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榴弾砲の砲弾を非常に高いところ(具体的には約100m)から落とすとどうなりますか?

A 回答 (1件)

ん?これは?自由落下の計算問題ですか?


 それでよいなら、極めてザックリと手計算すると。

※ターミナル・ヴェロシティ(終端速度?地面に接する時の速度)は、空気抵抗を無視すると160km/hほど。
 実際には空気抵抗が影響するので160㎞/hは出ませんが、物体が砲弾型で先端を下に向けて落下するなら、160㎞/h程度(という低速)では、空気抵抗の影響は少ないでしょう。

※落下時の衝撃というか破壊力というか、要するに運動エネルギは、弾頭の重さによります。
 例えば・・・米軍のM777(155mm榴弾砲)のM107弾頭は95ポンド(42~3㎏ぐらい?)とすると、地面に落下した時の運動エネルギは・・・かなりアバウトですが、43000Jとか、そのぐらい。ワットにすると、0.01kwhぐらい?

※なんかすごく判り難いですが、43000Jと言うと、例えば・・・1.2トンのクルマが3.5mの高さから落ちた時の衝撃ぐらいになりますかね?
 ちょうどリッターカーが、タワーパーキングの2階から、アクセル踏み間違いで壁をブチ破って落下した感じ、でしょうか?

・・・っというワケで速度、運動エネルギ共に意外に大したことがありませんが、そもそも100mというのは、榴弾の放物落下としては決して『非常に高いところ』ではありません。
 どちらかというと殆ど『地表』と見做せる程度の高さで、故に速度も運動エネルギもこの程度にしかならない、ということです。

 それでもまぁ榴弾の信管を点火させるには十分な衝撃ではあるので、『100mの高さから榴弾を落としたら』・・・弾頭は破裂し、破片を周囲にバラまいて、ヒトや建物、車両等に被害を及ぼすでしょう。
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