代表的なひとつといえるかと思います。

ところで、センセイの側にしてみると、こんどは深刻な設計者責任の話になってくる訳です。

つまり、「我が輩の主義は○○断熱である」と自信を持って唱える先生は、自分が責任を持てる断熱工法だからこそ、こう唱えているという訳です。

内断熱派の先生に、無理矢理外断熱で設計を頼んで、もし不具合が起きた場合には、施主としては消費者の権利で当然になんとかしてほしいですよね!
その場合、実際どうなるかと言うと、すごいどろどろした賠償補償の話になってしまいます。

で、その責任の取り方、というのは、基本的には設計図を引いた先生に誤りがあるのか?施工した工務店がちょんぼをしたのか?使用者の建て主が使用方法をまちがえてたのか?と細かく分類されます。

設計図を引く先生にしてみれば、自分以外の責任で事故になった場合は「ほら、だから言ったじゃないですか」で無罪放免になるわけですが、そうでなかったらとことん責任を取らされてしまいます。

そこで、本当に自分の設計図の責任をとるはめになった場合を考えるのです。

「わたしは○○断熱派」とはっきり主張しているほうの工法であれば、当然に多数の実績を持っていて、なにか事故が起きても対処と具体的な責任のとりかたを想定している訳です。

自分の不得意な工法をむりやりお得意さんに頼まれて、もし事故が起きた時には保険という手もあるのですが、保険は満額がおりる訳ではないので、やはり設計者が自腹で責任をとらないといけないし、評判が落ちることも恐れるわけです。

ですから非常に単純な話で、自分の責任が取れない工法はできない、という訳です。


>逆に言えば、テイストでは絞りきれない場合、自分と断熱や機密について意見の合う人を選べばいいということになるのでしょうか?

まったくそのとおりです!(^^)!

この回答への補足

詳しいお返事ありがとうございます。(^^
ところで「断熱や機密について自分と意見の合う建築家」は本などで調べればみつかるのでしょうか?
実はおとといの夜、5~6人、HPのある建築家にメールで「高気密・高断熱」についてどう思うか質問のメールを出してみました。
今日までに返事のあったのは2人。色々忙しくてもう少したってから返事のある人もいるかもしれませんが、意外と回答率が低いのにガックリです。(^^;
コレも人の縁、と言われればそれまでですが・・・。

補足日時:2005/02/24 09:52
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建築家、という名乗り方へのこだわりがなくてもよろしければ、


「町医者」的な市民生活密着型の団体として、「建築士事務所協会」があります。
(もちろん、「建築士事務所協会」の所属会員で、なおかつ「日本建築家協会」
にも掛け持ちで所属している方も多数いますのでご安心下さい)

こちらの、
http://www.taaf.or.jp/link/link.html
「全国の建築士事務所協会リンク集」
というところから、お住まいの(または建設予定地の)事務局、支部長事務所
などへご相談されるのも「信頼できる筋」としてよろしいと思います。

この団体は気さくな「まちの建築士さん」の団体ですので、moore さんの
テイストにあった設計事務所をいろいろ紹介してくれると思います。

(地区によって「主流の工法」のばらつきがありますので、
最初の相談だけではうまくいかないこともあるかもしれませんが、一生に一度
の大きな御買い物ですから、急がず気長にじっくりと腰を据えて細部までご納得
のいかれるお家になさいますといいですね!)
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この回答へのお礼

四つものレスありがとうございます。(^^
親身になっていただき嬉しく思います。
私も一生一度の買い物になると思って真剣になっています。
altosaxさん、どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/02/26 12:43

あと、「建築家」には、ちょっと注意が必要ですのでお気をつけになってください。



建築士はまぎれもない国家資格ですが、建築家というのは「資格」ではなくて、単なる哲学的な呼称の状態ですので。
(これをきちんとした資格にしよう、という動きもあるそうです)

信用おける「建築家」としては、日本建築家協会に正式に所属しているかどうか、という目安はあるのですが。

目安、としか書けない理由は、協会の正会員、と名刺に刷り込んである「本当の建築家」の先生というのは、実は複数名の既存会員の建築家から推薦状をもらった人でないとなれない規定らしいのですが、ステータス欲しさに推薦状を貰いに回って会員登録したり、あと非常に古い時代では「自薦」で入会できた時代もあったそうです。

ですので、本当に人格的なところと芸術的品格と技術力を兼ね備えた建築家の先生、かどうかは、よく見きわめるようにお気をつけください。
あと、単純に施主と「うまが合う、合わない」の相性も大きい世界だと思いますし。

(逆に団地住まいだったり、思わぬしもた屋のおじさんに大先生がいたりして驚くこともあります)

参考URL:http://www.jia.or.jp/
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http://www.art-homes.com/
ここは愛知県の例ですが、「ふつうの施主」が、「自宅新築」のために「建築家」を公募させる、という昔では信じられなかった戸建て住宅での一般公募、はたまた出合い系サイト(???)ですが、ここに限らず「自宅コンペ」というのが最近色々登場してきました。
建設不況で業界がお茶っ引き状態だからこそできるのだと思うのですが、いろいろ御検討されてみてはいかがでしょうか。

「自宅 コンペ」などとキーワードを入れてgoogleなどで検索すると、いろいろ引っ掛かってきます。

ご質問でお求めのものが非常に哲学的な問題でもあり、なおかつ注文建築という製品としての質の高さを追求している訳ですから、検討だけで終わりにするとしても全くの無料という所は質を考えるとちょっと避けて、対価を支払うに見合った真剣な対応を期待できる所のほうが無難かと思います。

(この一般住宅コンペについては私の具体的な経験はありません。ニュースや世間の評判の又聞きです。)
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